推理作家ポー 最期の5日間
2013-10-09(Wed)
時代掛かったダークでおどろおどろしい映像はなかなか良い☆

THE RAVEN
監督:ジェームズ・マクティーグ
製作:2012年 アメリカ
上映時間:110分
出演:*ジョン・キューザック *ルーク・エヴァンス *アリス・イヴ
偉大なる作家エドガー・アラン・ポーは、なぜ死んだのか・・・?エドガー・アラン・ポーの謎に包まれた最期の日々。猟奇殺人事件に巻き込まれていたと言う設定で
描いたサスペンス・ミステリー。
1849年、アメリカ、ボルティモア。
偉大なる作家であり詩人であるポーが、
この頃には落ち目になっていて、少々アル中気味で、
新聞に文芸評を書いていたとはね・・・
華はあまり無いジョン・キューザック(失礼な(^^;)が
ポーの侘しい雰囲気を上手く醸し出してましたね~ある日、ポーの小説「モルグ街の殺人」「落とし穴と振り子」を
模した事件が起こる。
ポーの恋人エミリー(アリス・イヴ)が誘拐され、
「事件を小説化して新聞に載せれば、
エミリーの居場所のヒントを教える」と、
挑戦状をたたきつけられる。
ネタバレあります ↓
こういう猟奇的事件は、私 久しぶりで新鮮な気分でした(^▽^;)
大掛かりな振り子なんて、エキサイティング!
エミリーは[リミット]状態で苦しそうだもんだから可哀想~(><)
抑えられた色調の舞踏会も古典ムードたっぷり!
そんな時代がかったゴシック調の映像が好みで、
これは雰囲気がとっても良かったな~☆
犯人の目的はポーに推理小説を書かせる事なんですよね。
「ミザリー」もそうだったけど、
熱狂的なファンであろう事は想像できます。
髪が磁石にくっ付くと言うのもヒントでしたね。
最初のほうにチラッと出ていた男ね・・・
確かにポーに肩入れしてたな~
サイコ・キラーって、存在感を出さずに、
とんでもない事をするんだから、らしくて良いかも。
フィールズ警視(ルーク・エヴァンス)が素敵に
全体を引き締めていて、ラストでも良い仕事してました!
内容より雰囲気で持っていた作品でしたね。
テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画
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コメント
一緒に見た父も言ってたけど「このポーの人、華がないな」と(笑)
確かにうらぶれた役どころにあってますけどね~笑っちゃった
逆になんか華々しいポーって想像つかない!
ああいう小説を書きますから、なんとなくねっとりした偏執的な人物のような感じもしちゃう。実際はどうだったのかわかりませんが。
幼な妻ヴァージニアをとても愛してらしたようですし、情細やかな人だったのかもしれませんね
この作品では恋人もいるし往来で口説いちゃう度胸もある
ルーク演じる警視がかっこよかったですよね
あ、でも…私コメ頂いたレスに書いた「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ」は殺人鬼ものだから、YANさんダメかもしれませんね(><)
いまをときめく(のか?)、アリス・イヴさんが印象に残った最初の作品だなーって。
私にとっては、ですよ。
ルーク・エヴァンスは、かっこよかったです。…ポー(ジョン・キューザック)の立場がない。
ボーとしては、ポーも、かっこよくあってほしいのであった。
こんにちは!
あう、makiさんのお父様と気が合っちゃった(≧ε≦)
J.キューザックは、ちょっと前髪も薄くなっていて(^^;
落ちぶれて飲んだくれの推理作家という役柄に合ってましたね。
なんでエミリーのような可愛い若い女性に愛されたのか、
不思議に思えました(^^;
情細やかだからかな?
作家だからあまりシャキッとした所がない分、
警視がキリリと締まった表情でカッコ良かったです☆
私の全体的な鑑賞数が少ないので、殺人鬼ものも少なくなってるけど、
観るのは大丈夫ですよ。面白いものは観たいな~
こんにちは!
アリス・イヴさんはこれから注目の女優さんなんですか。
清楚で可愛らしい雰囲気でしたね。
全くノー・チェックだったわ。(^^;
J・キューザックは主役の割にどうも存在感が無かったです。
「アイデンティティ」「ニューオーリンズ・トライアル」とか
好きな作品あるんだけどな~
きっと当分見ることが無いので、(ガマンできず)ネタバレ以下も拝読しました!!
