ゼロ・ダーク・サーティ
2013-09-20(Fri)
若いCIA女性分析官によるビンラディン奇襲作戦。
感情を排除した乾いた作りに、緊張感が漂う・・・

ZERO DARK THIRTY
監督:キャスリン・ビグロー
製作:2012年 アメリカ
上映時間:158分
出演:*ジェシカ・チャステイン *ジェイソン・クラーク
*マーク・ストロング *ジェニファー・イーリー
ビンラディンを追い詰めたのは、
ひとりの女性だったーー
タイトルの意味は、軍事用語で「深夜0時30分」の事。
その時刻に作戦を決行した。
9.11初め、様々なテロ行為で世界中を震撼させた、
アルカイダの中心人物オサマ・ビンラディン。
CIAは彼の潜伏先を捜査していた。
分析官マヤ(ジェシカ・チャステイン)は、その任務で
赴任先のパキスタンへやって来た。
まだ20代半ばの若い女性でも、そんな仕事をするんだね(@_@;)
やっぱりアメリカは男女平等が進んでます。
一部、兵士からフフンと鼻であしらわれるシーンもあって、
戦場では女性が活躍し辛い面もあっただろうなと思われますが。
マヤは捕虜への拷問を見て、表情を曇らせるも、
仕事と割り切って立ち会うんだから、たいした度胸だわ。
ネタバレあるかも ↓
感情を排除した乾いた作りに、緊張感が漂う・・・

ZERO DARK THIRTY
監督:キャスリン・ビグロー
製作:2012年 アメリカ
上映時間:158分
出演:*ジェシカ・チャステイン *ジェイソン・クラーク
*マーク・ストロング *ジェニファー・イーリー
ビンラディンを追い詰めたのは、
ひとりの女性だったーー
タイトルの意味は、軍事用語で「深夜0時30分」の事。
その時刻に作戦を決行した。
9.11初め、様々なテロ行為で世界中を震撼させた、
アルカイダの中心人物オサマ・ビンラディン。
CIAは彼の潜伏先を捜査していた。
分析官マヤ(ジェシカ・チャステイン)は、その任務で
赴任先のパキスタンへやって来た。
まだ20代半ばの若い女性でも、そんな仕事をするんだね(@_@;)
やっぱりアメリカは男女平等が進んでます。
一部、兵士からフフンと鼻であしらわれるシーンもあって、
戦場では女性が活躍し辛い面もあっただろうなと思われますが。
マヤは捕虜への拷問を見て、表情を曇らせるも、
仕事と割り切って立ち会うんだから、たいした度胸だわ。
ネタバレあるかも ↓
本作は当事者の証言に基づいていると言うから、
なるべく事実に沿って・・・と言うスタンスなんでしょう。
執拗な拷問、盗聴、目的は殺す事・・・など、
私としては人道的にどうなんだろう?と思う事でも、
赤裸々に淡々と事実を見せていってます。
そこには作り手の批判あるいは賞賛などの思想は感じられません。
ビンラディン暗殺の裏側には若い女性の執念とも言える
追跡があった・・・そんなドキュメンタリータッチの乾いた作風です。
友人をテロで失い復讐心を原動力に、
マヤは尋問・拷問のビデオを片っ端から見直して、
「アブ・アフメド」と言う人物がビンラディンの部下で
重要人物ではないかと狙いを定め、
ある屋敷に目星を付ける。
そこからがただ見張るだけの持久戦で長い!
半年も様子を伺うだけなんて、精神的に疲れる!
イラクの時の失敗もあって、上は「確証」に拘るわけです。
ビンラディンがそこに潜伏している確率は100%と言い切るマヤ。
もう何日も経ったとガラス壁に数字を書く苛立った表情のマヤ。
自信と意志の強さがすごく男前なんだよね~(゚o゚)
そしていよいよネイビーシールズが屋敷を襲撃するクライマックス!
暗闇に包まれ、兵士目線しかないので臨場感が凄い!
緊張が頂点に達します!
しかし女・子供以外は、身元を確認せずに全員即射殺なんだね・・
それがアメリカの正義なんだろうなあ・・・
ラスト、マヤの涙に、唯一「感情」が描かれていました!
ビンラディンを追う事だけに8年もの月日を費やした者の
虚脱感とか孤独感のように感じましたね・・・
その後も世界はまだ殺し合いを続けています。
関連作品*****
「ハート・ロッカー」
なるべく事実に沿って・・・と言うスタンスなんでしょう。
執拗な拷問、盗聴、目的は殺す事・・・など、
私としては人道的にどうなんだろう?と思う事でも、
赤裸々に淡々と事実を見せていってます。
そこには作り手の批判あるいは賞賛などの思想は感じられません。
ビンラディン暗殺の裏側には若い女性の執念とも言える
追跡があった・・・そんなドキュメンタリータッチの乾いた作風です。
友人をテロで失い復讐心を原動力に、
マヤは尋問・拷問のビデオを片っ端から見直して、
「アブ・アフメド」と言う人物がビンラディンの部下で
重要人物ではないかと狙いを定め、
ある屋敷に目星を付ける。
そこからがただ見張るだけの持久戦で長い!
半年も様子を伺うだけなんて、精神的に疲れる!
イラクの時の失敗もあって、上は「確証」に拘るわけです。
ビンラディンがそこに潜伏している確率は100%と言い切るマヤ。
もう何日も経ったとガラス壁に数字を書く苛立った表情のマヤ。
自信と意志の強さがすごく男前なんだよね~(゚o゚)
そしていよいよネイビーシールズが屋敷を襲撃するクライマックス!
暗闇に包まれ、兵士目線しかないので臨場感が凄い!
緊張が頂点に達します!
しかし女・子供以外は、身元を確認せずに全員即射殺なんだね・・
それがアメリカの正義なんだろうなあ・・・
ラスト、マヤの涙に、唯一「感情」が描かれていました!
ビンラディンを追う事だけに8年もの月日を費やした者の
虚脱感とか孤独感のように感じましたね・・・
その後も世界はまだ殺し合いを続けています。
関連作品*****
「ハート・ロッカー」