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アナザープラネット
壮大SFムード満点のタイトル&ジャケット画だけど、
罪悪感に苦しみ自分を許せない主人公が、
いかにして再生していくか、と言う人間ドラマです。良作★

アナザープラネット
ANOTHER EARTH

監督・脚本・撮影・編集:マイク・ケイヒル
製作:2011年 アメリカ
出演:*ブリット・マーリング *ウィリアム・メイポーザー

ローダ(ブリット・マーリング)は17歳でMITに合格し前途洋々だった。
しかし、空に地球そっくりの星が現れた日、それに気を取られて
交通事故を起こし、ある家族を死なせ、人生を狂わせてしまう。
4年の刑期を終え、人目につかないように生活を始めるが、
事故被害者家族のうちジョンと言う男(ウィリアム・メイポーザー)が
奇跡的に生き残っている事を知り、謝罪しようと会いに行く。
が、本当の事が言えず、ハウスクリーニングの無料サービスだと
思わず嘘をついてしまう。
ジョンの生活はひどく荒んでいた。
事故のせい、家族を失ったせい・・・
ローダと同じくジョンも、事故の日から立ち直っていないのだった。
ローダは贖罪のつもりで丹念にジョンの家を掃除する日々を送る・・・

ネタバレあります

罪の意識につぶされそうな苦しい胸の内を、丁寧に描いています。
彼女は転落した人生を受け入れられないし、
罪を憎んでいるし、何より自分が許せない。

高校の掃除の仕事を一緒にやっているおじいさんが寓話的に出てきますが、
おじいさんもローダと同様に、後悔の念を背負っていて、
何も聞きたくない何も見たくないとして、絶望の世界に閉じこもろうとします。
そんな彼はローダの苦しみが分かったのか、
「全てを受け入れるんだよ」と言い、
ローダは彼に「自分を許して」と伝えます。
互いに自分への思いを表現しているんですね。
でもそう簡単にはいかなくて、苦しんでいるわけです。

空に浮かぶ青い星はとても幻想的で不思議に見える~☆
それはもう一つの地球で、そこにはパラレルワールドのように
もう一人の自分が存在する事が、調査の結果分かってくる(°□°;)オオッ
そうなると、その自分はこの私よりマシか?と気になるものですよね。
現状に満足してなければ、なおさらの事。
もし同じ人生だとしても、苦しみを分かち合いたい。

ローダは救いを求めるように、もう一つの地球への思いを強めていきます。
要するに自分自身と向き合うと言う事を表現してるんですよね。

ジョンへの償いをしていくうちに、2人は次第に心を通わせるように。
互いが必要な人になるのだけど、事故の真実を打ち明けたら、
ジョンは頑なに拒絶するように。一度前進したかのように見えたジョンは、
また事故の日に戻ってしまうんですね。仕方ないかな~

もう一つの地球へ行くチケットを手にしたローダは、それをジョンに譲ります。
地球が相手の存在を確認した時からシンクロしなくなったという説からすると、
あの星では事故が起きてなくて家族が生きている可能性があるから。
飛行訓練するジョンの表情は希望に満ちていました。
彼は再生の道を歩き出したんですね。
それを見たローダもやっと自分を許し人生をやり直す・
・・という話ですが、
ラストにハッとするワンシーンが!

たったワンシーンで凄い余韻を残し、いろいろ想像させられたわ
あちらからやって来たであろう もう一人のローダはキチンとした
服装で、こちらのローダが望んでいた姿でしたね。
恐らく事故は起こさずエリートの道を歩み、
科学者としてこちらへ来たんじゃないかな。
ジョンは幸せにしている家族と会えたかな~
きっとそれを確認しただけで満ち足りた気持ちになった事でしょう。
またこちらの地球に戻ってくるか、
あちらで生きるにしても幸せに新しい人生を始めるのでは?
2人とも前に進んでいくだろうと想像しました。
主演の女優さん、憂いのある凄く綺麗な人でした☆

#2011年サンダンス映画祭 審査員特別賞・アルフレッド・P・スローン賞受賞

テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

Secret
(非公開コメント受付中)

