ミケランジェロの暗号
2013-02-05(Tue)
ナチスに目を付けられたユダヤ人一家の話だけれど、
悲惨さや暗さは無く、なかなか面白い☆
逆転に次ぐ逆転でスリリングに進むサスペンス・ミステリー。
製作に、アカデミー賞外国語映画賞受賞「ヒトラーの贋札」のスタッフ。

MEIN BESTER FEIND
MY BEST ENEMY
監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー
製作:2010年 オーストリア
出演:*モーリッツ・ブライブトロイ *ゲオルク・フリードリヒ
*ウーズラ・シュトラウス *ウーヴェ・ボーム
ユダヤ人のカウフマン家は画廊を営み、
国宝級のミケランジェロの素描を隠し持っていた。
息子のヴィクトル(モーリッツ・ブラブトロイ←「esエス」の人だ!)は、
兄弟同然に育った使用人の息子ルディ(ゲオルク・フリードリヒ)に
その絵の隠し場所を教えてしまう。
ナチスに傾倒していたルディは、昇進を狙って、その事を密告。
ナチスドイツはイタリアと同盟を有利に結ぶ材料にするため、
その絵を強奪するが、贋作であると判明・・・
ミケランジェロの絵を巡るユダヤ人とナチスの危険な駆け引き・・・
想像していたのと全く違ってましたわ。
「ダヴィンチ・コード」のように、絵に暗号が隠されていたり、
はたまたユダヤ人がナチスから迫害を受ける悲惨な話かと思っていたら、
本作は、ユダヤ人もやられっぱなしじゃなくて、
形勢が二転三転していくし、何より後味爽快で終わったのが
意外な嬉しさでしたね~
ネタバレあるかも ↓
悲惨さや暗さは無く、なかなか面白い☆
逆転に次ぐ逆転でスリリングに進むサスペンス・ミステリー。
製作に、アカデミー賞外国語映画賞受賞「ヒトラーの贋札」のスタッフ。

MEIN BESTER FEIND
MY BEST ENEMY
監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー
製作:2010年 オーストリア
出演:*モーリッツ・ブライブトロイ *ゲオルク・フリードリヒ
*ウーズラ・シュトラウス *ウーヴェ・ボーム
ユダヤ人のカウフマン家は画廊を営み、
国宝級のミケランジェロの素描を隠し持っていた。
息子のヴィクトル(モーリッツ・ブラブトロイ←「esエス」の人だ!)は、
兄弟同然に育った使用人の息子ルディ(ゲオルク・フリードリヒ)に
その絵の隠し場所を教えてしまう。
ナチスに傾倒していたルディは、昇進を狙って、その事を密告。
ナチスドイツはイタリアと同盟を有利に結ぶ材料にするため、
その絵を強奪するが、贋作であると判明・・・
ミケランジェロの絵を巡るユダヤ人とナチスの危険な駆け引き・・・
想像していたのと全く違ってましたわ。
「ダヴィンチ・コード」のように、絵に暗号が隠されていたり、
はたまたユダヤ人がナチスから迫害を受ける悲惨な話かと思っていたら、
本作は、ユダヤ人もやられっぱなしじゃなくて、
形勢が二転三転していくし、何より後味爽快で終わったのが
意外な嬉しさでしたね~
ネタバレあるかも ↓
基本的には2人の男の攻防戦です。
裕福なユダヤ人一家のヴィクトルは、ルディ(アーリア人)を
兄弟のように思っていたけれども、
使用人の息子であるルディは対等でないものを感じ、
妬みがあったのでしょうね。
2人が同じ女性レナ(ウーズラ・シュトラウス)に恋をし、
レナがヴィクトルを好きになった事で、
なおさらルディは快く思っておらず、チャンスがあれば
優位に立ちたいと考えていたわけですね。
一般的によくある話で、ルディがものすごい悪人って事では
ないんだけど、人種が違って社会情勢が変わってくると、
こんな命懸けの展開になってしまうのね~
カウフマン一家がスイスに出国する時、ナチスに騙され
(ルディは関与してなかった)強制収容所に送られてしまう。
そこで終わりにはならず、ヴィクトルは本物の絵を切り札に、
駆け引きをします。
途中で墜落事故があり、ヴィクトルとルディは衣服を交換した事で、
なんと立場が逆転する!(°□°;) ここが面白い★
いつ真実がバレるか、ハラハラしながらも、
上官を交えて、どこかコントギャグのような展開もあるのだ!
レナも事態を察知して実に上手く立ち回るの(≧▽≦)
父の遺言で「視界から私を消すな」が暗号と言えるもので、
意味はそこそこ察しがつくのよね(^―^)
最後まで二転三転あるんだけど、
主人公一家の、してやったりの表情が気持ち良かった~
でも互いにどこか憎めない相手と思っていたような。
めげずに逞しく賢く生きていくユダヤ人・・・
こういうパターンは珍しくて良いですね。
関連記事*****
「ヒトラーの贋札」
「es[エス]」
「ダ・ヴィンチ・コード」
裕福なユダヤ人一家のヴィクトルは、ルディ(アーリア人)を
兄弟のように思っていたけれども、
使用人の息子であるルディは対等でないものを感じ、
妬みがあったのでしょうね。
2人が同じ女性レナ(ウーズラ・シュトラウス)に恋をし、
レナがヴィクトルを好きになった事で、
なおさらルディは快く思っておらず、チャンスがあれば
優位に立ちたいと考えていたわけですね。
一般的によくある話で、ルディがものすごい悪人って事では
ないんだけど、人種が違って社会情勢が変わってくると、
こんな命懸けの展開になってしまうのね~
カウフマン一家がスイスに出国する時、ナチスに騙され
(ルディは関与してなかった)強制収容所に送られてしまう。
そこで終わりにはならず、ヴィクトルは本物の絵を切り札に、
駆け引きをします。
途中で墜落事故があり、ヴィクトルとルディは衣服を交換した事で、
なんと立場が逆転する!(°□°;) ここが面白い★
いつ真実がバレるか、ハラハラしながらも、
上官を交えて、どこかコントギャグのような展開もあるのだ!
レナも事態を察知して実に上手く立ち回るの(≧▽≦)
父の遺言で「視界から私を消すな」が暗号と言えるもので、
意味はそこそこ察しがつくのよね(^―^)
最後まで二転三転あるんだけど、
主人公一家の、してやったりの表情が気持ち良かった~
でも互いにどこか憎めない相手と思っていたような。
めげずに逞しく賢く生きていくユダヤ人・・・
こういうパターンは珍しくて良いですね。
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「ヒトラーの贋札」
「es[エス]」
「ダ・ヴィンチ・コード」