ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
2013-07-16(Tue)
ゴシック・ホラーの雰囲気はいいよね・・・
ダニエル・ラドクリフくんの演技がどうも残念で・・・

THE WOMAN IN BLACK
監督:ジェームズ・ワトキンス
製作:2012年 イギリス・カナダ・スウェーデン
上映時間:95分
原作:スーザン・ヒル 「黒衣の女 ある亡霊の物語」
出演:*ダニエル・ラドクリフ *キアラン・ハインズ *ジャネット・マクティア
見たら、逃げられない。遺産整理の仕事で、いわくありげな古い館を
訪れた弁護士アーサー(ダニエル・ラドクリフ)は、
不可解な怪奇現象に翻弄される事に。
彼は黒衣の女を目にし、やがて町の子供達が
大勢 怪死している事を知る。
時代がかった建物や置物がゴシック・ホラーにピッタリ☆あのイールマーシュ館のおどろおどろしい事。
周囲は沼地で、そこに繋がる道路が満潮時になると水没しちゃう。
だんだん道路が消えていく画が不気味~( ̄□ ̄;)
完全に館の中にいるアーサーは孤立したって事だもんね。
先月までドロブロワ夫人が生きていた割には
館の中は埃にまみれて荒んだ様子。
そこで異常な物音がしたり窓に人影が見えたり、
イスが揺れたり・・・
実に気味の悪い怪奇現象が起こる!ネタバレあります ↓
だけど、ダニエルくんはずっと口を真一文字に
結んだままの同じ表情なんですよね。
最初から最後まで!
ホラーは、主人公が恐怖を感じていると、
観ている者にそれが伝わって、
より恐怖が増すと思うんです。
でも本作ではダニエルくんがほとんど恐がってないから、
こちらも恐くない。
遺言書探しをきちんとやらないとクビにされるという、
生活がかかった状態なので、気丈に取り組んでいた・・・
という表情なんでしょうかね?(^^;
悲壮感だけはあったな~
暗く陰鬱な空気が漂ってムードは良かったし、
子供の霊が沼地から這い上がって来て
館にやって来るシーンや、揺り椅子の使い方など、
瞬間的にギョッとさせる演出は良かったです。
でもダニエルくんは無表情で立ち向かっていくので、
どうもドキドキが無かったですね~(+_+)
一連の忌まわしい出来事は、
息子を姉に奪われた女の恨みが原因でした。
息子は沼地で溺れ遺体すらないまま。
子供を奪われた女の怨念が、他の子供を奪っていた。
なので、成仏させてあげようとアーサーが命懸けで
沼に潜って頑張ったわけですよ。
何十年も前に亡くなった割には綺麗な遺体でしたね(≧ε≦)
あそこまでやったんだから、感謝したらどう?(^▽^;)
恨みは姉だけに向けるべきなのにね。
他の家族は関係ないのにね。
筋違いな黒衣の女の話でした。
アーサー父子はあれで良かったのかどうか・・・
テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画
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コメント
YANさんはダニエルの無表情に恐怖を感じなかったようね(^_^;)古い人形や見せ方が怖かったし大きなスクリーンで見たらビックリしそうなんだけどね!
館の埃まみれと遺体の姿には私も矛盾を感じたよ~ぉ
怨むなら姉だけを呪えば済むのにね
ラストは妻の元へ家族でいけてドリームハウスとは違う展開でしたね
こんにちは!
ダニエルくん、ハリーの時はもっと演技が出来てたと思うんだけど、
この作品では、ちょっと物足りなかったわあ。
でも劇場鑑賞だったら、いろいろドキッ(゚Д゚)としたでしょうね。
ビックリさせる演出はいろいろあったもんね★
そうそう、特に遺体の姿は有り得な~い!
怨念で死んでいった妹は、そのまま恨む事しか出来ないんだね。
ラストはハッピーと取ればいいのかな・・・? 残念だけど・・
キィ…キィ…じゃなくて全力で動くロッキングチェアに失笑したりしましたけど、雰囲気もよく、結構おもしろくみれました
ラドクリフ君の演技には、まだ子供子供したところがあるなーと感じただけで、そうとくにはなにもおもわなかったのですが、そうかぁ…無表情、と感じられたのですね
沼土で腐敗が免れ脂漏もなかったのですから、遺体はあのミイラっぽいくらいが妥当かと思います。
それよりも、やはりラストの解釈ですよね
普通に考えたらバッドハッピーエンドなのでしょうが、私はこの作品の場合は完全なるバッドエンドだったと思います
理由は私記事にもあったとおりなのですが、やはり、全て終わった後の「絶対に許さない」という言葉が効いてたかなと。
こんばんは^^
私の記事へのTBありがとうございました。
私もTB返させていただきました☆
ラドクリフの表情、確かにあまり変化はありませんでしたね。
YANさんの記事を読んで、そういえばそうだ、と思いました;
この映画のラドクリフ一人舞台に感心していたので、あの表情はアーサーの気丈さの表れ、みたいな感じに思っていたので気にならなかったのかもしれません。
そういえば怖くなかったの、ラドクリフの表情もあるかもしれないですね;
でも個人的には、叫んで逃げて怯えて、という主人公よりも好感は持てました。
というか私がびびりなので主人公が怯えながらも強気なのはありがたいです;
確かに、せっかく沼に潜ってまで遺体を救出したんだから、感謝くらいしたらいいですよね!
