レッド・ライト
2013-10-12(Sat)
超常現象や超能力者・霊能力者は存在するのか?
この手の話は好きなので、楽しめました♪

RED LIGHTS
監督:ロドリゴ・コルテス
製作:2012年 アメリカ・スペイン
上映時間:113分
出演:*ロバート・デ・ニーロ *キリアン・マーフィー
*シガーニー・ウィーヴァー
この男を疑い続けろ。
物理学者のマーガレット(シガーニー・ウィーバー)と
トム(キリアン・マーフィー)が、様々な超常現象を
科学的に解明し、ペテン師たちの正体を暴いていく。
霊と交信する女や、観客の病気を言い当て癒す男の
インチキの仕組みを見破る所は爽快感ある~☆
そんな時、伝説の超能力者サイモン・シルバー
(ロバート・デ・ニーロ)が30年ぶりに復活する。
トムはシルバーを調査すべきと主張するが、
マーガレットは、近付いてはいけないと警告する・・・
ロバート・デ・ニーロの存在感とシーンの見せ方から、
他の偽物とは違う凄い能力を持ってそうで、
彼は本物なのかペテン師なのか、俄然興味がわいてきます!
30年前のシルバー=若い頃のデ・ニーロの
ソックリさんが出てきたのは笑えた~(≧▽≦)
ハッキリとしたネタバレあります ご注意を! ↓
この手の話は好きなので、楽しめました♪

RED LIGHTS
監督:ロドリゴ・コルテス
製作:2012年 アメリカ・スペイン
上映時間:113分
出演:*ロバート・デ・ニーロ *キリアン・マーフィー
*シガーニー・ウィーヴァー
この男を疑い続けろ。
物理学者のマーガレット(シガーニー・ウィーバー)と
トム(キリアン・マーフィー)が、様々な超常現象を
科学的に解明し、ペテン師たちの正体を暴いていく。
霊と交信する女や、観客の病気を言い当て癒す男の
インチキの仕組みを見破る所は爽快感ある~☆
そんな時、伝説の超能力者サイモン・シルバー
(ロバート・デ・ニーロ)が30年ぶりに復活する。
トムはシルバーを調査すべきと主張するが、
マーガレットは、近付いてはいけないと警告する・・・
ロバート・デ・ニーロの存在感とシーンの見せ方から、
他の偽物とは違う凄い能力を持ってそうで、
彼は本物なのかペテン師なのか、俄然興味がわいてきます!
30年前のシルバー=若い頃のデ・ニーロの
ソックリさんが出てきたのは笑えた~(≧▽≦)
ハッキリとしたネタバレあります ご注意を! ↓
マーガレットは過去にテレビ番組でシルバーと対決し、
完敗した経験があった。
4才で倒れた病気の息子の存在を見透かすように、
「その子は行きたがっているが、君が邪魔をしている」と言われ、
一言も返せなかったのだ。
そして、一瞬でもシルバーを信じてしまった自分を
ずっと許せないでいた。
息子は生命維持装置で生き永らえていた。
マーガレットは「もし、目に見えない世界があると思えたら、
息子を行かせてあげられるのに」と言う。
つまり、彼女は目に見える世界だけを信じていて、
(実際に奇蹟を一度も見た事がないし)
研究をして生きてきた訳で、それ故に息子を
信じられないあちらの世界に行かせる事が出来ないんですね。
その事が息子にとって良いのか悪いのか葛藤があるのを、
シルバーに見透かされた。
多分これは、前もってシルバー側が、
マーガレットの身辺調査をしてたんでしょうね。
(同じように、懐疑的な記者も証拠が残らない形で
スタッフに殺された気がするな・・・裏で何でもやりそう)
「超能力が嘘だと暴く事の意味」に繋がるんですが、
彼女は息子を生かしている事を正当化するためにも、
起こった超常現象を科学的に否定しているんでしょう。
一方トムがマーガレットと一緒に行動している理由は・・・
トムこそが本物の超能力者で、
自分を否定しながらも、自分に似た人を探すためでした。
途中で「僕は超能力者だ」と言うシーンがあって、
私は素直に「ふ~ん、やっぱりね」と信じたので、
ドンデン返しにはビックリ仰天はなかったけど、
セリフや見せ方に、いろいろ惑わせるものが
あったのは、上手かったです!