ポーの自伝的映画かと思ってたのですが、違っててサスペンス要素バリバリの面白そうな作品ですね。
楽しみです^^
ジョン・キューザックもですが、私はあまり美女オーラの無いアリス・イヴがいつも綺麗どころ、美少女役ばかり貰うのが不思議です。
こんにちは!
本作がレンタル化されたのは3月頃なので、
もうすぐWOWOWで放映されるかも!
ポーの自伝とは違うんだけど、亡くなった時や場所や、
その時につぶやいた言葉とかは事実らしいですよ。
謎に包まれた最期の辺りを独自の設定にして描いてます。
mia☆miaさんはアリス・イヴをご存じだったのね☆
美少女オーラ、本作では割と出てたけど、
私はこれまで全く気に止めてない女優さんでした(^^;
これも劇場鑑賞済み!かなり前に観たような…犯人が誰だか?覚えてない(?_?)
地味な作品だったけど大作の期待はずれより見応えがあった気がする!
ポーの小説を読んでいたら理解が深まりそうで…「ヴァージニア」にもポーが登場するよ
オカルト作家はSキングのファンですねo(^-^)o
こんにちは!
犯人は最初の方にちょっとだけ登場していた人で、
その後は影が薄いままだから、覚えてなくても仕方ないかも。
地味な犯人だから物足りなさが残ってしまうんだけど、
そういう猟奇的殺人犯もいるからね。
ポーの小説に絡めたネタがいろいろあったようで、
小説が好きな人にはもっと楽しめたんでしょうね~
そう言えば最近Sキング作品の映画化って無いような・・・
キャリーのリメイクくらい?
ジョン・キューザックを最初に知ったのは「コン・エアー」です。
捜査官(保安官だったかも?)の役なのに随分優しい顔した兄さんだなーという印象でしたが、どんな役柄にもハマるし出演するジャンルも色々だし
見た目は地味ですが多彩な人だと思います。
そういえばこの映画のジョンはちょっとだけニコラス・ケイジに似てたような。ニコラスとジョンってまた最近競演しましたね、「フローズングラウンド」っていう映画で。
作品としては「シャーロック・ホームズ」からアクションとユーモア抜いてより雰囲気をダーク&ゴシックにした感じでした。万人向けではないけどこの時代設定が好きな人にはお勧めしたい作品です。
こんにちは!
ジョン・キューザックは「コン・エアー」に出てましたか?
何度も観た作品なのに、記憶にないな・・・(^^;すいません。
俳優さんのタイプとして、自分の個性を前面に出していく人と、
個性は消して役柄に溶け込んでいく人とあって、後者なんですよね。
そうそう、今作のジョンは前髪が薄くなっていたせいか(≧ε≦)
ニコラス・ケイジとイメージがちょっと被ってましたね!
それと私も「シャーロック・ホームズ」が頭に浮かびました!
オリンピック盛り上がってますが、映画もご覧になってますか?
【みなさん、さようなら】YANさんのおかげで無事鑑賞できました☆
ほんと、雰囲気はいい作品でしたよね。
それにミステリアスな死を遂げたポーを主人公にし、上手くサスペンスにしてましたね。
ルーク・エヴァンスがカッコよすぎた・・・・(/TДT)/
こんにちは!
オリンピックは今のところ日本にメダルがないので
盛り上がりはこれからでしょうね!
何にしろ私は、映画のほうに全然気持ちが向かない~(^▽^;)
「みなさん、さようなら」観られてよかったですね!
ポーは、おどろおどろしい雰囲気はなかなかでした。
でも、全体的にどうも地味な印象(^^;
そう、ルーク・エヴァンスは男らしくてカッコよかったんだけど・・・
アパートの一室から響き渡る女性の悲鳴に警官隊がかけつけるも時すでに遅く、母親と思われる女性は首がほとんど切り離された状態で横たわり、娘は首を絞められ煙突に逆さまに突っ込まれていた。ドアは内側から鍵がかけられ、窓は釘で打ち付けられている密室殺人であった…。
これ↑は密室殺人を扱った最初の推理小説とも言われているポーの「モルグ街の殺人」における事件です。が、ポーの小説ではC・オーギュスト・デュ...
ポー、好きです。私がボーだから…ってことではないですよ。
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制作国:アメリカ 制作年:2012年
1849年、アメリカ、ボルティモア。闇夜を切り裂く悲鳴と共に怪奇的
な殺人事件が起こる。密室に残された母娘の死体。母親は絞殺後に首
をかき切られ、娘は殺されて煙突の中に宙づりになっていた。現場に
駆け...