YANさんの言うとおりです!!
本当に失礼な霊でしたね><
こんにちは!
ロッキングチェアはあんなに全力でなくていいのにね(≧ε≦)
恐らく首を吊った瞬間の強い揺れでしょうけど、なんか笑えた(^▽^;)
ラドクリフくんから、主人公の感情が全然伝わってこなかったんです。
まあ、主人公よりも怪奇現象に力を入れた作品なので仕方ないかな。
沼土でも腐敗菌はいるから防腐処理でもしない限り、
普通に内臓のある死体は腐ると思いますが?どうでしょ?
私もラストはハッピーと思えなかったほうです。
あれだけ頑張ったのに、黒衣の女の思い通りになって気の毒でした。
貞子を井戸から救ったのに呪いが続くのと同じで、
死んだ時の怨念は生者が何をしてもずっと消えないパターンでしたね。
こんにちは!
コメント、TBありがとうございます!
ダハハ・・・ラドクリフくんがず~っと、同じ表情だったのが、
私としては気になっちゃって・・・(^^;
あの上の画像にある顔ですよ。口をキュッと結んだ顔。
気丈と言われればそう見えますが、もっと別の表情も見たかったな~
確かに、女性じゃないんだから、叫んで逃げるのは違うよね(≧ε≦)
でも、目つきとか息づかいとか汗とか頬ピクピクとかで、
恐怖を表現しても良かった気がするんですよね。
篠雨さんも書いてたように、
沼に潜るって本当に大変な行為だったでしょうね!
彼女のためにと思ってやった その苦労が報われないなんて、
観ているこっちが「許せない」って思えるラストでしたね。
YANさん、こんばんは。
こちらもご覧になっていると知ってまたまたお邪魔しました~♪
ラドクリフ君演じたアーサー、奥さんの霊をずっと感じていた?(もしくは感じていたかった?)みたいなので、そういう世界に引き込まれつつ・・あったのかなあ、などと勝手に想像しながら観てしまいました。
なので怖がってなかったのかなあ・・・って。
彼の代わりに(怖がりの私は)たっぷりぷるぷる震えましたよ(苦笑)
ワンコちゃん、可愛かったですよね。
>あそこまでやったんだから、感謝したらどう?(^▽^;)
ホントにねぇ・・・。
駅で息子ちゃんの手が離れて行ったとき、悪い予感がしたけれど・・てっきり大丈夫だと思ったのに。
複雑な思いが残るラストでしたね。
続編も決定しているそうですね。どこまで執念深いんだ・・・。
昨日「トランスワールド」のTB、何度やってもダメでしたが、こちらはいけました!!
あ、それからYANさん、うちのブログからリンク張らせていただいてもいいでしょうか。ぜひよろしくお願いします。
こんにちは!
ご訪問、ありがとうございま~す☆
ラドクリフ君は、ただ無表情だったわけじゃなくて
そこにもっと神秘的な何かがあったのかもしれませんね(^^;
私は大抵、昼間の自宅で鑑賞するという状況なので、
ホラーでもあまり怖さを感じなくて、
もっと怖くてもいいのに~って思う方なんです。(^▽^;)
でもこれがもし夜一人だったら、私も震えたと思うな~
お風呂に入っている時に、映画を思い出す事がよくあるのよ~(><)
続編があるんですかっ!?
むむっ? 原作でもこの話は終わってたのでは?
設定だけ借りた別の話になるんでしょうかね・・・???
「トランスワールド」の記事があるんですね、それは拝見しなくちゃ。
リンクの件はぜひ私もお願いしたいところでした。
相互リンクで、よろしくお願い致します!
こんばんわ、YANさん!
正直なところ、怖くなかったですねぇ。
雰囲気は伝わってきてたけど、ダニエルの表情が普通すぎて。
もう少しメリハリのある展開だった良かったかなぁ。
黒い女も白い女も、怨念は強烈でした。
こんにちは!
