ドリームハウス
2013-05-17(Fri)
二段オチのドンデン返しが衝撃的!
観終わった後に残る味わいは予想外!

DREAM HOUSE
監督:ジム・シェリダン
製作:2011年 アメリカ
上映時間:92分
出演:*ダニエル・クレイグ *レイチェル・ワイズ *ナオミ・ワッツ
そこには、今でも幸せな家族が暮らしているはずだった。
新居を購入した幸せな家族に忍び寄る殺人鬼の影。
その恐怖と、主人公の心の葛藤を描くサスペンス・ミステリー。
私が知っていたのは、この作品をきっかけに、
ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが結婚したという事だけ。
夫婦役の2人はやたらあま~い雰囲気でしたね~☆
少女たちのポスターとタイトルから、もうてっきり
呪われた家が舞台のホラーだと思い込んでましたよ。
でも最初の方で、向かいの家から出てきたジャックという男が、
すっごく怪しげでイヤ~な臭いをプンプンさせてるし、
窓の外に現れた謎の男はしっかりと足跡を残しているので、
「あれ?ホラー(心霊的な)じゃないの?」と
思いながら、ずっと観てました。
ネタバレあります ↓ 未見の方は読まない方がいいです
引っ越してから不審な出来事が続き不穏なムードが漂う。
5年前にこの家で一家惨殺事件が起きたのを知った
ウィル(ダニエル・クレイグ)は、事件について調べ始める。
母子3人が銃で撃ち殺され、犯人とされた父親は
精神医療施設へ入れられたと言う。
向かいの家のアン(ナオミ・ワッツ)は何かを
知ってそうなワケありな雰囲気・・・
その施設へ出向いたウィルは、
衝撃的で残酷な事実を知る事に!!
ウィル・エイテンテンって変な名前だなあと思ってたから、
名札の「W1-1L 8-10-10」ですぐに分かったものの、
この事実は私もショックだったわ~~( ̄□ ̄;)
それまでは前髪サラッとしてキチンとした服装だった主人公が、
急にオールバックのちょっとみすぼらしい男に変わっちゃうの。
真実と同時に哀れさも演出した上手い見せ方だよね~
冒頭の出版社退社風景は病院退院だったのか・・・
警察の非協力的な態度にも納得。
このオチはもうクライマックスと言ってもいいくらいの凄さ!
なのに後半はいったい何を持ってくるのか?
事件の真実を明かす事と、主人公が心の病と向き合う事でした。
ウィルはずっと愛する家族とあの家で暮らしていると思ってきた。
それは夢にすぎないドリームハウスだったわけですね。
今はその事も少しずつ理解し始めているウィル。
妻に言う「連中の話だと君は存在していないらしい」の
妙なセリフにちょっと笑えちゃった(^▽^;)
「死んでいる、君もだ」の所でも、北斗の拳の
「お前はもう死んでいる」を思い出して笑ってしまった(≧ε≦)
いや、シリアスなシーンなのに、ゴメンゴメン(^^;
気を取り直して、゙;`(゚∀゚)`;:゙
ウィルが幻想の家族から離れられないくらい、
家族を真に愛していた事は充分に伝わってくるんですよね。
そんな彼が本当に殺したのか? と思っていたら、
冒頭の怪しい男がやっぱり関わっていたわけだ(- -;)
後半のクライマックス、火事の中で妻の霊がウィルを助けようとする。
でも「君といたい」って言うのよね~
この辺のダニエルとレイチェルのしっとりとした熱演が
胸にグッときたわ~(;_;)
さすが演技派の2人だけあって情感を盛り上げてましたね!
そのまま残るんじゃないかと心配したら、
「いつも一緒よ」の言葉に励まされ、
一人で生きていく事を決意するんですね・・・
強い家族愛と、一人残された哀しさに、
切ない余韻が残りました。
立ち直って良かったけど。
まさかこんな風にホロッとさせられるとは・・・
この作品、かなり好きです。
観終わった後に残る味わいは予想外!

