マーターズ
2013-03-09(Sat)
映画の限界を超越した映画!
あまりに残酷で狂っているとんでもないカルト映画!
でもそれだけじゃない、哲学っぽいものもあって、
何と言ったらいいか、これは打ちのめされるなあ・・・

MARTYRS
監督:パスカル・ロジェ
製作:2007年 フランス・カナダ
上映時間:100分
出演:*モルジャーナ・アラウィ *ミレーヌ・ジャンパノイ
残酷ホラー映画が遂に到達した究極の新境地“最終解脱”!
これは本当に公開して良いものなのか?
今、一時的にTSUTAYA DISCASに入会していて、
近所の店にはないものをレンタルしているんだけど、
本作で私の名前が「異常者リスト」に載ったかも?(≧▽≦)ノ☆
これまでのホラーやスプラッターとは、
恐怖や苦痛が異質なんですよね。
身体的なほうより精神的なほうがズシンとくるね~
救いの無さ、絶望感に襲われるのが一番イヤだったな・・・
ネタバレあります ↓
あまりに残酷で狂っているとんでもないカルト映画!
でもそれだけじゃない、哲学っぽいものもあって、
何と言ったらいいか、これは打ちのめされるなあ・・・

MARTYRS
監督:パスカル・ロジェ
製作:2007年 フランス・カナダ
上映時間:100分
出演:*モルジャーナ・アラウィ *ミレーヌ・ジャンパノイ
残酷ホラー映画が遂に到達した究極の新境地“最終解脱”!
これは本当に公開して良いものなのか?
今、一時的にTSUTAYA DISCASに入会していて、
近所の店にはないものをレンタルしているんだけど、
本作で私の名前が「異常者リスト」に載ったかも?(≧▽≦)ノ☆
これまでのホラーやスプラッターとは、
恐怖や苦痛が異質なんですよね。
身体的なほうより精神的なほうがズシンとくるね~
救いの無さ、絶望感に襲われるのが一番イヤだったな・・・
ネタバレあります ↓
単に、過去に虐待された少女が復讐する話かと思ってました。
前半の復讐劇は、けっこう血しぶきが飛び散り、
描写がむごたらしくて無残な状況になっているんだけど、
そんなに驚きはなかったのよね。
少女を襲う獣のようなものでも、その前に施設で自傷騒ぎを
起こしていたので、あれは幻覚なんだろうなって思ってました。
まさか獣のような女性が後で出てくるとは!(°□°;)
リュシーが幻覚に苦しめられて自傷行為をしていたのは、
彼女を置いて自分だけ逃げてしまった事からくる
罪悪感だったんですね。ここで前半の話が繋がってきました。
だけど、主人公はアンナに移行して、
組織の管理者マドモアゼルが登場してきてから、
予想だにしない展開になっていくんですよね!
ここからが衝撃だった~( ̄□ ̄;)
やっとタイトルの意味する話が出てきます。
マーターズとは「殉教者」「証人」。
人は苦痛を与え続けると段階を経て変化し、
幻影を見たりするが、殉教者だけは特別な人間で、
自己を超越し、生きたまま死後の世界を見る事が出来るのだと言う。
いったい何を言ってるんだ!( ̄◇ ̄*)
しかしこの先、アンナに恐ろしい事が待ち受けて
いるのだけは分かりました。
ここからはもう本当に酷い(><)
ただアンナをいたぶり続けるだけのシーンの連続。
普通のホラーのように反撃して逃亡できる隙も無い。
もうひたすら絶望的・・・
組織の者は誰一人この非人道的な実験を疑う事なく、
崇高な儀式をしているかのように動いている。
そんな、殉教って死ぬまで神の教えに従って、
信仰を証明する事なんじゃないの?
信仰と関係ない誰かを監禁して、
ひたすら苦痛を与え続けるってどういう事よ!( ̄◇ ̄*)
ただの「証人」が欲しかっただけなのか。
そんなに死後の世界が見たけりゃ、
自分が被験者になればいいのに!
もう本当にアンナがかわいそうでかわいそうで、
見ていられなかった・・・
いやもう、画面を凝視してたんですけどね(^^;
そして幻覚か本当に死後の世界に近付いたからなのか、
アンナはリュシーと対話します。
恐怖を無くすには・・・「身を委ねるの」
まず何でも、現状を受け入れる所から始まるもんね。
なかなか深いものがありますよね。
一切の抵抗をやめたアンナは解脱し、
完全に解き放たれた表情になる。
麻酔をかけずに皮膚を剥がされても。
うわ~、もうあの彼女の目が忘れられない。
そして不可解なラストへ。
マドモアゼルは死後の世界について
アンナから何を聞いたのか?