こんにちは♪
転落した人生を受け入れられないわけじゃないと思う。
ただ、自らが犯してしまった罪悪感に押しつぶされそうになっているだけだと思います。

ラストのワンシーンは意味深でしたよね
深い深い意味があるのだと、思っています
あのままいけば、大学生になれていた自分自身。4年といえば大学卒業の頃。
向こうのローダは心に迷いがあったのではないのかと。
一方全て受け入れて在りのままになったこちらのローダ。
科学者になっていたとまで飛躍して考えが及ばなかったのですが、
なるほどそういう考えもありますね、もともと頭がいいという設定でしたもんね、
飛び級して卒業しているという場合もありそうです

主演をつとめたブリット・マーリングさんも脚本に参加しているそうですが、
金融業界エリートの道を歩んでいるときに、なぜ私はここにいるのか、と思ったらしいですし…
誰しも一度は考えた事のある別の人生がこんな形で現れるのも面白いかと思います
別の自分、違う人生。選択肢と結果によってどんな人生を送っているのか、興味ありますよね!
makiさんへ
こんにちは!
そうね、自分の過ちで転落してしまった事は仕方ないと思っているでしょうね。
ただ「重罪犯の私には何のチャンスも無い」「次はマシな人生を」など、
言葉の端々に、今の人生を嘆き、今の自分を受け入れられない気持ちが
感じられるのよね・・・
そこから何とか自分を認めて前を向いて行こうって言う話だと思うの。
ジョンにチケットを渡す→ジョンの幸せそうな姿を見て少しは罪滅ぼしが出来たかなと思う→自分を許し受け入れる→もう一人の自分(かつての理想の姿)に会う・・

ラストのもう一人のローダ、年齢的に科学者って言うのは若いかな(^^;
要するに、苦悩を抱えて応募した一般人ではなくて、
優秀ゆえ正式な乗組員に選ばれた人だと、私は思ったんです。
成功して自分の道を上手く進んできた人だと勝手に想像しました。

もう一人の自分という形を取って、
自分自身を客観的に見たり、自分と向き合ったりする行為を
描いた異色の作品でしたね~
想像する別の自分って、だいたい今の自分にはない憧れの姿じゃない?(^^;

こんばんは!
>きっとそれを確認しただけで満ち足りた気持ちになった事でしょう。
もうひとつの地球が必要だったのは、被害者家族とも言えるので、
だから、チケットをゆずるんでしょうね。
被害者家族の時間が動き出すためには、この地を離れる必要があり、
この地には二度とは戻っては来ないということだと思います。

最期を、憧れの自分、未来の自分との対面と考えてもいいんですけど、
憧れの自分を見てしまうということは、
自分を見つめていない、逃げてるということでもあると思います。
自分とそっくりの他人と対面した、というイメージなんだと思います。
kinoさんへ
こんにちは!
>もうひとつの地球が必要だったのは、被害者家族とも言える
その通りでしたね、家族が元気に生きている事を知りたかったでしょう。
そしてそれを知った彼は満足出来たんじゃないでしょうか。
その後はどこの地でも、心穏やかに暮らしていける気がします。

ニコール・キッドマン主演映画にもありましたが、
どこかで幸せに暮らすもう一人の自分がいると思うだけで、
人は苦悩を癒す事が出来、前を向いて行けたりしますよね。
憧れの自分は、今の自分からの逃げになるのかもしれないけど、
自分を勇気づけてくれるものにもなると思うんですよ。
この主人公は、すでに自分を受け入れ立ち直っていたし、
どんな自分が現れても、全て自分として受け入れるんじゃないかな~
この映画は、観た人それぞれが異なった考えを持つでしょうね~(^_^)
そこが面白いんですよね☆

未見です
オススメみたいですね~ぇ
今度探して見ます!
交通事故って悲劇だよね
被害者は突然命を失い加害者は罪の意識に苦しむ
車を毎日運転するから身近に感じる…
死亡事故なんてしたら一生を後悔するよ
色々な意味で“もしもあの時”違う道を選択していたら人生が変わってくるよね
森子さんへ
ミニシアター系で地味目なんだけど、
最小限でいろいろ表現出来ている作品ですよ。
ずっと立ち直れない加害者と被害者の物語です。
その『もしも』が現実にあったら・・・興味あるよね。