白い女は日本人の事ね(≧ε≦)
2人とも怨念が強烈過ぎて何をしてもダメでしたね~
成仏させてあげようと頑張った努力がムダになっちゃった(- -;)
恐怖の演出はいろいろあったけど、
そう、展開にメリハリが足りなかったかな~
ここのところ、満足出来る衝撃のホラーって無いですよね。
猫人さん、見つけたら教えて下さいね!
ホラー映画を好きな割には怖がりな私だけれど、この映画はほとんど怖くなかったのでした。それってラド君の演技がワンパターンで怖がっている風に見えなかったところに理由があったのかもですね。
やっぱり主人公は、私たちの代わりにハアハアと息切らして逃げ惑って欲しいかも〈笑〉
「ハアハアしてる?」・・・って、ああ、ごめん。つい^^
ワンパターンと言えば、黒衣の女も叫ぶだけ。これももうちょっとなような感じがしました。子供たちはかわいそうだったけれど、一番怖さを感じたかもしれません。
と、ここまで書いてほかの方のコメントを読まさせていただきました。
あっ、やっぱり、貞子&白い女〈うまいね〉の事が出てきているんですね♪
こんにちは!
けっこうワッと驚くようなシーンがあったんだけど、
ラドクリフ君がずっと同じ表情だったのは確かですよね。
ハアハアでもいいし(≧ε≦)、目を見開いたり頬を痙攣させたり、
もっと恐怖が観客に伝わる演技があってもよかったのに~って思いました。
黒衣の女もなるほどワンパターンだったかも。
冒頭の窓から飛び降りる子供達が印象的でしたね!
やっぱりどなたも貞子を思い出すかな~
「リング」はジャパニーズホラーの金字塔だものね。
頭の隅にしっかり残ってるんですよね。
全体的に上品なホラーでしたよね。雰囲気はよかったです♪
YANさんの「ひとりごと」を読んで、買いだめはやめとこ~っと
思ったワタシでしたv(=∩_∩=)
給料も3%増やしてくれ~~~~~(泣)
こんにちは!
小説を読み進めていくような映画という感じがしましたね。
ジワジワくる静かなホラーのムードは悪くはなかったです。
mia☆miaさんの周囲でも、ティッシュや洗剤って底値より上がってません?
今はドンドン売れるからそんなに安くしてないのよね。
4月からいろいろなものが値上がり(- -;)
出る方ばかり増えちゃってヤダね~~(><)
ダニエル・ラドクリフ主演。全体に陰鬱な空気が流れるゴシックホラーの趣がいいね!
弁護士として働くアーサーは妻に先立たれ、悲しみにから抜け出せないでいた。そんな中、彼は仕
映画はいくらでも見てるのに、感想書きたいのに、書くのが追いつかない篠雨です。
映画感想以外にも書きたいことはたーくさんある!
でも上手く書けない!なかなか完成しない!
好...
19世紀末のロンドン。
若き弁護士アーサー・キップス(ダニエル・ラドクリフ)は、4年前に妻を亡くした悲しみからいまだ立ち直れずにいた・・。
仕事の成績も思わしくない彼に事務所の所長は、田舎町クライシン・ギフォードにある“イールマーシュの館”に向かい、他界したアリス・ドラブロウ夫人の遺産管理のため、書類の整理をするよう命じる。
だが・・・町に到着した彼を待っていたのは、地元弁...
見たら、逃げられない。
ハリポタのダニエル・ラドクリフ主演のゴシックホラー。
イギリスの傑作ミステリーを映画化したものらしい。
ジャパニーズホラーテイストだけど味付けは薄め。
重量級の怖さはないけれど、後ろを振り向くのが怖くなる雰囲気。
恐怖の演出なんかを心理的なものにしている感じ。
なのでダニエルの演技も重要になってくるかなぁって感じ。普通だったけどね。
...
まだ一月にwowowで見た映画の感想を書いてます。
「ハリーポッター」のラドクリフ君の主演作品。
って、こういう書き方って、あまり良くないかもね。あれだけ長いこと一つの映画の主役をやっていると、何とかの何々といわれるのは仕方がないことだけれど、一応シリーズは終了したわけだから〈まだ何か作ると言う噂もあるけれど〉、そこから卒業して行きたいと本人は思ってるかもしれないなんて思...
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【THE WOMAN IN BLACK】
制作国:イギリス/カナダ/スウェーデン 制作年:2012年
19世紀末のロンドンに暮らす若き弁護士アーサー・キップスは、
4年前に愛妻ステラを亡くして以来、失意のどん底に沈んでいた
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