アンチクライスト
2012-07-18(Wed)
過激な衝撃作にアイタタタ・・・(><)
圧倒されっ放しで、言葉が出ない。

ANTICHRIST
監督:ラース・フォン・トリアー
製作:2009年 デンマーク・ドイツ・フランス・スウェーデン・イタリア・ポーランド
出演:*シャルロット・ゲンズブール *ウィレム・デフォー
グルーポン・サイトでのTSUTAYA DISCAS特別割引、
500円で12本借り切りました(^_^)
最後の12本目に、近所のお店には無かった本作をレンタル。
6月に観て感想が出てこなくて放ってあったんですが、何か記録しておかなくちゃね・・・
「アンチクライスト」・・・つまり反キリスト教と言うタイトルを考えた時、
そのキリスト教自体がどうも分からないので、書く手が止まってしまうんですよね。
でもまあ、宗教は置いといて(^^; 思い付いたままに適当に記録しておきましょう。
夫婦は愛し合っている最中に、子供を失ってしまう。
深い悲しみと自責の念で精神を病んでいく妻(シャルロット・ゲンズブール)。
セラピストの夫(ウィレム・デフォー)は妻を救おうと懸命に心理療法を施す。
プロローグ、悲嘆、苦痛、絶望、3人の乞食、エピローグの6章から成る。
プロローグの、アリアの音楽をバックにしたモノクロのスーパースローは、
芸術的な映像で目を見張るものがありました☆
愛し合う夫婦と共に、今まさに悲劇へ向かおうとする子供の姿が、
同時進行で描かれる。引き込まれるオープニングでした。
↓
圧倒されっ放しで、言葉が出ない。

ANTICHRIST
監督:ラース・フォン・トリアー
製作:2009年 デンマーク・ドイツ・フランス・スウェーデン・イタリア・ポーランド
出演:*シャルロット・ゲンズブール *ウィレム・デフォー
グルーポン・サイトでのTSUTAYA DISCAS特別割引、
500円で12本借り切りました(^_^)
最後の12本目に、近所のお店には無かった本作をレンタル。
6月に観て感想が出てこなくて放ってあったんですが、何か記録しておかなくちゃね・・・
「アンチクライスト」・・・つまり反キリスト教と言うタイトルを考えた時、
そのキリスト教自体がどうも分からないので、書く手が止まってしまうんですよね。
でもまあ、宗教は置いといて(^^; 思い付いたままに適当に記録しておきましょう。
夫婦は愛し合っている最中に、子供を失ってしまう。
深い悲しみと自責の念で精神を病んでいく妻(シャルロット・ゲンズブール)。
セラピストの夫(ウィレム・デフォー)は妻を救おうと懸命に心理療法を施す。
プロローグ、悲嘆、苦痛、絶望、3人の乞食、エピローグの6章から成る。
プロローグの、アリアの音楽をバックにしたモノクロのスーパースローは、
芸術的な映像で目を見張るものがありました☆
愛し合う夫婦と共に、今まさに悲劇へ向かおうとする子供の姿が、
同時進行で描かれる。引き込まれるオープニングでした。
↓
肉欲に溺れて、大切な子供を失う。
こうなれば、自分をとがめる気持ちは計り知れないでしょう。
ただの事故ではなく、快楽のさ中の出来事なのです。(しかも子供に気付いていたし)
妻の病み方は尋常じゃなく、見ていて息苦しくなり、疲れました(^^;
「危険に身をさらす事、恐怖は危険じゃないと学ぶ」に従い、
夫は、妻が恐れていると思われるエデンの森へ連れて行きます。
普通、自然は精霊が宿る神聖な場所のイメージなのに、
この映画に出てくる森は、「自然は悪魔の教会だ」と言うだけあって、
おどろおどろしく不気味です。ドングリが落ちる音すらホラーみたい。
以前に妻はこの森で魔女や拷問について論文を書いていたらしい。
夫の治療にも関わらず、ますます妻は狂気を帯び、
悪魔的な本質を引き出される事になります。