空に青い惑星って「メランコリア」みたいだけど、
全然違いますので大丈夫(^^;

こんにちは
この作品・・・・
序盤辺りではニガテな部類かな、なんて思ってたのですが。
めちゃくちゃ良かったですよね!
2回観てしまいました。
もう1つの地球が存在するという想定もさることながら、
プロデューサー兼主演の女優さんの自然な演技と、神秘的なまでの美しさに
目を奪われました。

最後のシーンは、ワタシもYANさん同様、出世したもう1人のローダが
ジョンから話を聞いて、会いにきたのだと思います。
その出会いによって、こちら側のローダも自分を取り戻しもう1度勉強し
世のため人のタメになる職業に就きそうな気がしますね。
mia☆miaさんへ
こんにちは!
そこまでmia☆miaさんが気に入る部類だとは思いませんでした(^^;
もう一つの地球って神秘的だし興味深い設定よね。
女優さんも綺麗で魅力的だった~☆

ラストシーンの解釈は、だいたいmia☆miaさんと同じです!
ちょっと違うのは、ほぼシンクロした動きをしているから、
「ジョンから話を聞いて」じゃなくて、
ジョンの出発ともう一人のローダの出発は同時刻だったと思ったの。
あちらの彼女も、こちらのもう一人の自分がどんな人生を送っているか、
気になって来たんじゃないかと。
そしてその出会いで、こちらのローダも世のため・・・・っていう
展開になりそうな気がします。
互いに前向きな姿に励まされるんじゃないでしょうか。

ちょっと得した気分
YANさん、こんばんわ。

もう一つの地球というSF的な設定が、
哲学的な意味合いをも持っているというのが
とても上手な映画でした。
空に浮かぶ地球が、とても美しくて、
この映画の雰囲気にも十分マッチしてました。

苦しんで、いろんなことを考えて、行動して、
でも中途半端にしか出来ず、それでも行動して、
やっと自分を赦せるようになった、
険しい道のりだったけど、最後のラストシーンには、
確かにハッとさせられてました。

実は、見るつもりも無くて、
偶然テレビをつけたら、ちょうど始まっていて、
直ぐに引き込まれました。ちょっと得した気分。
それほどに、なかなかの良作だと思いました。

それじゃ、また。

ヤンさんへ
こんにちは!
これ、テレビ放映されてたんですか。
BSかなあ?WOWOWかなあ? 
テレビ向きっぽくない作品なのに、それはお得でしたよね!(^▽^;)

SF的な設定と雰囲気も良くて、
そちらも充分に魅力を持ってましたが、
人間の内面を細やかに描いたドラマ部分も
しっかりとしていて、引き込まれました。
また、一瞬のラストシーンがとても良かったですよね!
ハッとさせられて、それがどういう意味なのか
観終わった後も考えさせられて、ずっと映画の余韻に浸れました。

違う地球がもしあったら?あの空に浮かぶ惑星に別の自分がいるかもしれない。そこには別の人生があるのかもしれない。取り戻せない過去への罪悪感と希望への模索を描いた作品です。...
もうひとつの地球。もうひとりの私。 2011年サンダンス映画祭で、 審査員特別賞、アルフレッド・P・スローン賞、W受賞をしています。 ストーリー:17 歳でMITに合格した秀才のロー
アナザー プラネット [DVD](2012/03/16)ブリット・マーリング、ウィリアム・メイポーザー 他商品詳細を見る 【ANOTHER EARTH】 制作国:アメリカ  制作年:2011年 17歳でMITに合格した秀才の
取り返しのつかない罪を犯してしまった女性。 罪の大きさ故に自分を許せず、 この世界から逃亡することを願ってしまう。 しかし、いくら逃避してみても、 心を深く閉ざしてみて
ひとりごと
  
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 -YAN-

 
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「ま行」
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■ミケランジェロの暗号
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■ミスター・ノーバディ
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■ミッドナイト・イン・パリ
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■ミレニアム2 火と戯れる女
■ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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