ラッシュ/プライドと友情
2014-09-03(Wed)
「宿敵の存在を呪わず神の恵みだと思え」
男同士の絆の物語は熱かった!

RUSH
監督:ロン・ハワード
製作:2013年 アメリカ・ドイツ・イギリス
上映時間:124分
出演:*クリス・ヘムズワース *ダニエル・ブリュール *オリヴィア・ワイルド *アレクサンドラ・マリア・ララ
お前がいたから、強くなれた。
70年代F1界でこんなセンセーショナルなドラマがあったとは!
その頃私はROCKにどっぷりハマり込んでいたので、
モーターレースの事は何も知りません。
1年のうちに毎月のようにF1レースが開催されていた事も
知りませんでしたね~
宿命のライバルであったジェームス・ハント(クリス・
ヘムズワース)とニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)の
闘いは、まるで作られた物語のようにドラマティックで
エキサイティングだったんですね!(゚o゚)
経緯も結末も知らない分、驚きと感動が大きかったです★
ネタバレあります ↓

ハントとラウダの性格や生き様がまるで異なるのも面白い!
ハントは享楽主義で自由奔放なチャラ男。
ラウダは実直で理論派。メカにも強く職人気質。
ハントが選んだ結婚相手がスーパーモデルと言うのも
さもありなん。(≧ε≦)
このモデル、ハントを振って、エリザベス・テイラーの元夫
リチャード・バートンと結婚しちゃうのも凄いよね~(@_@;)
ラウダは落ち着きと理解のありそうな美人と結婚。
すると失うものができた事で不安になり、
「幸せは敵だ」って言うのね。
この頃は1年に事故死者が2人はいたと言うから、
どのレーサーも常に死と隣り合わせの
極限の精神状態でレースに臨んでいたと思います。
お気楽そうなハントでもレース前には嘔吐してたものね。
でもハントは離婚してから、思い切りの良い走りが出来て、
成績も上がってきたんですよね。
守るものがあると無いとでは、ビミョーに差が出るでしょうね。
1976年、2人は年間王者をかけて
熾烈なポイント争いをしていた。
8月ドイツ・ニュルンベルグ、天気は雨。
雨のリスクは高い。
ラウダは20%のリスクは認めてもそれ以上は引き受けないと
レースの中止を提案したが、決行となる。
そして、まさかの大クラッシュで瀕死の大やけど!(><)
ラウダ不在の間に、ハントは活躍してポイントを稼ぐ。
ライバルのレース模様を見て、ラウダは
くそ~っ負けてたまるか!と生きるエネルギーを生み出していく。
ライバルの存在がこのように力を奮い立たせ、
人を強くするんですね。
その大やけどから、たった42日でレースに戻るなんて、
これが本当に実話なの?ってびっくり(°□°;)
年間王者が決まる最後の舞台が、日本の
富士スピードウェイって言うのも、もう興奮でしょ(≧∇≦)
並ぶマシンのカッコいい事!
エンジンの轟音が響くとともに、
ハンス・ジマーの音楽も流れる。めっちゃ盛り上がる☆
しかも大雨ときた。あの大事故を思い出させる。
不安気な中にも闘志をみなぎらせる2人。
視線を合わせ無言で指を立てて合図をする。
もうここで涙が出そうだったわ。
しかしラウダは衝撃的な決断をするんですね。
守りたいものが出来た事、前回の大事故の苦しみ、
必要以上のリスクは冒したくないという考え方、
それまでの彼の心理が描かれているのでスンナリ納得出来ました。
一方、ハントは激走して年間チャンピオンになったと言う、
これまた劇的な結末に。(゚o゚) 出来過ぎなくらいの展開(^^;
ざっくり言うと、レースとは、ハントにとっては夢で、
ラウダにとっては仕事だったのかも。
だからハントは命懸けで走り、夢を実際に手に入れ、
実力を証明した事で満足して引退した。
ラウダは仕事に対して実直で、
情熱はあっても命を捨ててもいいとまでは思えなかった。
いや、実際はそんな簡単な事ではないでしょうけどね。(^^;
途中棄権して負けた時に「悔いは無い」と言い切る彼は
常にブレがなかったですね。
ラストに ご本人の映像があったけど、
クリスもダニエルもよく似せてたんだ!(^_^)
ライバルは互いに闘志を燃えさせ、
高みに押し上げるものなんですね。
互いを認め合った男同士の絆にすごく胸が熱くなりました。
レースシーンも臨場感があって、実に面白かった~★
関連記事*****
「グッバイ、レーニン!」
「マイティ・ソー」
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
「ビューティフル・マインド」
「シンデレラマン」
「ダ・ヴィンチ・コード」
「天使と悪魔」
男同士の絆の物語は熱かった!