「疑いなさい」と言って、銃を撃ったマドモアゼルの行動の意味は?
観た人それぞれが解釈して下さい・・になって終わりましたね。
いろいろ考えられるんですが・・・
*死後の世界は何もない無だった→失望のあまり自殺→
こういう実験行為を疑いなさい(反省しなさい)
*苦痛を乗り越えた人にだけ素晴らしい世界が広がっている→
自殺という苦痛を経てあちらの世界に行こうとする→
皆に教えてあげない、教えると思った?私を疑いなさい。(≧ε≦)
*知りたければすぐに死になさい→自殺→解脱を疑いなさい
勝手に妄想してしまいました。(^^;
決して好ましい類のものじゃあないですけどね、
ド~ンと重いものが胸に残ってひっかかる映画なんですよね。
前半の復讐劇は、けっこう血しぶきが飛び散り、
描写がむごたらしくて無残な状況になっているんだけど、
そんなに驚きはなかったのよね。
少女を襲う獣のようなものでも、その前に施設で自傷騒ぎを
起こしていたので、あれは幻覚なんだろうなって思ってました。
まさか獣のような女性が後で出てくるとは!(°□°;)
リュシーが幻覚に苦しめられて自傷行為をしていたのは、
彼女を置いて自分だけ逃げてしまった事からくる
罪悪感だったんですね。ここで前半の話が繋がってきました。
だけど、主人公はアンナに移行して、
組織の管理者マドモアゼルが登場してきてから、
予想だにしない展開になっていくんですよね!
ここからが衝撃だった~( ̄□ ̄;)
やっとタイトルの意味する話が出てきます。
マーターズとは「殉教者」「証人」。
人は苦痛を与え続けると段階を経て変化し、
幻影を見たりするが、殉教者だけは特別な人間で、
自己を超越し、生きたまま死後の世界を見る事が出来るのだと言う。
いったい何を言ってるんだ!( ̄◇ ̄*)
しかしこの先、アンナに恐ろしい事が待ち受けて
いるのだけは分かりました。
ここからはもう本当に酷い(><)
ただアンナをいたぶり続けるだけのシーンの連続。
普通のホラーのように反撃して逃亡できる隙も無い。
もうひたすら絶望的・・・
組織の者は誰一人この非人道的な実験を疑う事なく、
崇高な儀式をしているかのように動いている。
そんな、殉教って死ぬまで神の教えに従って、
信仰を証明する事なんじゃないの?
信仰と関係ない誰かを監禁して、
ひたすら苦痛を与え続けるってどういう事よ!( ̄◇ ̄*)
ただの「証人」が欲しかっただけなのか。
そんなに死後の世界が見たけりゃ、
自分が被験者になればいいのに!
もう本当にアンナがかわいそうでかわいそうで、
見ていられなかった・・・
いやもう、画面を凝視してたんですけどね(^^;
そして幻覚か本当に死後の世界に近付いたからなのか、
アンナはリュシーと対話します。
恐怖を無くすには・・・「身を委ねるの」
まず何でも、現状を受け入れる所から始まるもんね。
なかなか深いものがありますよね。
一切の抵抗をやめたアンナは解脱し、
完全に解き放たれた表情になる。
麻酔をかけずに皮膚を剥がされても。
うわ~、もうあの彼女の目が忘れられない。
そして不可解なラストへ。
マドモアゼルは死後の世界について
アンナから何を聞いたのか?
「疑いなさい」と言って、銃を撃ったマドモアゼルの行動の意味は?
観た人それぞれが解釈して下さい・・になって終わりましたね。
いろいろ考えられるんですが・・・
*死後の世界は何もない無だった→失望のあまり自殺→
こういう実験行為を疑いなさい(反省しなさい)
*苦痛を乗り越えた人にだけ素晴らしい世界が広がっている→
自殺という苦痛を経てあちらの世界に行こうとする→
皆に教えてあげない、教えると思った?私を疑いなさい。(≧ε≦)
*知りたければすぐに死になさい→自殺→解脱を疑いなさい
勝手に妄想してしまいました。(^^;
決して好ましい類のものじゃあないですけどね、
ド~ンと重いものが胸に残ってひっかかる映画なんですよね。