ムーンライズ・キングダム
2014-03-01(Sat)
レトロでPOPな世界が楽しい「小さな恋のメロディ」

MOONRISE KINGDOM
監督・ウェス・アンダーソン
製作:2012年 アメリカ
上映時間:94分
出演:*ブルース・ウィリス *エドワード・ノートン *ビル・マーレイ
*フランシス・マクドーマンド *ティルダ・スウィントン
恋をしに出かけよう!ふたりだけの秘密の場所へ
1965年、アメリカのある架空の島を舞台に、
12歳の少年と少女の駆け落ちと、
それに右往左往する大人の様子を、
ユーモアたっぷりに描いたコメディ・ドラマ。
冒頭のおもちゃのような家が可愛くて、
レトロでPOPな世界にハマっていっちゃう☆
赤い服のおじいさんがナレーターで出てくるのとか、
水平に横移動するカメラワークとか、マンガの世界みたい!
大物俳優のブルース・ウィリスやエドワード・ノートンなど
その他大勢がスター・オーラを消して出演しています。
哀愁漂う中年警部や線の細い几帳面なボーイスカウト隊長に
なっていますが、どうもパッとしない所が可笑しい~(≧ε≦)
逃避行をする2人、白いぽっちゃり系メガネの少年サム
(ジャレッド・ギルマン)と、濃いアイシャドーの大人びた少女
スージー(カーラ・ヘイワード)の組み合わせがチグハグだけど、
2人とも問題児扱いされ周囲に違和感を持っている事で
意気投合し、気持ちはしっかりと結び付いています。
秘密のキャンプ地、ムーンライズ・キングダムにテントを張り、
楽しく2人だけの世界に浸る姿も、なんか笑える~(^▽^;)
でも小さい島だからすぐ見つかっちゃう。
ネタバレあります ↓

MOONRISE KINGDOM
監督・ウェス・アンダーソン
製作:2012年 アメリカ
上映時間:94分
出演:*ブルース・ウィリス *エドワード・ノートン *ビル・マーレイ
*フランシス・マクドーマンド *ティルダ・スウィントン
恋をしに出かけよう!ふたりだけの秘密の場所へ
1965年、アメリカのある架空の島を舞台に、
12歳の少年と少女の駆け落ちと、
それに右往左往する大人の様子を、
ユーモアたっぷりに描いたコメディ・ドラマ。
冒頭のおもちゃのような家が可愛くて、
レトロでPOPな世界にハマっていっちゃう☆
赤い服のおじいさんがナレーターで出てくるのとか、
水平に横移動するカメラワークとか、マンガの世界みたい!
大物俳優のブルース・ウィリスやエドワード・ノートンなど
その他大勢がスター・オーラを消して出演しています。
哀愁漂う中年警部や線の細い几帳面なボーイスカウト隊長に
なっていますが、どうもパッとしない所が可笑しい~(≧ε≦)
逃避行をする2人、白いぽっちゃり系メガネの少年サム
(ジャレッド・ギルマン)と、濃いアイシャドーの大人びた少女
スージー(カーラ・ヘイワード)の組み合わせがチグハグだけど、
2人とも問題児扱いされ周囲に違和感を持っている事で
意気投合し、気持ちはしっかりと結び付いています。
秘密のキャンプ地、ムーンライズ・キングダムにテントを張り、
楽しく2人だけの世界に浸る姿も、なんか笑える~(^▽^;)
でも小さい島だからすぐ見つかっちゃう。
ネタバレあります ↓
子供の真剣さ純粋さとは裏腹に、
2人を引き離した大人のいい加減さが見え隠れします。
「もう戻さないでくれ」と言うサムの里親。
不倫をしているシャープ警部とスージーの母親。
親がいないと形式的に少年収容所に送ると言う福祉局員。
ユルいコメディなので本当の悪人はいないけれどね。
いじめっ子が一人いたくらい?
ボーイスカウトの少年達は2人を助ける側に回ります。
サムの恵まれない家庭環境に同情し、このままでは
電気ショック療法で少年収容所行きになると心配し、
2人の真剣さに打たれたせいか・・・
ここでも子供の純粋さが描かれていました。
リーダーのいとこのベンは子供2人の思いを正面で受け止めて、
結婚式をしてくれましたね。50セント玉缶まで渡して(≧ε≦)
この人、良い人だった~
逃げる子供と追う大人に、襲ってくる嵐!
ドタバタになって皆が集まった教会で、
警部はサムを里子にすると決心する。
「守るのが大人の役目」
それを果たそうとする大人達。
まさに雨降って地固まるでしたね★
お話はシンプルだけど、
絵的に、色使い・小物使い・背景など細部に渡って
拘っているセンスを感じました。
冒頭とエンディングの音楽は対になっていました。
異なる一つ一つの楽器が調和して音楽になるように、
私達の世界も同じって事でしょうか。
温かさにホンワカする映画でした。
2人を引き離した大人のいい加減さが見え隠れします。
「もう戻さないでくれ」と言うサムの里親。
不倫をしているシャープ警部とスージーの母親。
親がいないと形式的に少年収容所に送ると言う福祉局員。
ユルいコメディなので本当の悪人はいないけれどね。
いじめっ子が一人いたくらい?
ボーイスカウトの少年達は2人を助ける側に回ります。
サムの恵まれない家庭環境に同情し、このままでは
電気ショック療法で少年収容所行きになると心配し、
2人の真剣さに打たれたせいか・・・
ここでも子供の純粋さが描かれていました。
リーダーのいとこのベンは子供2人の思いを正面で受け止めて、
結婚式をしてくれましたね。50セント玉缶まで渡して(≧ε≦)
この人、良い人だった~
逃げる子供と追う大人に、襲ってくる嵐!
ドタバタになって皆が集まった教会で、
警部はサムを里子にすると決心する。
「守るのが大人の役目」
それを果たそうとする大人達。
まさに雨降って地固まるでしたね★
お話はシンプルだけど、
絵的に、色使い・小物使い・背景など細部に渡って
拘っているセンスを感じました。
冒頭とエンディングの音楽は対になっていました。
異なる一つ一つの楽器が調和して音楽になるように、
私達の世界も同じって事でしょうか。
温かさにホンワカする映画でした。