サイド・エフェクト
2014-05-02(Fri)
社会派ドラマじゃなくてサスペンスだったのね。

SIDE EFFECTS
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
製作:2013年 アメリカ
上映時間:106分
出演:*ジュード・ロウ *ルーニー・マーラ *チャニング・テイタム
*キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
事件に潜む、もう一つの“副作用(サイド・エフェクト)”
夫がインサイダー取引で逮捕され、幸せな生活から転落したエミリー
(ルーニー・マーラ)は、うつ病になる。
一旦良くなったと思われたが、夫の出所後に自殺未遂を図る。
精神科医のバンクス(ジュード・ロウ)は、以前の彼女の担当医である
シーバート医師から話を聞き、診察を重ね新薬アブリクサを処方する。
その副作用でエミリーは夢遊病を発症する。
ソダーバーグ監督作品では前に「コンテイジョン」を観ていたため、
本作もまたそれと同じような社会派の、
薬の副作用の恐怖を描いたものかなと思い込んでいました。
なので、二転三転していくサスペンスだった事に戸惑い、
誰かが何かを企んでいると疑った目で観ていなかったので、
途中まですっかり騙されていました (^^;
明かされた真相には、そんな事だったとは!と素直に驚きましたよ。
ネタバレあるかも ↓
冒頭で床の血糊を映し出します。誰が死ぬのかと思いきや・・・
そうだったか・・・お気の毒に(≧ε≦)
その時、幽霊のように無表情で夫を刺しているエミリーの様子は、
ホラーのように不気味で恐ろしかった~( ̄□ ̄;)
エミリーが薬のせいで心神喪失&無罪となれば、
薬を処方したバンクスが訴えられる。
バンクスは患者のエミリーを守りたいが、
自分が罰せられるというジレンマを抱える事になる。
そして実際、事件が起きた事で、他の患者が離れ、
同業の医師から疎まれ、家族も去っていきます。
社会的地位も家庭も失いかける窮地に追い込まれちゃう~(゚o゚)
薬を処方しただけで医師がそこまで責任を問われるのか~?(@_@;)
日本では抗インフルエンザ薬タミフルによる異常行動が
毎年話題になるけど、薬と行動の因果関係は確認できない・・・で
終わってるもんね。(精神科とは事情が違うかもしれないけど)
本作では、医師だけでなく、
もちろん製薬会社も評価を下げ株価が暴落してしまいます。
エミリーが深く悲しむでもなく、「薬のせいだ」と声明を発表した辺りで、
「なんじゃ、この女」ってなって、やっとアレ?と見方が変わりました(^^;
それまでは病に苦しむ儚げな女性に見えていたのに。
薬と犯行の因果関係を掘り下げるものではなかったんですね。
夫が株に詳しかった事、シーバート医師が胡散臭かった事は
伏線になっていたのか~(゚o゚)
バンクスも、よく彼女が嘘をついていると分かったよね。
途中で目が血走っていたので、大丈夫か不安になったけど、
その後の逆襲は徹底的にやり切って爽快感がありました!
サスペンスとしてなかなか面白かったです。
副作用を知りながら薬漬けになっている(している)現代、
その裏で変動する経済、そのような社会問題が
サイドでエフェクト(影響)していました。(≧ε≦)

SIDE EFFECTS
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
製作:2013年 アメリカ
上映時間:106分
出演:*ジュード・ロウ *ルーニー・マーラ *チャニング・テイタム
*キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
事件に潜む、もう一つの“副作用(サイド・エフェクト)”
夫がインサイダー取引で逮捕され、幸せな生活から転落したエミリー
(ルーニー・マーラ)は、うつ病になる。
一旦良くなったと思われたが、夫の出所後に自殺未遂を図る。
精神科医のバンクス(ジュード・ロウ)は、以前の彼女の担当医である
シーバート医師から話を聞き、診察を重ね新薬アブリクサを処方する。
その副作用でエミリーは夢遊病を発症する。
ソダーバーグ監督作品では前に「コンテイジョン」を観ていたため、
本作もまたそれと同じような社会派の、
薬の副作用の恐怖を描いたものかなと思い込んでいました。
なので、二転三転していくサスペンスだった事に戸惑い、
誰かが何かを企んでいると疑った目で観ていなかったので、
途中まですっかり騙されていました (^^;
明かされた真相には、そんな事だったとは!と素直に驚きましたよ。
ネタバレあるかも ↓
冒頭で床の血糊を映し出します。誰が死ぬのかと思いきや・・・
そうだったか・・・お気の毒に(≧ε≦)
その時、幽霊のように無表情で夫を刺しているエミリーの様子は、
ホラーのように不気味で恐ろしかった~( ̄□ ̄;)
エミリーが薬のせいで心神喪失&無罪となれば、
薬を処方したバンクスが訴えられる。
バンクスは患者のエミリーを守りたいが、
自分が罰せられるというジレンマを抱える事になる。
そして実際、事件が起きた事で、他の患者が離れ、
同業の医師から疎まれ、家族も去っていきます。
社会的地位も家庭も失いかける窮地に追い込まれちゃう~(゚o゚)
薬を処方しただけで医師がそこまで責任を問われるのか~?(@_@;)
日本では抗インフルエンザ薬タミフルによる異常行動が
毎年話題になるけど、薬と行動の因果関係は確認できない・・・で
終わってるもんね。(精神科とは事情が違うかもしれないけど)
本作では、医師だけでなく、
もちろん製薬会社も評価を下げ株価が暴落してしまいます。
エミリーが深く悲しむでもなく、「薬のせいだ」と声明を発表した辺りで、
「なんじゃ、この女」ってなって、やっとアレ?と見方が変わりました(^^;
それまでは病に苦しむ儚げな女性に見えていたのに。
薬と犯行の因果関係を掘り下げるものではなかったんですね。
夫が株に詳しかった事、シーバート医師が胡散臭かった事は
伏線になっていたのか~(゚o゚)
バンクスも、よく彼女が嘘をついていると分かったよね。
途中で目が血走っていたので、大丈夫か不安になったけど、
その後の逆襲は徹底的にやり切って爽快感がありました!
サスペンスとしてなかなか面白かったです。
副作用を知りながら薬漬けになっている(している)現代、
その裏で変動する経済、そのような社会問題が
サイドでエフェクト(影響)していました。(≧ε≦)