性行為も暴力も酷くなる。唖然として目を見開くばかり・・・w(゚o゚)w
局所を叩き潰して(ギャー(°□°;)!)脚に穴を開け・・・と
もうあまりに痛いシーンで見ちゃいられない。
何と言ってもショッキングなのは、肉欲に溺れた自分を
罰するため、性器を切断するシーン(><) ヒエ~
あまりにおぞましくて背筋が凍りましたわ。
女は相手が自分から離れて行かないように、
子供の脚を虐待し、夫に性行為を求め脚を傷つけたんですね。
女ばかりが邪悪に描かれていますが、
魔女裁判や拷問も元々男がやってきた事。
妻の悪魔的な部分を引き出したのは夫なのではないでしょうか。
夫にはその意識がなくても、妻が一番恐れていたのは、
自分の上に立って冷静に振る舞う夫だった気もします。
(献身的ないい夫だとも思いましたが)
キリスト教の暗喩が多分随所にあるんでしょうけど、
私にはよく分からないまま。ギヴアップ(^^;
まあいいです。もう一度観る事も無い気がします。
美しい映像と主演2人の鬼気迫る演技に、とにかく圧倒され、
強烈な印象を残す作品でした。
ラース・フォン・トリアー監督作品「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は
ビョークが苦手で、あまり好きになれませんでした。
「ドッグヴィル」の実験的な作風は気に入りましたが、
特に好きな作品ではないので、この監督との相性は良くないかも(^^;
関連作品*****
「ドッグヴィル」
こうなれば、自分をとがめる気持ちは計り知れないでしょう。
ただの事故ではなく、快楽のさ中の出来事なのです。(しかも子供に気付いていたし)
妻の病み方は尋常じゃなく、見ていて息苦しくなり、疲れました(^^;
「危険に身をさらす事、恐怖は危険じゃないと学ぶ」に従い、
夫は、妻が恐れていると思われるエデンの森へ連れて行きます。
普通、自然は精霊が宿る神聖な場所のイメージなのに、
この映画に出てくる森は、「自然は悪魔の教会だ」と言うだけあって、
おどろおどろしく不気味です。ドングリが落ちる音すらホラーみたい。
以前に妻はこの森で魔女や拷問について論文を書いていたらしい。
夫の治療にも関わらず、ますます妻は狂気を帯び、
悪魔的な本質を引き出される事になります。
性行為も暴力も酷くなる。唖然として目を見開くばかり・・・w(゚o゚)w
局所を叩き潰して(ギャー(°□°;)!)脚に穴を開け・・・と
もうあまりに痛いシーンで見ちゃいられない。
何と言ってもショッキングなのは、肉欲に溺れた自分を
罰するため、性器を切断するシーン(><) ヒエ~
あまりにおぞましくて背筋が凍りましたわ。
女は相手が自分から離れて行かないように、
子供の脚を虐待し、夫に性行為を求め脚を傷つけたんですね。
女ばかりが邪悪に描かれていますが、
魔女裁判や拷問も元々男がやってきた事。
妻の悪魔的な部分を引き出したのは夫なのではないでしょうか。
夫にはその意識がなくても、妻が一番恐れていたのは、
自分の上に立って冷静に振る舞う夫だった気もします。
(献身的ないい夫だとも思いましたが)
キリスト教の暗喩が多分随所にあるんでしょうけど、
私にはよく分からないまま。ギヴアップ(^^;
まあいいです。もう一度観る事も無い気がします。
美しい映像と主演2人の鬼気迫る演技に、とにかく圧倒され、
強烈な印象を残す作品でした。
ラース・フォン・トリアー監督作品「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は
ビョークが苦手で、あまり好きになれませんでした。
「ドッグヴィル」の実験的な作風は気に入りましたが、
特に好きな作品ではないので、この監督との相性は良くないかも(^^;
関連作品*****
「ドッグヴィル」