スーパー・チューズデー~正義を売った日~
2013-01-26(Sat)
選挙戦の裏側は陰謀・裏切り・取引・妥協の汚い世界!
演じる役者の演技バトルも熱い!
ジョージ・クルーニー監督作品。面白かったです☆

THE IDES OF MARCH
監督:ジョージ・クルーニー
製作:2011年 アメリカ
出演:*ライアン・ゴズリング *ジョージ・クルーニー
*フィリップ・シーモア・ホフマン *ポール・ジアマッティ
*マリサ・トメイ *エヴァン・レイチェル・ウッド *ジェフリー・ライト
米大統領選を題材に、舞台裏の陰謀などを描いた政治サスペンス。
スーパー・チューズデーとは、多くの州で党予備選が行われる、
選挙の年の3月の火曜日を指す。
米大統領候補者を決める最大のヤマ場となる。
政治の世界は裏にいろいろ汚い事があるだろうなあと思いつつも、
こうやって生々しく見せられると、
まともな政治家がいるんだろうかと、疑わしくなってきます(- -;)
民主党の候補者であるペンシルベニア州知事のモリスを演じる
ジョージ・クルーニーは、颯爽としていて高潔なイメージで良い!
スピーチも歯切れよくて、見るからにスマートな立候補者という感じ。
モリスを支えるのがベテラン選挙参謀のポール
(フィリップ・シーモア・ホフマン)と
若くしてやり手の広報官スティーヴン(ライアン・ゴズリング)。
彼は、心からモリスを尊敬し傾倒しているんですね。
ネタバレあるかも ↓
演じる役者の演技バトルも熱い!
ジョージ・クルーニー監督作品。面白かったです☆

THE IDES OF MARCH
監督:ジョージ・クルーニー
製作:2011年 アメリカ
出演:*ライアン・ゴズリング *ジョージ・クルーニー
*フィリップ・シーモア・ホフマン *ポール・ジアマッティ
*マリサ・トメイ *エヴァン・レイチェル・ウッド *ジェフリー・ライト
米大統領選を題材に、舞台裏の陰謀などを描いた政治サスペンス。
スーパー・チューズデーとは、多くの州で党予備選が行われる、
選挙の年の3月の火曜日を指す。
米大統領候補者を決める最大のヤマ場となる。
政治の世界は裏にいろいろ汚い事があるだろうなあと思いつつも、
こうやって生々しく見せられると、
まともな政治家がいるんだろうかと、疑わしくなってきます(- -;)
民主党の候補者であるペンシルベニア州知事のモリスを演じる
ジョージ・クルーニーは、颯爽としていて高潔なイメージで良い!
スピーチも歯切れよくて、見るからにスマートな立候補者という感じ。
モリスを支えるのがベテラン選挙参謀のポール
(フィリップ・シーモア・ホフマン)と
若くしてやり手の広報官スティーヴン(ライアン・ゴズリング)。
彼は、心からモリスを尊敬し傾倒しているんですね。
ネタバレあるかも ↓
ある時、スティーヴンは目立つほどの敏腕ぶりに、
敵陣営の選挙参謀ダフィ(ポール・ジアマッティ)から
引き抜き工作を持ちかけられる。
また、スタッフのインターン女性モリー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に
色気で誘われ密会する。
この2つともが罠かと思ったら一つは違ったけど(^^;
2つを絡める思わぬ事態に進んでいきます・・・
一枚上手(うわて)だったのは、ダフィかな。
ポールとスティーヴンの性格を掴んで、
どういう行動に出るかを見通してましたね。
ポールはクセ者に見えて、忠誠心にこだわる男でした。
スティーヴンは敵に寝返ろうとしても、
信用出来ない男としてダフィからも拒絶されます。
ダフィの罠にまんまと嵌る彼は、まだ経験不足と言う事でしょう。
そこで自分しか知らないあるモリスの秘密を切り札に
巻き返しを図ろうとする・・・
自分から男に迫っていく肉食系のモリーなので、
モリスも気の毒なようにも見えるんだけど(^▽^;)
クリントン大統領とモニカ・ルインスキーの件で話題になったように、
スキャンダルは政治家にとって大きなマイナスとなるのは確か。
元は正義感も高い志も持っていた有能な若者が、
選挙の裏世界を知って、裏切りや駆け引きという
汚れを身に付けてゆくのは、何だかやり切れない・・・(- -;)
妥協しないと信念を貫いていたモリスも、
選挙に勝つためにトンプソン議員やスティーヴンとの
取引に応じざるを得なくなるしね。
冒頭とラストでは、スティーヴンの表情が全く違っています。
ラストでは、モリスの参謀をしながら信頼関係も無い。
結局、理想と情熱と正義では政治に関われないと思うと恐ろしい。
政治の世界はどちらが優位に立つのかという戦いなんですね。
実力派俳優が多く登場し
演技合戦も楽しめた作品でした。
敵陣営の選挙参謀ダフィ(ポール・ジアマッティ)から
引き抜き工作を持ちかけられる。
また、スタッフのインターン女性モリー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に
色気で誘われ密会する。
この2つともが罠かと思ったら一つは違ったけど(^^;
2つを絡める思わぬ事態に進んでいきます・・・
一枚上手(うわて)だったのは、ダフィかな。
ポールとスティーヴンの性格を掴んで、
どういう行動に出るかを見通してましたね。
ポールはクセ者に見えて、忠誠心にこだわる男でした。
スティーヴンは敵に寝返ろうとしても、
信用出来ない男としてダフィからも拒絶されます。
ダフィの罠にまんまと嵌る彼は、まだ経験不足と言う事でしょう。
そこで自分しか知らないあるモリスの秘密を切り札に
巻き返しを図ろうとする・・・
自分から男に迫っていく肉食系のモリーなので、
モリスも気の毒なようにも見えるんだけど(^▽^;)
クリントン大統領とモニカ・ルインスキーの件で話題になったように、
スキャンダルは政治家にとって大きなマイナスとなるのは確か。
元は正義感も高い志も持っていた有能な若者が、
選挙の裏世界を知って、裏切りや駆け引きという
汚れを身に付けてゆくのは、何だかやり切れない・・・(- -;)
妥協しないと信念を貫いていたモリスも、
選挙に勝つためにトンプソン議員やスティーヴンとの
取引に応じざるを得なくなるしね。
冒頭とラストでは、スティーヴンの表情が全く違っています。
ラストでは、モリスの参謀をしながら信頼関係も無い。
結局、理想と情熱と正義では政治に関われないと思うと恐ろしい。
政治の世界はどちらが優位に立つのかという戦いなんですね。
実力派俳優が多く登場し
演技合戦も楽しめた作品でした。