J・エドガー
2012-10-03(Wed)
イーストウッド監督でディカプリオ主演って事で観てみました。
割と淡々とした作りで盛り上がりが少なかったけど、
ディカプリオとアーミー・ハマーの力演が良かったです。

J. EDGAR
監督:クリント・イーストウッド
製作:2011年 アメリカ
出演:*レオナルド・ディカプリオ *アーミー・ハマー *ナオミ・ワッツ
*ジュディ・デンチ *ジョシュ・ルーカス
だれよりも恐れられ、だれよりも崇められた男。
司法省勤務から初代FBI長官となり、生涯FBIのトップに君臨した
ジョン・エドガー・フーバーの生涯を描いた作品。
彼は回顧録を作成するため、部下に自分の功績を語り始める。
過激派やギャングの摘発に尽力してきた事、
科学捜査という新しい手法を導入した事、
数々の難事件を解決してきた事などを熱く語る。
J・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、
自分独自の正義と信念を貫き、政治家に支配されない権力を握る。
違法まがいの盗聴で権力者の秘密情報を
握っていたため、大統領でさえ彼を恐れた。
見えてくるのは、独裁的、人種差別・反共産主義、権力志向という面なんだけど・・・
割と淡々とした作りで盛り上がりが少なかったけど、
ディカプリオとアーミー・ハマーの力演が良かったです。

J. EDGAR
監督:クリント・イーストウッド
製作:2011年 アメリカ
出演:*レオナルド・ディカプリオ *アーミー・ハマー *ナオミ・ワッツ
*ジュディ・デンチ *ジョシュ・ルーカス
だれよりも恐れられ、だれよりも崇められた男。
司法省勤務から初代FBI長官となり、生涯FBIのトップに君臨した
ジョン・エドガー・フーバーの生涯を描いた作品。
彼は回顧録を作成するため、部下に自分の功績を語り始める。
過激派やギャングの摘発に尽力してきた事、
科学捜査という新しい手法を導入した事、
数々の難事件を解決してきた事などを熱く語る。
J・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、
自分独自の正義と信念を貫き、政治家に支配されない権力を握る。
違法まがいの盗聴で権力者の秘密情報を
握っていたため、大統領でさえ彼を恐れた。
見えてくるのは、独裁的、人種差別・反共産主義、権力志向という面なんだけど・・・
私はこの人、嫌いじゃないな。(^▽^;)
と言うのは、この作品はFBI長官としての活躍や功罪より、
エドガーの人間臭い部分を見せていく内容で、
老いた時代と若い時代を上手い繋ぎで交互に展開していって、
早いうちに分かるんだけど、
秘書のヘレン・ガンディ(ナオミ・ワッツ)と後に副長官となる
クライド・トルソン(アーミー・ハマー)は、晩年までずっと一緒にいるんですよね。
本当にエドガーが嫌な奴なら、友人でも恋人でも部下でも、
さっさと離れちゃうはず。
それが2人共40年近く側で忠実に仕えていたとは!
エドガーは大切な人はとても大事にした人なのかも。
(その他の人は寄せ付けなかったようですが)
母に対しても、世間的にはマザコンになってしまうんだろうけど、
最期まで看取るなんて、優しい息子だなあと思ったり。(^^;
私、息子から優しくされた事無いんで・・・(≧ε≦)
一度求婚されて「仕事が第一」と言ったヘレンは、
いったいどういう心境でエドガーの側にいたのか?
ゲイが許されなかった時代に、重要なポストにいるエドガーとトルソンは
目立ってはいけないので、自制しながら、それでも食事を毎日共に
していたようだけど、実際の関係性はどうだったのか?
恐らく、極秘ファイルをシュレッダーにかけたように、
彼らに関するプライベートな情報は全部消されてしまったでしょうね。
だから、マザコン疑惑、ゲイ疑惑、ヘレンとの関係、
一番気になるどれもが曖昧で、物足りないんですよね~(+_+)
従って創作になるんだろうけど、それでもトルソンとのやりとりは
温かいものがあって良いシーンでした。
アーミー・ハマーは、「ソーシャル・・・」でも気に入って、
本作では、その瞳の輝きがステキなので、ますます気に入ったわ♪
最後にそれまでの回想が、嘘の入った誇張されたものであると
分かるのが面白いです。
愛国心と正義の名の下に、
自分がいかに輝かしい活躍をし、自分がいかに偉大だったか・・・
そんなものは錯覚だったと言わんばかりの展開でした。
アメリカの正義の象徴だった男への冷静な視線がありました。
関連記事*****
「ミスティック・リバー」
「ミリオンダラー・ベイビー」
「硫黄島からの手紙」
「チェンジリング」
「グラン・トリノ」
「インビクタス/負けざる者たち」
「ヒア アフター」
と言うのは、この作品はFBI長官としての活躍や功罪より、
エドガーの人間臭い部分を見せていく内容で、
老いた時代と若い時代を上手い繋ぎで交互に展開していって、
早いうちに分かるんだけど、
秘書のヘレン・ガンディ(ナオミ・ワッツ)と後に副長官となる
クライド・トルソン(アーミー・ハマー)は、晩年までずっと一緒にいるんですよね。
本当にエドガーが嫌な奴なら、友人でも恋人でも部下でも、
さっさと離れちゃうはず。
それが2人共40年近く側で忠実に仕えていたとは!
エドガーは大切な人はとても大事にした人なのかも。
(その他の人は寄せ付けなかったようですが)
母に対しても、世間的にはマザコンになってしまうんだろうけど、
最期まで看取るなんて、優しい息子だなあと思ったり。(^^;
私、息子から優しくされた事無いんで・・・(≧ε≦)
一度求婚されて「仕事が第一」と言ったヘレンは、
いったいどういう心境でエドガーの側にいたのか?
ゲイが許されなかった時代に、重要なポストにいるエドガーとトルソンは
目立ってはいけないので、自制しながら、それでも食事を毎日共に
していたようだけど、実際の関係性はどうだったのか?
恐らく、極秘ファイルをシュレッダーにかけたように、
彼らに関するプライベートな情報は全部消されてしまったでしょうね。
だから、マザコン疑惑、ゲイ疑惑、ヘレンとの関係、
一番気になるどれもが曖昧で、物足りないんですよね~(+_+)
従って創作になるんだろうけど、それでもトルソンとのやりとりは
温かいものがあって良いシーンでした。
アーミー・ハマーは、「ソーシャル・・・」でも気に入って、
本作では、その瞳の輝きがステキなので、ますます気に入ったわ♪
最後にそれまでの回想が、嘘の入った誇張されたものであると
分かるのが面白いです。
愛国心と正義の名の下に、
自分がいかに輝かしい活躍をし、自分がいかに偉大だったか・・・
そんなものは錯覚だったと言わんばかりの展開でした。
アメリカの正義の象徴だった男への冷静な視線がありました。
関連記事*****
「ミスティック・リバー」
「ミリオンダラー・ベイビー」
「硫黄島からの手紙」
「チェンジリング」
「グラン・トリノ」
「インビクタス/負けざる者たち」
「ヒア アフター」