危険なプロット
2014-05-24(Sat)
サスペンスとコメディが共存する不思議な味わい。
胸がザワつく感覚が面白い!

DANS LA MAISON
IN THE HOUSE
監督:フランソワ・オゾン
製作:2012年 フランス
上映時間:105分
出演:*エルンスト・ウンハウアー *ファブリス・ルキーニ
*クリスティン・スコット・トーマス *エマニュエル・セニエ
教師と生徒の個人授業は、
いつしか息詰まる心理戦に変わる。
わたくし、ポスターから勝手に想像していました。
女教師と男子生徒の禁断の愛の物語だと。
と言うのも、ポスターの人が女教師に見えたのよね~(^▽^;)
こういう、中年女性っているよね?ね?(^^;
でも映画を観たら、このエルンスト・ウンハウワー君は、
なかなかの魅力を持った妖しい美少年に映ってました!
彼のおかげで物語に引き付けられたと言っていいです。
物語は・・・制服を着た生徒達が没個性的であるように、
彼らの書く作文もつまらなくて、国語教師のジェルマン
(ファブリス・ルキーニ)はうんざりしていた。
しかしある日、クロードと言う生徒の書いた文章に心惹かれる。
クラスメイトの家庭を題材にして覗き見たものを、
皮肉な視線で綴っているのだ。
そして最後には必ず「続く」とある!
ネタバレあるかも ↓
胸がザワつく感覚が面白い!

DANS LA MAISON
IN THE HOUSE
監督:フランソワ・オゾン
製作:2012年 フランス
上映時間:105分
出演:*エルンスト・ウンハウアー *ファブリス・ルキーニ
*クリスティン・スコット・トーマス *エマニュエル・セニエ
教師と生徒の個人授業は、
いつしか息詰まる心理戦に変わる。
わたくし、ポスターから勝手に想像していました。
女教師と男子生徒の禁断の愛の物語だと。
と言うのも、ポスターの人が女教師に見えたのよね~(^▽^;)
こういう、中年女性っているよね?ね?(^^;
でも映画を観たら、このエルンスト・ウンハウワー君は、
なかなかの魅力を持った妖しい美少年に映ってました!
彼のおかげで物語に引き付けられたと言っていいです。
物語は・・・制服を着た生徒達が没個性的であるように、
彼らの書く作文もつまらなくて、国語教師のジェルマン
(ファブリス・ルキーニ)はうんざりしていた。
しかしある日、クロードと言う生徒の書いた文章に心惹かれる。
クラスメイトの家庭を題材にして覗き見たものを、
皮肉な視線で綴っているのだ。
そして最後には必ず「続く」とある!
ネタバレあるかも ↓
「続く」とあれば、その先が気になるものよね~!
しかも、外からは分からない他人の家の中の秘密なのだ!
彼の文章に才能を感じ しかも内容も気になる教師は、
個人指導を始めます。
教師はいつもとぼけた顔をしているので、
この人が出てくるとコメディに見えるんですよね~(^▽^;)
クロードに特別な愛情はなさそうな、危険な香りゼロタイプ(≧ε≦)
だけど、ストーリーの続きを読みたいのと、
小説を面白くしたい願望で、テストを盗み出したり、
クロードと友人の母とのキスシーンに割り込んできたり(虚構)
常識を逸脱した行動をとるようになるんですね。
こういう危な気ない人でも、日常に潜む狂気を持っていると
言う事が見てとれてなかなか面白いです。
そして、指導しているはずが、
反対に生徒に翻弄されていくのだ!
クロードが出てくるシーンは、魔性の美少年の妖しさに
包まれていて、危険で耽美なムードが漂います~~☆
でもそれほど強い毒気は無いな~って思ったんだけどね。
本作にコメディ・テイストが入っているせいかな。
他人の引き出しを開けたり寝室まで忍び込んだり、
いったい何が目的なんでしょう。
彼の孤独で不幸な家庭環境からすると、
平凡な家庭への憧れを感じました。
そこに自分の居場所をと思って、ある家庭に近付く。
居場所がないと分かると破壊したくなる。
でも友人ラファの家庭は思ったより絆が強くて壊れなかった。
教師の家庭は壊れ、教師だけがクロードの傍に残りましたね。
クロードが友人の母や教師の妻に色目を使ったのは、
マザコンのせいですよね~
でも熟女は少年ごときに射抜かれはしませんよ(≧ε≦)
彼の放った矢は、人間の中にある狂気や、
危険に惹かれる性や、人間関係の脆さに突き刺さりました。
サスペンスとコメディの共存で重い話にならなかったですね。
でもゾクゾクして胸がザワつく感じが楽しめました★
クロードを強烈な毒として描いたサスペンスも観てみたいな~
関連記事*****
「8人の女たち」
「スイミング・プール」
「ぼくを葬る」
しかも、外からは分からない他人の家の中の秘密なのだ!
彼の文章に才能を感じ しかも内容も気になる教師は、
個人指導を始めます。
教師はいつもとぼけた顔をしているので、
この人が出てくるとコメディに見えるんですよね~(^▽^;)
クロードに特別な愛情はなさそうな、危険な香りゼロタイプ(≧ε≦)
だけど、ストーリーの続きを読みたいのと、
小説を面白くしたい願望で、テストを盗み出したり、
クロードと友人の母とのキスシーンに割り込んできたり(虚構)
常識を逸脱した行動をとるようになるんですね。
こういう危な気ない人でも、日常に潜む狂気を持っていると
言う事が見てとれてなかなか面白いです。
そして、指導しているはずが、
反対に生徒に翻弄されていくのだ!
クロードが出てくるシーンは、魔性の美少年の妖しさに
包まれていて、危険で耽美なムードが漂います~~☆
でもそれほど強い毒気は無いな~って思ったんだけどね。
本作にコメディ・テイストが入っているせいかな。
他人の引き出しを開けたり寝室まで忍び込んだり、
いったい何が目的なんでしょう。
彼の孤独で不幸な家庭環境からすると、
平凡な家庭への憧れを感じました。
そこに自分の居場所をと思って、ある家庭に近付く。
居場所がないと分かると破壊したくなる。
でも友人ラファの家庭は思ったより絆が強くて壊れなかった。
教師の家庭は壊れ、教師だけがクロードの傍に残りましたね。
クロードが友人の母や教師の妻に色目を使ったのは、
マザコンのせいですよね~
でも熟女は少年ごときに射抜かれはしませんよ(≧ε≦)
彼の放った矢は、人間の中にある狂気や、
危険に惹かれる性や、人間関係の脆さに突き刺さりました。
サスペンスとコメディの共存で重い話にならなかったですね。
でもゾクゾクして胸がザワつく感じが楽しめました★
クロードを強烈な毒として描いたサスペンスも観てみたいな~
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「スイミング・プール」
「ぼくを葬る」