世界にひとつのプレイブック
2013-10-03(Thu)
心に傷を負い精神のバランスを崩した男女の再起物語。
軽やかにハートフルに・・・☆

SILVER LININGS PLAYBOOK
監督:デヴィッド・O・ラッセル
製作:2012年 アメリカ
原作:マシュー・クイック「世界にひとつのプレイブック」
上映時間:122分
出演:*ブラッドリー・クーパー *ジェニファー・ローレンス
*ロバート・デ・ニーロ *ジャッキー・ウィーヴァー
少しイカれたきみが、なぜか希望の光。
妻の浮気が原因で精神病院入りとなったパット(ブラッドリー・クーパー)
退院後、実家でリハビリ中だが、相変わらず妻への未練タラタラ。
近所の友人宅で、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)と知り合う。
過激な言動で周囲を振り回す彼女も、夫を亡くし心に傷を抱えていた。
2人とも、それまでの幸せな暮らしを断ち切られて、
精神的問題を抱えてしまったんですね。
だけど、この2人だけじゃなくて、すぐ賭けに持っていく
父(ロバート・デ・ニーロ)やその友人や、
平気で嫌味を言う兄もけっこう飛んでるよね~(≧ε≦)
自分をコントロールできるかどうか、
どの人もあまり大差ないように思うな~(^^;
「躁鬱病」って事だけど、笑いで包んでいるので、
ソフトな描写になっていましたね。
ネタバレあるかも ↓
パットはトラウマである妻に関するもの・・音楽や本などに反応して、
異常な興奮をしてしまうようですね。
そして、いつまでも妻に執着して、よりを戻せると思い込んでいる。
妻絡みになると、まるで現実が見えなくなって、
時が止まったまま1歩も進めていないのだ。
しかし、小さな町での話だから、浮気した妻だって
評判良くなくて居心地が悪いはずですよね。
でも妻は法で守られていて、パットだけが危険人物扱い。
暴れたり怒鳴ったりするせいだろうけど、パットがちょっと可哀想。
ティファニーは「尻軽女だった」と過去形で話し、
「過去を含めて自分が好き」と言えるのだから、
少し立ち直って、1~2歩前に進んでいる感じ。
翼のケガが治りかけている状態ですね。
そんな彼女がパットをダンスコンテストに引っ張り出す。
それが希望の光をもたらす作戦図というわけです。
両親の息子への寄り添い方が、とっても良い!!
ムリに励ます事もなく、たしなめる事もなく、
常に温かく見守っているの★
本人が薬無しで肉体を鍛えて精神をコントロールすると言えば、
心配しながらも、そのようにさせている。
ゴミ袋を着たランニングの時、横からスッとティファニーの
やって来るタイミングが絶妙でおかしかったんだけど(^▽^)
母親がパットのランニングコースを教えていたんですね。(≧ε≦)
父がアメフトの賭けにパットを引き込むのは、
息子と一緒に過ごしたいから。
友人もいろいろ気にかけてくれるし、
周囲はさり気なくパットの立ち直りに寄り添っている!
そんな姿が温かくて、とても良かったです!!
後半のダンスコンテスト辺りは、お決まりの流れ。(^^;
ティファニーの手紙のサインに気付いて、
パットが真の愛に目覚めると言う部分を、
ブラッドリーは上手く目の演技で表現していたと思います。
ジェニファー・ローレンスは、今作では
セクシーで迫力ある大人の女性。
突っ張っている反面、繊細さも持ち合わせている女性を、
はちきれんばかりの魅力でもって演じていて、
なるほどオスカーね~って納得しました。
周囲の温かい眼差しとダンスのおかげで、
再起のきっかけを掴んだ2人。
その場にはやっぱり素敵な家族と友人が・・・微笑ましい~(^▽^)
*2012年アカデミー賞 主演女優賞受賞
軽やかにハートフルに・・・☆

SILVER LININGS PLAYBOOK
監督:デヴィッド・O・ラッセル
製作:2012年 アメリカ
原作:マシュー・クイック「世界にひとつのプレイブック」
上映時間:122分
出演:*ブラッドリー・クーパー *ジェニファー・ローレンス
*ロバート・デ・ニーロ *ジャッキー・ウィーヴァー
少しイカれたきみが、なぜか希望の光。
妻の浮気が原因で精神病院入りとなったパット(ブラッドリー・クーパー)
退院後、実家でリハビリ中だが、相変わらず妻への未練タラタラ。
近所の友人宅で、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)と知り合う。
過激な言動で周囲を振り回す彼女も、夫を亡くし心に傷を抱えていた。
2人とも、それまでの幸せな暮らしを断ち切られて、
精神的問題を抱えてしまったんですね。
だけど、この2人だけじゃなくて、すぐ賭けに持っていく
父(ロバート・デ・ニーロ)やその友人や、
平気で嫌味を言う兄もけっこう飛んでるよね~(≧ε≦)
自分をコントロールできるかどうか、
どの人もあまり大差ないように思うな~(^^;
「躁鬱病」って事だけど、笑いで包んでいるので、
ソフトな描写になっていましたね。
ネタバレあるかも ↓
パットはトラウマである妻に関するもの・・音楽や本などに反応して、
異常な興奮をしてしまうようですね。
そして、いつまでも妻に執着して、よりを戻せると思い込んでいる。
妻絡みになると、まるで現実が見えなくなって、
時が止まったまま1歩も進めていないのだ。
しかし、小さな町での話だから、浮気した妻だって
評判良くなくて居心地が悪いはずですよね。
でも妻は法で守られていて、パットだけが危険人物扱い。
暴れたり怒鳴ったりするせいだろうけど、パットがちょっと可哀想。
ティファニーは「尻軽女だった」と過去形で話し、
「過去を含めて自分が好き」と言えるのだから、
少し立ち直って、1~2歩前に進んでいる感じ。
翼のケガが治りかけている状態ですね。
そんな彼女がパットをダンスコンテストに引っ張り出す。
それが希望の光をもたらす作戦図というわけです。
両親の息子への寄り添い方が、とっても良い!!
ムリに励ます事もなく、たしなめる事もなく、
常に温かく見守っているの★
本人が薬無しで肉体を鍛えて精神をコントロールすると言えば、
心配しながらも、そのようにさせている。
ゴミ袋を着たランニングの時、横からスッとティファニーの
やって来るタイミングが絶妙でおかしかったんだけど(^▽^)
母親がパットのランニングコースを教えていたんですね。(≧ε≦)
父がアメフトの賭けにパットを引き込むのは、
息子と一緒に過ごしたいから。
友人もいろいろ気にかけてくれるし、
周囲はさり気なくパットの立ち直りに寄り添っている!
そんな姿が温かくて、とても良かったです!!
後半のダンスコンテスト辺りは、お決まりの流れ。(^^;
ティファニーの手紙のサインに気付いて、
パットが真の愛に目覚めると言う部分を、
ブラッドリーは上手く目の演技で表現していたと思います。
ジェニファー・ローレンスは、今作では
セクシーで迫力ある大人の女性。
突っ張っている反面、繊細さも持ち合わせている女性を、
はちきれんばかりの魅力でもって演じていて、
なるほどオスカーね~って納得しました。
周囲の温かい眼差しとダンスのおかげで、
再起のきっかけを掴んだ2人。
その場にはやっぱり素敵な家族と友人が・・・微笑ましい~(^▽^)
*2012年アカデミー賞 主演女優賞受賞