シルバーは偽物でした。盲目と言うのも嘘。
うわ~思いっきりネタバレ!(^▽^;)
そこでの「全部偽りだと彼女は知らなかった」の意味は、
「シルバーが偽り」だと思いそうだけど、
「トムが偽っていた」って事なんですよね。
マーガレットが途中で亡くなってしまうタイミングは、
シルバーを調査しない彼女にトムが怒り、
一人でシルバーの公演に行き、スイッチを入れた瞬間、
照明・スピーカーなどの電気機器が破裂するという、
超常現象が起きているのと同時なんです。
自分の能力を制御できないトムが図らずも死なせてしまったのね。
この事は本人もラストでやっと気付きます(;_;)。
思い返す映像の中にチラッとありましたね。
生きているうちに、目に見えない世界もあると
マーガレットに言っていたら慰める事が出来たのに。
せめて、彼女の思いを叶えようと、
トムは彼女の息子の生命維持装置を外します。
人は自分が信じたいものを信じるから錯覚をする・・・
理解し辛いシーンもあったけど、
いろいろ解釈を考えさせる出来事と、
息もつかせぬ展開が、なかなか面白かったです。
完敗した経験があった。
4才で倒れた病気の息子の存在を見透かすように、
「その子は行きたがっているが、君が邪魔をしている」と言われ、
一言も返せなかったのだ。
そして、一瞬でもシルバーを信じてしまった自分を
ずっと許せないでいた。
息子は生命維持装置で生き永らえていた。
マーガレットは「もし、目に見えない世界があると思えたら、
息子を行かせてあげられるのに」と言う。
つまり、彼女は目に見える世界だけを信じていて、
(実際に奇蹟を一度も見た事がないし)
研究をして生きてきた訳で、それ故に息子を
信じられないあちらの世界に行かせる事が出来ないんですね。
その事が息子にとって良いのか悪いのか葛藤があるのを、
シルバーに見透かされた。
多分これは、前もってシルバー側が、
マーガレットの身辺調査をしてたんでしょうね。
(同じように、懐疑的な記者も証拠が残らない形で
スタッフに殺された気がするな・・・裏で何でもやりそう)
「超能力が嘘だと暴く事の意味」に繋がるんですが、
彼女は息子を生かしている事を正当化するためにも、
起こった超常現象を科学的に否定しているんでしょう。
一方トムがマーガレットと一緒に行動している理由は・・・
トムこそが本物の超能力者で、
自分を否定しながらも、自分に似た人を探すためでした。
途中で「僕は超能力者だ」と言うシーンがあって、
私は素直に「ふ~ん、やっぱりね」と信じたので、
ドンデン返しにはビックリ仰天はなかったけど、
セリフや見せ方に、いろいろ惑わせるものが
あったのは、上手かったです!
シルバーは偽物でした。盲目と言うのも嘘。
うわ~思いっきりネタバレ!(^▽^;)
そこでの「全部偽りだと彼女は知らなかった」の意味は、
「シルバーが偽り」だと思いそうだけど、
「トムが偽っていた」って事なんですよね。
マーガレットが途中で亡くなってしまうタイミングは、
シルバーを調査しない彼女にトムが怒り、
一人でシルバーの公演に行き、スイッチを入れた瞬間、
照明・スピーカーなどの電気機器が破裂するという、
超常現象が起きているのと同時なんです。
自分の能力を制御できないトムが図らずも死なせてしまったのね。
この事は本人もラストでやっと気付きます(;_;)。
思い返す映像の中にチラッとありましたね。
生きているうちに、目に見えない世界もあると
マーガレットに言っていたら慰める事が出来たのに。
せめて、彼女の思いを叶えようと、
トムは彼女の息子の生命維持装置を外します。
人は自分が信じたいものを信じるから錯覚をする・・・
理解し辛いシーンもあったけど、
いろいろ解釈を考えさせる出来事と、
息もつかせぬ展開が、なかなか面白かったです。