トランセンデンス
2015-01-27(Tue)
ストーリー自体はさほど面白いものではなかったけど、
内容的に興味深いものがあった。

TRANSCENDENCE
監督:ウォーリー・フィスター
製作:2014年 アメリカ
上映時間:119分
出演:*ジョニー・デップ *レベッカ・ホール *ポール・ベタニー *モーガン・フリーマン *キリアン・マーフィー *ケイト・マーラ
もし、コンピュータに
科学者の頭脳をインストールしたらーーー
ウィル(ジョニー・デップ)とエヴリン(レベッカ・ホール)は
人工知能AIを研究する優秀な科学者夫婦。
講演会でエヴリンは、「AIは病気だけでなく
貧困や飢餓をなくす。」と話します。
ウィルは 「自我を持ったAIがネットで繋がれば
人類を超越(トランセンデンス)する。」と言い、
「そうなるには万物の基本的な謎・・・意識とは?魂とは?・・
を解かねばならない。」とも話しています。
この映画の要約が冒頭で語られていたんですね~
反テクノロジー・テロ集団に襲われ死にかけていた
ウィルの意識をエヴリンはコンピュータにアップロードします。
ネットに繋がったウィルはあらゆる情報を収集し、
すさまじい進化をする・・・
ネタバレあるかも ↓

ジョニーの姿が浮かび上がっていると彼そのものだと思いたくなるよね
ここでやっぱり思い浮かぶのは「ターミネーター」や
「マトリックス」「アイ・ロボット」などなど、
AIが反乱を起こして人類の脅威となる・・・って事ですよね!
本作でもウィルが病気の人達を治す所までは良かったけど、
その人達がウィルと意識が繋がってゾンビみたいになっちゃって、
だんだん不気味な雰囲気になっていくんだよね。
技師が「僕だよ、これで君に触れられる」と迫ってきた時は
「キモ~い!」ってゾッとしたわ~(><)
いつも妻の状態を監視してたり、
雨水にナノロボットを入れて地球に広げる・・・となってからは、
ウィルは神となって世界を支配したいのか?とも思ったな~
それでも、友人マックス(ポール・ベタニー)とテロ集団、
ジョセフ(モーガン・フリーマン)と捜査官(キリアン・マーフィー)が
こぞってウィルを破壊しようとするのも、どうもしっくりこなかった。
ウィルは誰も傷付けていなかったからね。
最終的には、ウィルは支配を目指したわけじゃなく
妻の思い描いた夢を実現しようとしただけだった・・・
というオチのストーリーだったわけですね。
ウィルは病気や飢餓を無くし、汚染を浄化し、
美しい自然を蘇らせようとしていただけだったんだ。
人間は未知のものを恐れる事しか出来ないので、
あのような悲しいラストになったというお話でした。
ストーリーとしては夫婦愛を描いていて
特に凄いと思えるものではなかったものの、
なんかいろいろ考えさせられる内容でしたね。
AIのウィルは本当のウィルと言えるのか?とかね。
最後まで妻への愛を失わなかったけど、意識や魂が
そっくりそのまま機械に取り込めるものかな?
それにネットで大量の情報を得て
進化した時点でウィルとは別物って気がするのよね。
この物語はただの空想とは言えず、現実に優秀な人の頭脳は
残しておきたいからデータ化するでしょうね。
でもそれは人間とは違うよね。あくまで疑似人間。
マックスが「人間の感情は非論理的で矛盾に満ちている。
マシンとは折り合えない」と言っていたけど、私もそう思うなぁ。
何にしろ自我を持ったAIはすごい進化を遂げるでしょうね。
脅威だとばかり思わずに、人類の明るい未来のために
上手く人間がコントロールする立場で
良い方向に進歩させていけるといいですね。
内容的に興味深いものがあった。

TRANSCENDENCE
監督:ウォーリー・フィスター
製作:2014年 アメリカ
上映時間:119分
出演:*ジョニー・デップ *レベッカ・ホール *ポール・ベタニー *モーガン・フリーマン *キリアン・マーフィー *ケイト・マーラ
もし、コンピュータに
科学者の頭脳をインストールしたらーーー
ウィル(ジョニー・デップ)とエヴリン(レベッカ・ホール)は
人工知能AIを研究する優秀な科学者夫婦。
講演会でエヴリンは、「AIは病気だけでなく
貧困や飢餓をなくす。」と話します。
ウィルは 「自我を持ったAIがネットで繋がれば
人類を超越(トランセンデンス)する。」と言い、
「そうなるには万物の基本的な謎・・・意識とは?魂とは?・・
を解かねばならない。」とも話しています。
この映画の要約が冒頭で語られていたんですね~
反テクノロジー・テロ集団に襲われ死にかけていた
ウィルの意識をエヴリンはコンピュータにアップロードします。
ネットに繋がったウィルはあらゆる情報を収集し、
すさまじい進化をする・・・
ネタバレあるかも ↓

ジョニーの姿が浮かび上がっていると彼そのものだと思いたくなるよね
ここでやっぱり思い浮かぶのは「ターミネーター」や
「マトリックス」「アイ・ロボット」などなど、
AIが反乱を起こして人類の脅威となる・・・って事ですよね!
本作でもウィルが病気の人達を治す所までは良かったけど、
その人達がウィルと意識が繋がってゾンビみたいになっちゃって、
だんだん不気味な雰囲気になっていくんだよね。
技師が「僕だよ、これで君に触れられる」と迫ってきた時は
「キモ~い!」ってゾッとしたわ~(><)
いつも妻の状態を監視してたり、
雨水にナノロボットを入れて地球に広げる・・・となってからは、
ウィルは神となって世界を支配したいのか?とも思ったな~
それでも、友人マックス(ポール・ベタニー)とテロ集団、
ジョセフ(モーガン・フリーマン)と捜査官(キリアン・マーフィー)が
こぞってウィルを破壊しようとするのも、どうもしっくりこなかった。
ウィルは誰も傷付けていなかったからね。
最終的には、ウィルは支配を目指したわけじゃなく
妻の思い描いた夢を実現しようとしただけだった・・・
というオチのストーリーだったわけですね。
ウィルは病気や飢餓を無くし、汚染を浄化し、
美しい自然を蘇らせようとしていただけだったんだ。
人間は未知のものを恐れる事しか出来ないので、
あのような悲しいラストになったというお話でした。
ストーリーとしては夫婦愛を描いていて
特に凄いと思えるものではなかったものの、
なんかいろいろ考えさせられる内容でしたね。
AIのウィルは本当のウィルと言えるのか?とかね。
最後まで妻への愛を失わなかったけど、意識や魂が
そっくりそのまま機械に取り込めるものかな?
それにネットで大量の情報を得て
進化した時点でウィルとは別物って気がするのよね。
この物語はただの空想とは言えず、現実に優秀な人の頭脳は
残しておきたいからデータ化するでしょうね。
でもそれは人間とは違うよね。あくまで疑似人間。
マックスが「人間の感情は非論理的で矛盾に満ちている。
マシンとは折り合えない」と言っていたけど、私もそう思うなぁ。
何にしろ自我を持ったAIはすごい進化を遂げるでしょうね。
脅威だとばかり思わずに、人類の明るい未来のために
上手く人間がコントロールする立場で
良い方向に進歩させていけるといいですね。