みなさん、さようなら
2014-02-01(Sat)
濱田岳さんが小6から30歳までを違和感なく演じてる(≧ε≦)
おかしくてホロッとくる、一段ずつの成長。

監督:中村義洋
製作:2012年 日本
上映時間:120分
出演:*濱田岳 *倉科カナ *永山絢斗 *波瑠 *田中圭
悟、12歳。
団地から一歩も出ずに生きると、きめた。
悟は小学校卒業後、「団地の中だけで生きていく」と宣言する。
1980年代の設定で、あの頃の団地は商店街が充実して
何でも揃っていたから、そこで生活出来たかもしれませんね。
12歳の子供が中学校も行かずに、先の人生設計まで考えて、
決断するなんて、まず意志の強さに驚きました。
もちろん変だな~とは思ったんだけど。
ただ引きこもっているだけじゃなくて、自らを律して
勉強も運動もやり実に規則正しい生活を送っている! (゚o゚)
ケンカも経験して、ケーキ屋にも就職して、
女の子との初体験もして・・・・青春の出来事を、
それなりに団地内で済ませてしまう様子を、
テンポ良くコミカルに描いていくので笑って観ていました(≧▽≦)
ネタバレあります ↓
おかしくてホロッとくる、一段ずつの成長。

監督:中村義洋
製作:2012年 日本
上映時間:120分
出演:*濱田岳 *倉科カナ *永山絢斗 *波瑠 *田中圭
悟、12歳。
団地から一歩も出ずに生きると、きめた。
悟は小学校卒業後、「団地の中だけで生きていく」と宣言する。
1980年代の設定で、あの頃の団地は商店街が充実して
何でも揃っていたから、そこで生活出来たかもしれませんね。
12歳の子供が中学校も行かずに、先の人生設計まで考えて、
決断するなんて、まず意志の強さに驚きました。
もちろん変だな~とは思ったんだけど。
ただ引きこもっているだけじゃなくて、自らを律して
勉強も運動もやり実に規則正しい生活を送っている! (゚o゚)
ケンカも経験して、ケーキ屋にも就職して、
女の子との初体験もして・・・・青春の出来事を、
それなりに団地内で済ませてしまう様子を、
テンポ良くコミカルに描いていくので笑って観ていました(≧▽≦)
ネタバレあります ↓
しかし、団地から出られない理由があると分かると、
「団地の皆は僕が守る」とパトロールする姿も
どうも切なく見えてきちゃって・・・(;´o`)
小学校卒業前に悟の目の前で友達が、
突然見知らぬ中学生に刺殺された。
周囲もその出来事の衝撃を分かっていたから、
同窓会を団地集会所でやってくれたし、
ぶっきら棒のケーキ屋店主も彼を雇ってくれたんですね。
そして誰よりも母の包容力は大きかったな~★
何も強制せず、ずっと優しい眼差しで身守ってたもんね。
悟の現在をテレビ番組で映し出しているんだけど、
「あなたは何と闘っているの」とレポーターが聞く。
そうか、ずっとトラウマ・その恐怖と闘っていたんですね。
大山倍達に感銘を受け、
「正義なき力は暴力にすぎず、力なき正義は無能なり」と、
理不尽な暴力に対抗すべく身体も鍛えた。
長い間、鍛錬してきた結果が出るシーンは良かったな~!
28歳の時、虐待を受けていた外国人少女を
とうとう暴力から救う事が出来た。爽快だったな~
本当に団地の人を守れた事で悟の中に変化があったと思います。
そして大切な母の危篤の知らせに、
何のためらいもなく団地の階段を下りていく悟。
その姿に、ウンウンと頷いてました私。(;_;)
一番大切な母を守れなかったのが何だか残念だったけど・・・
団地からはどんどん友達が引っ越していきます。
団地が廃れ、高齢化して外国人が増えて・・・
そういう時代の変化も見事に反映してましたね。
友達もいなくなり、ケーキ屋の主人も母もいなくなった。
もう守るべき人は誰もいない。
本当は守っていると言うより守られていたんでしょうね。
そして、守ってくれる人・場所は永遠じゃない。
「あなたならどこに行っても大丈夫」の母の言葉どおり、
悟は団地を出ます。
なんと18年もかかったけど、
一段一段階段を下りてトラウマを乗り越え、成長したんですよね。
きっとそれは悟にとって必要な時間だったんでしょうね。
道を歩いていく彼の背中をずっと目で追いかけて、
『大丈夫』と声をかけてました。
「団地の皆は僕が守る」とパトロールする姿も
どうも切なく見えてきちゃって・・・(;´o`)
小学校卒業前に悟の目の前で友達が、
突然見知らぬ中学生に刺殺された。
周囲もその出来事の衝撃を分かっていたから、
同窓会を団地集会所でやってくれたし、
ぶっきら棒のケーキ屋店主も彼を雇ってくれたんですね。
そして誰よりも母の包容力は大きかったな~★
何も強制せず、ずっと優しい眼差しで身守ってたもんね。
悟の現在をテレビ番組で映し出しているんだけど、
「あなたは何と闘っているの」とレポーターが聞く。
そうか、ずっとトラウマ・その恐怖と闘っていたんですね。
大山倍達に感銘を受け、
「正義なき力は暴力にすぎず、力なき正義は無能なり」と、
理不尽な暴力に対抗すべく身体も鍛えた。
長い間、鍛錬してきた結果が出るシーンは良かったな~!
28歳の時、虐待を受けていた外国人少女を
とうとう暴力から救う事が出来た。爽快だったな~
本当に団地の人を守れた事で悟の中に変化があったと思います。
そして大切な母の危篤の知らせに、
何のためらいもなく団地の階段を下りていく悟。
その姿に、ウンウンと頷いてました私。(;_;)
一番大切な母を守れなかったのが何だか残念だったけど・・・
団地からはどんどん友達が引っ越していきます。
団地が廃れ、高齢化して外国人が増えて・・・
そういう時代の変化も見事に反映してましたね。
友達もいなくなり、ケーキ屋の主人も母もいなくなった。
もう守るべき人は誰もいない。
本当は守っていると言うより守られていたんでしょうね。
そして、守ってくれる人・場所は永遠じゃない。
「あなたならどこに行っても大丈夫」の母の言葉どおり、
悟は団地を出ます。
なんと18年もかかったけど、
一段一段階段を下りてトラウマを乗り越え、成長したんですよね。
きっとそれは悟にとって必要な時間だったんでしょうね。
道を歩いていく彼の背中をずっと目で追いかけて、
『大丈夫』と声をかけてました。