ザ・レッジ ―12時の死刑台―
2012-07-10(Tue)
最近、ビルからの飛び降りが流行っている?(崖っぷちの男もいたよね)
主人公がビルの縁に立つのは何故なのか?彼はどうなるのか?
宗教論議が出てくるけど、そんなに重要じゃないような・・・

THE LEDGE
監督:マシュー・チャップマン
製作:2011年 アメリカ
出演:*チャーリー・ハナム *リヴ・タイラー *パトリック・ウィルソン
*テレンス・ハワード
生と死の境界線。彼は何故そこに立つのか。
ギャビン(チャーリー・ハナム)と言う男が高層ビルの縁に立って
飛び降りようとしているのを、刑事ホリス(テレンス・ハワード)は
止めるように説得する。
ギャビンは「自分の意志では無い。正午を待って飛ぶ。
やらなければ人が死ぬ」と言う。
この状況に至るまでの経過がギャビンの口から語られます。
宗教論の絡んだ三角関係の話なんです・・・
ギャビン役のチャーリー・ハナムが、角度によってヒース・レジャーに見えて、
なんかドキドキさせられた~(^▽^;) スーツ姿と軽装のギャップがまたいい☆
ギャビンは、同じアパートに引っ越してきた人妻シェーナ(リヴ・タイラー)との
出会いを運命のように感じ、惹かれていく。
シェーナは、若い頃ドラッグや売春で堕ちた暮らしをしていたが、
教会で夫ジョー(パトリック・ウィルソン)に出会って救われたと言う過去の持ち主。
ジョーには感謝の気持ちがあるけど、窮屈さも感じていた。
そんな時に出会ったギャビンとは解放感を味わう事が出来、
2人は本気で愛し合うようになる。
ネタバレあります
主人公がビルの縁に立つのは何故なのか?彼はどうなるのか?
宗教論議が出てくるけど、そんなに重要じゃないような・・・

THE LEDGE
監督:マシュー・チャップマン
製作:2011年 アメリカ
出演:*チャーリー・ハナム *リヴ・タイラー *パトリック・ウィルソン
*テレンス・ハワード
生と死の境界線。彼は何故そこに立つのか。
ギャビン(チャーリー・ハナム)と言う男が高層ビルの縁に立って
飛び降りようとしているのを、刑事ホリス(テレンス・ハワード)は
止めるように説得する。
ギャビンは「自分の意志では無い。正午を待って飛ぶ。
やらなければ人が死ぬ」と言う。
この状況に至るまでの経過がギャビンの口から語られます。
宗教論の絡んだ三角関係の話なんです・・・
ギャビン役のチャーリー・ハナムが、角度によってヒース・レジャーに見えて、
なんかドキドキさせられた~(^▽^;) スーツ姿と軽装のギャップがまたいい☆
ギャビンは、同じアパートに引っ越してきた人妻シェーナ(リヴ・タイラー)との
出会いを運命のように感じ、惹かれていく。
シェーナは、若い頃ドラッグや売春で堕ちた暮らしをしていたが、
教会で夫ジョー(パトリック・ウィルソン)に出会って救われたと言う過去の持ち主。
ジョーには感謝の気持ちがあるけど、窮屈さも感じていた。
そんな時に出会ったギャビンとは解放感を味わう事が出来、
2人は本気で愛し合うようになる。
ネタバレあります
ジョーはどん底の人生を信仰に救われてから、
熱心なキリスト教原理主義者となった。
そのため、無神論者のギャビンが神を信じるようにしつこく説得する。
ギャビンとジョーは宗教の事で激しい言い合いになります。
最終的にこの宗教論争は、不貞の2人を追い詰めるための
手段として、ストーリー中に出てくるに過ぎません。
「姦通した者は死ななければならない」これを使いたかったわけです。
そして「信念のために死ぬ勇気があるか」これを試されるんですね。
さて、説得に当たっていたホリス刑事も、ちょうど家族の事で問題を
抱えていて、途中で妻からの電話に出たりする所が、笑えたなあ。(^^;
自殺しようとしているギャビンがホリスの問題を聞いてやる側になり、
どうも緊迫感が緩みます。
だいたい、ギャビンに説得を始めたのが10時40分ですよ。
誰かに脅迫されている事がそれとなく分かっていて、
正午までに時間があったんだから、何か手を打てたでしょうが。
5分前になってやっと脅迫者の存在に気付くなんて遅すぎるわ!( ̄□ ̄;)
展開がスリリングになったのは、この5分前になってから。う~ん。
自分の信念に従い相手を守り自分を犠牲にした者と、
愛と信仰の名の下に相手を殺そうとした者。
どちらが無神論者でどちらが信仰者なのか、皮肉に描いてますね。
自分の信念を貫く姿を見せられたホリスは、
子供達を本当の自分の子供として受け入れ、
家族を愛していく決心をする。と言う感動系のまとめで終わります。
しかし、どこかピリッとした所の無い作品だったなあという印象。
パトリック・ウィルソンは「ハード・キャンディ」でも半狂乱の男で、
今回も目つきが恐ろしかった~
でも、もっと狂信的で、もっとサイコな感じを強くした方が、
面白くなったと思います。
熱心なキリスト教原理主義者となった。
そのため、無神論者のギャビンが神を信じるようにしつこく説得する。
ギャビンとジョーは宗教の事で激しい言い合いになります。
最終的にこの宗教論争は、不貞の2人を追い詰めるための
手段として、ストーリー中に出てくるに過ぎません。
「姦通した者は死ななければならない」これを使いたかったわけです。
そして「信念のために死ぬ勇気があるか」これを試されるんですね。
さて、説得に当たっていたホリス刑事も、ちょうど家族の事で問題を
抱えていて、途中で妻からの電話に出たりする所が、笑えたなあ。(^^;
自殺しようとしているギャビンがホリスの問題を聞いてやる側になり、
どうも緊迫感が緩みます。
だいたい、ギャビンに説得を始めたのが10時40分ですよ。
誰かに脅迫されている事がそれとなく分かっていて、
正午までに時間があったんだから、何か手を打てたでしょうが。
5分前になってやっと脅迫者の存在に気付くなんて遅すぎるわ!( ̄□ ̄;)
展開がスリリングになったのは、この5分前になってから。う~ん。
自分の信念に従い相手を守り自分を犠牲にした者と、
愛と信仰の名の下に相手を殺そうとした者。
どちらが無神論者でどちらが信仰者なのか、皮肉に描いてますね。
自分の信念を貫く姿を見せられたホリスは、
子供達を本当の自分の子供として受け入れ、
家族を愛していく決心をする。と言う感動系のまとめで終わります。
しかし、どこかピリッとした所の無い作品だったなあという印象。
パトリック・ウィルソンは「ハード・キャンディ」でも半狂乱の男で、
今回も目つきが恐ろしかった~
でも、もっと狂信的で、もっとサイコな感じを強くした方が、
面白くなったと思います。