マリー・アントワネットに別れをつげて
2013-10-19(Sat)
実際にベルサイユ宮殿でロケをしたらしく、
本物ならではの豪華さが素晴らしい。

LES ADIEUX A LA REINE
FAREWELL, MY QUEEN
監督:ブノワ・ジャコー
製作:2012年 フランス・スペイン
原作:シャンタル・トマ「王妃に別れをつげて」
上映時間:100分
出演:*レア・セドゥ *ダンアン・クルーガー
*ヴィルジニー・ルドワイヤン
世界でいちばん残酷な、片想い。
1789年7月14日、バスティーユが陥落しフランス革命が勃発。
揺れるベルサイユ宮殿内の模様を
マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)の
朗読係シドニー(レア・セドゥ)を主人公に描いていく。
シドニーは美しいオーラを放つ王妃を心から崇拝し、
恋焦がれていた。
身分の違う彼女は、王妃の気まぐれに振り回されても、
側で仕える事が出来るだけで幸せだった。
しかし、王妃の寵愛を一身にうけていたのは、
ポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)。
ネタバレあります ↓
本物ならではの豪華さが素晴らしい。

LES ADIEUX A LA REINE
FAREWELL, MY QUEEN
監督:ブノワ・ジャコー
製作:2012年 フランス・スペイン
原作:シャンタル・トマ「王妃に別れをつげて」
上映時間:100分
出演:*レア・セドゥ *ダンアン・クルーガー
*ヴィルジニー・ルドワイヤン
世界でいちばん残酷な、片想い。
1789年7月14日、バスティーユが陥落しフランス革命が勃発。
揺れるベルサイユ宮殿内の模様を
マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)の
朗読係シドニー(レア・セドゥ)を主人公に描いていく。
シドニーは美しいオーラを放つ王妃を心から崇拝し、
恋焦がれていた。
身分の違う彼女は、王妃の気まぐれに振り回されても、
側で仕える事が出来るだけで幸せだった。
しかし、王妃の寵愛を一身にうけていたのは、
ポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)。
ネタバレあります ↓
シドニーは熟睡しているポリニャック夫人の裸体を
嫉妬と羨望の眼差しでジットリと眺める・・・
その時、私は睨む目付きをしてたと思う(≧ε≦)
この夫人は、上手いこと王妃に取り入って、
富と特権をほしいままにしていたイケ好かない女だからね(- -;)
シドニーの対抗するような表情に芯の強さが出ていて良い。
286人のギロチン・リストが出回り、
王侯貴族たちはベルサイユから逃亡します。
ポリニャック夫人も例外じゃありません。
そんな裏切るような人に対しても王妃は心配し、
あろう事か、シドニーに緑のドレスを差し出し、
夫人の身代わりになるよう命じるの!ひっど~い( ̄□ ̄;)
そこでもシドニーは王妃に精一杯の思いを込めて
見つめ返すのだけど、王妃の心にあるのは夫人のみ。
そして元々身寄りのない孤児だったシドニーは、
ベルサイユを離れ、 「誰でもなくなる・・・」で
終わるんだけど、淋しい終わり方ですよね・・・(;_;)
いくら思っても、いくら奉仕しても、
消えてもいい存在だったって事だものね。
シドニーは見返りなど全く求めずに、王妃のためなら
身も心も捧げます・・・という気持ちだったでしょうけど、
「身代わり」ってシドニーの命はどうでもいいって事でしょう?
この救いの無さは後味悪いよね・・・
でも考えてみれば、王妃も同じ事なんですよね。
夫人をどんなに寵愛しても、夫人はさっさと逃げて行った。
どんなに高位な人でも、報われない事はあるんですよね。
王妃も夫人も4年後の1793年に亡くなりますが、
シドニーは自由の身になったと思って、
本当に愛する人をみつければいい!
宮殿内やドレスは豪華絢爛!この時代の雰囲気はステキ~☆
それにしても、あの宮殿には一体何人が暮らしていたのか、
多くの道があって部屋があって、町みたいになってるんですね。
貴族や使用人がウヨウヨいて、ロウソク灯して
歩いているのとか、食事をしているのとか、
そんな舞台裏も興味深くて面白かったです。
嫉妬と羨望の眼差しでジットリと眺める・・・
その時、私は睨む目付きをしてたと思う(≧ε≦)
この夫人は、上手いこと王妃に取り入って、
富と特権をほしいままにしていたイケ好かない女だからね(- -;)
シドニーの対抗するような表情に芯の強さが出ていて良い。
286人のギロチン・リストが出回り、
王侯貴族たちはベルサイユから逃亡します。
ポリニャック夫人も例外じゃありません。
そんな裏切るような人に対しても王妃は心配し、
あろう事か、シドニーに緑のドレスを差し出し、
夫人の身代わりになるよう命じるの!ひっど~い( ̄□ ̄;)
そこでもシドニーは王妃に精一杯の思いを込めて
見つめ返すのだけど、王妃の心にあるのは夫人のみ。
そして元々身寄りのない孤児だったシドニーは、
ベルサイユを離れ、 「誰でもなくなる・・・」で
終わるんだけど、淋しい終わり方ですよね・・・(;_;)
いくら思っても、いくら奉仕しても、
消えてもいい存在だったって事だものね。
シドニーは見返りなど全く求めずに、王妃のためなら
身も心も捧げます・・・という気持ちだったでしょうけど、
「身代わり」ってシドニーの命はどうでもいいって事でしょう?
この救いの無さは後味悪いよね・・・
でも考えてみれば、王妃も同じ事なんですよね。
夫人をどんなに寵愛しても、夫人はさっさと逃げて行った。
どんなに高位な人でも、報われない事はあるんですよね。
王妃も夫人も4年後の1793年に亡くなりますが、
シドニーは自由の身になったと思って、
本当に愛する人をみつければいい!
宮殿内やドレスは豪華絢爛!この時代の雰囲気はステキ~☆
それにしても、あの宮殿には一体何人が暮らしていたのか、
多くの道があって部屋があって、町みたいになってるんですね。
貴族や使用人がウヨウヨいて、ロウソク灯して
歩いているのとか、食事をしているのとか、
そんな舞台裏も興味深くて面白かったです。