DREAM HOUSE
監督:ジム・シェリダン
製作:2011年 アメリカ
上映時間:92分
出演:*ダニエル・クレイグ *レイチェル・ワイズ *ナオミ・ワッツ
そこには、今でも幸せな家族が暮らしているはずだった。
新居を購入した幸せな家族に忍び寄る殺人鬼の影。
その恐怖と、主人公の心の葛藤を描くサスペンス・ミステリー。
私が知っていたのは、この作品をきっかけに、
ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズが結婚したという事だけ。
夫婦役の2人はやたらあま~い雰囲気でしたね~☆
少女たちのポスターとタイトルから、もうてっきり
呪われた家が舞台のホラーだと思い込んでましたよ。
でも最初の方で、向かいの家から出てきたジャックという男が、
すっごく怪しげでイヤ~な臭いをプンプンさせてるし、
窓の外に現れた謎の男はしっかりと足跡を残しているので、
「あれ?ホラー(心霊的な)じゃないの?」と
思いながら、ずっと観てました。
ネタバレあります ↓ 未見の方は読まない方がいいです
引っ越してから不審な出来事が続き不穏なムードが漂う。
5年前にこの家で一家惨殺事件が起きたのを知った
ウィル(ダニエル・クレイグ)は、事件について調べ始める。
母子3人が銃で撃ち殺され、犯人とされた父親は
精神医療施設へ入れられたと言う。
向かいの家のアン(ナオミ・ワッツ)は何かを
知ってそうなワケありな雰囲気・・・
その施設へ出向いたウィルは、
衝撃的で残酷な事実を知る事に!!
ウィル・エイテンテンって変な名前だなあと思ってたから、
名札の「W1-1L 8-10-10」ですぐに分かったものの、
この事実は私もショックだったわ~~( ̄□ ̄;)
それまでは前髪サラッとしてキチンとした服装だった主人公が、
急にオールバックのちょっとみすぼらしい男に変わっちゃうの。
真実と同時に哀れさも演出した上手い見せ方だよね~
冒頭の出版社退社風景は病院退院だったのか・・・
警察の非協力的な態度にも納得。
このオチはもうクライマックスと言ってもいいくらいの凄さ!
なのに後半はいったい何を持ってくるのか?
事件の真実を明かす事と、主人公が心の病と向き合う事でした。
ウィルはずっと愛する家族とあの家で暮らしていると思ってきた。
それは夢にすぎないドリームハウスだったわけですね。
今はその事も少しずつ理解し始めているウィル。
妻に言う「連中の話だと君は存在していないらしい」の
妙なセリフにちょっと笑えちゃった(^▽^;)
「死んでいる、君もだ」の所でも、北斗の拳の
「お前はもう死んでいる」を思い出して笑ってしまった(≧ε≦)
いや、シリアスなシーンなのに、ゴメンゴメン(^^;
気を取り直して、゙;`(゚∀゚)`;:゙
ウィルが幻想の家族から離れられないくらい、
家族を真に愛していた事は充分に伝わってくるんですよね。
そんな彼が本当に殺したのか? と思っていたら、
冒頭の怪しい男がやっぱり関わっていたわけだ(- -;)
後半のクライマックス、火事の中で妻の霊がウィルを助けようとする。
でも「君といたい」って言うのよね~
この辺のダニエルとレイチェルのしっとりとした熱演が
胸にグッときたわ~(;_;)
さすが演技派の2人だけあって情感を盛り上げてましたね!
そのまま残るんじゃないかと心配したら、
「いつも一緒よ」の言葉に励まされ、
一人で生きていく事を決意するんですね・・・
強い家族愛と、一人残された哀しさに、
切ない余韻が残りました。
立ち直って良かったけど。
まさかこんな風にホロッとさせられるとは・・・
この作品、かなり好きです。