新少林寺/SHAOLIN
2012-06-13(Wed)
少林拳アクションが中心の映画かと思ったら、
1人の男が生き方を見つめ直していく人間ドラマでした。
中国数千年の歴史から生まれた文化・教えは、さすがに素晴らしい!

SHAOLIN
監督:ベニー・チャン
製作:2011年 香港・中国
出演:*アンディ・ラウ *ニコラス・ツェー *ファン・ビンビン *ジャッキー・チェン
守れ。人々の希望のためーー
1912年、清王朝が倒れ、内戦を繰り返していた中国。
少林寺では、僧侶達が難民や負傷者を救助していた。
非情な侯杰(アンディ・ラウ)は、少林寺に逃げ込んだ敵将を殺害する。
その後、腹心、曹蛮(ニコラス・ツェー)の裏切りに遭い、
大切な娘を殺され自分も追われる身となる。窮地に立ち
かつて「恐れるに足らず」と蔑んだ少林寺に助けを求める・・・
あれだけ侮辱した相手の所によく行けたものだよね(^^;
受け入れた少林寺側の器の大きさを示す事にもなるわけですが。
曹蛮軍も、行方不明の侯杰を探すなら、少林寺に目を付けても
おかしくないのに、長い間探しに来なかったね・・・(^▽^;)
ネタバレあるかも
1人の男が生き方を見つめ直していく人間ドラマでした。
中国数千年の歴史から生まれた文化・教えは、さすがに素晴らしい!

SHAOLIN
監督:ベニー・チャン
製作:2011年 香港・中国
出演:*アンディ・ラウ *ニコラス・ツェー *ファン・ビンビン *ジャッキー・チェン
守れ。人々の希望のためーー
1912年、清王朝が倒れ、内戦を繰り返していた中国。
少林寺では、僧侶達が難民や負傷者を救助していた。
非情な侯杰(アンディ・ラウ)は、少林寺に逃げ込んだ敵将を殺害する。
その後、腹心、曹蛮(ニコラス・ツェー)の裏切りに遭い、
大切な娘を殺され自分も追われる身となる。窮地に立ち
かつて「恐れるに足らず」と蔑んだ少林寺に助けを求める・・・
あれだけ侮辱した相手の所によく行けたものだよね(^^;
受け入れた少林寺側の器の大きさを示す事にもなるわけですが。
曹蛮軍も、行方不明の侯杰を探すなら、少林寺に目を付けても
おかしくないのに、長い間探しに来なかったね・・・(^▽^;)
ネタバレあるかも
アンディ・ラウが最初、冷酷非道の嫌な奴で驚いたけど、
全てを奪われ何も無くなって初めて、自分の生き方を振り返り、
もう一度まともに生まれ変わろうとするんですね。
やっぱり主役はずっと悪い人間のままじゃない。(^―^)ホッ
悪を継いだのは曹蛮。 ちょっと切れた雰囲気がステキでした。
服装の乱れは心の乱れ・・・って感じで、髭を生やしたり
軍服の前をはだけたり、すぐにワルって分かりやすいのなんのって。
侯杰は禅の精神を学び、同時に武術の修行を行います。
皆でやる一糸乱れぬ動きは美しい! 棒上に片足で立つの凄い!
今回は「ハッ!ハッ!」という掛け声は無し。
修行へと導く役がジャッキー・チェン。
僧ではなくて厨房係というのが良い立ち位置で、
ほのぼのとして笑えるような人間臭い部分を担当していました。
武術ができないと言いながら、コミカルな活躍があって、
ポイントとなる良い存在感を出していましたね。
禅の心とは、我を抑え、執着を捨てる事。
そうしてこそ、真理と向き合い道を極める事が出来る。
私利私欲のために生きてきた侯杰ですが、
真剣に修行し、憎悪すら消し去ります。
最後に曹蛮との対決があるだろうに、
復讐しないんだろうか?と思っていたら、
「改心させるのが私の務め」として、殺さないどころか
彼を助けるんですね!
クライマックスは少林寺も爆破で崩壊し、
僧侶と軍が入り交じっての戦いとなって、凄い迫力です!
もう皆バタバタッと倒れていく中、まさかヤツ1人が生き残るとは。
全てが消えてしまった風景を見て、改心してくれたらいいのだけど。
欲を捨て無の境地に至れば苦悩も迷いもない。
そんな禅は古くから受け継がれてきた素晴らしい教えです。
エンドロールのアンディ・ラウの歌にも歌われて、
心が洗われるようでした。この教えはなかなか深いなあ~
でも最近は失われつつあるような(^^;
僧侶の中にも師兄などステキなキャラの人達がいました。
でも、タイトルに少林寺が付く割には、脇役になってましたね。
もっと少林拳が見たかったけど、
迫力あるシーンが色々あって、楽しめました。
全てを奪われ何も無くなって初めて、自分の生き方を振り返り、
もう一度まともに生まれ変わろうとするんですね。
やっぱり主役はずっと悪い人間のままじゃない。(^―^)ホッ
悪を継いだのは曹蛮。 ちょっと切れた雰囲気がステキでした。
服装の乱れは心の乱れ・・・って感じで、髭を生やしたり
軍服の前をはだけたり、すぐにワルって分かりやすいのなんのって。
侯杰は禅の精神を学び、同時に武術の修行を行います。
皆でやる一糸乱れぬ動きは美しい! 棒上に片足で立つの凄い!
今回は「ハッ!ハッ!」という掛け声は無し。
修行へと導く役がジャッキー・チェン。
僧ではなくて厨房係というのが良い立ち位置で、
ほのぼのとして笑えるような人間臭い部分を担当していました。
武術ができないと言いながら、コミカルな活躍があって、
ポイントとなる良い存在感を出していましたね。
禅の心とは、我を抑え、執着を捨てる事。
そうしてこそ、真理と向き合い道を極める事が出来る。
私利私欲のために生きてきた侯杰ですが、
真剣に修行し、憎悪すら消し去ります。
最後に曹蛮との対決があるだろうに、
復讐しないんだろうか?と思っていたら、
「改心させるのが私の務め」として、殺さないどころか
彼を助けるんですね!
クライマックスは少林寺も爆破で崩壊し、
僧侶と軍が入り交じっての戦いとなって、凄い迫力です!
もう皆バタバタッと倒れていく中、まさかヤツ1人が生き残るとは。
全てが消えてしまった風景を見て、改心してくれたらいいのだけど。
欲を捨て無の境地に至れば苦悩も迷いもない。
そんな禅は古くから受け継がれてきた素晴らしい教えです。
エンドロールのアンディ・ラウの歌にも歌われて、
心が洗われるようでした。この教えはなかなか深いなあ~
でも最近は失われつつあるような(^^;
僧侶の中にも師兄などステキなキャラの人達がいました。
でも、タイトルに少林寺が付く割には、脇役になってましたね。
もっと少林拳が見たかったけど、
迫力あるシーンが色々あって、楽しめました。