RUSH
監督:ロン・ハワード
製作:2013年 アメリカ・ドイツ・イギリス
上映時間:124分
出演:*クリス・ヘムズワース *ダニエル・ブリュール *オリヴィア・ワイルド *アレクサンドラ・マリア・ララ
お前がいたから、強くなれた。
70年代F1界でこんなセンセーショナルなドラマがあったとは!
その頃私はROCKにどっぷりハマり込んでいたので、
モーターレースの事は何も知りません。
1年のうちに毎月のようにF1レースが開催されていた事も
知りませんでしたね~
宿命のライバルであったジェームス・ハント(クリス・
ヘムズワース)とニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)の
闘いは、まるで作られた物語のようにドラマティックで
エキサイティングだったんですね!(゚o゚)
経緯も結末も知らない分、驚きと感動が大きかったです★
ネタバレあります ↓

ハントとラウダの性格や生き様がまるで異なるのも面白い!
ハントは享楽主義で自由奔放なチャラ男。
ラウダは実直で理論派。メカにも強く職人気質。
ハントが選んだ結婚相手がスーパーモデルと言うのも
さもありなん。(≧ε≦)
このモデル、ハントを振って、エリザベス・テイラーの元夫
リチャード・バートンと結婚しちゃうのも凄いよね~(@_@;)
ラウダは落ち着きと理解のありそうな美人と結婚。
すると失うものができた事で不安になり、
「幸せは敵だ」って言うのね。
この頃は1年に事故死者が2人はいたと言うから、
どのレーサーも常に死と隣り合わせの
極限の精神状態でレースに臨んでいたと思います。
お気楽そうなハントでもレース前には嘔吐してたものね。
でもハントは離婚してから、思い切りの良い走りが出来て、
成績も上がってきたんですよね。
守るものがあると無いとでは、ビミョーに差が出るでしょうね。
1976年、2人は年間王者をかけて
熾烈なポイント争いをしていた。
8月ドイツ・ニュルンベルグ、天気は雨。
雨のリスクは高い。
ラウダは20%のリスクは認めてもそれ以上は引き受けないと
レースの中止を提案したが、決行となる。
そして、まさかの大クラッシュで瀕死の大やけど!(><)
ラウダ不在の間に、ハントは活躍してポイントを稼ぐ。
ライバルのレース模様を見て、ラウダは
くそ~っ負けてたまるか!と生きるエネルギーを生み出していく。
ライバルの存在がこのように力を奮い立たせ、
人を強くするんですね。
その大やけどから、たった42日でレースに戻るなんて、
これが本当に実話なの?ってびっくり(°□°;)
年間王者が決まる最後の舞台が、日本の
富士スピードウェイって言うのも、もう興奮でしょ(≧∇≦)
並ぶマシンのカッコいい事!
エンジンの轟音が響くとともに、
ハンス・ジマーの音楽も流れる。めっちゃ盛り上がる☆
しかも大雨ときた。あの大事故を思い出させる。
不安気な中にも闘志をみなぎらせる2人。
視線を合わせ無言で指を立てて合図をする。
もうここで涙が出そうだったわ。
しかしラウダは衝撃的な決断をするんですね。
守りたいものが出来た事、前回の大事故の苦しみ、
必要以上のリスクは冒したくないという考え方、
それまでの彼の心理が描かれているのでスンナリ納得出来ました。
一方、ハントは激走して年間チャンピオンになったと言う、
これまた劇的な結末に。(゚o゚) 出来過ぎなくらいの展開(^^;
ざっくり言うと、レースとは、ハントにとっては夢で、
ラウダにとっては仕事だったのかも。
だからハントは命懸けで走り、夢を実際に手に入れ、
実力を証明した事で満足して引退した。
ラウダは仕事に対して実直で、
情熱はあっても命を捨ててもいいとまでは思えなかった。
いや、実際はそんな簡単な事ではないでしょうけどね。(^^;
途中棄権して負けた時に「悔いは無い」と言い切る彼は
常にブレがなかったですね。
ラストに ご本人の映像があったけど、
クリスもダニエルもよく似せてたんだ!(^_^)
ライバルは互いに闘志を燃えさせ、
高みに押し上げるものなんですね。
互いを認め合った男同士の絆にすごく胸が熱くなりました。
レースシーンも臨場感があって、実に面白かった~★
関連記事*****
「グッバイ、レーニン!」
「マイティ・ソー」
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」
「ビューティフル・マインド」
「シンデレラマン」
「ダ・ヴィンチ・コード」
「天使と悪魔」