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ツリー・オブ・ライフ
観念的な映像の洪水!何と言う迫力!
これが、神が創った人智の及ばない世界。
そこで人間はどう生きたらいいのか?
2011年度アカデミー賞作品賞ノミネート

ツリー・オブ・ライフ
THE  TREE OF LIFE

監督:テレンス・マリック 
製作2011年 アメリカ
出演:*ブラッド・ピット *ショーン・ペン *ジェシカ・チャステイン
*ハンター・マクラケン *ララミー・エップラー *タイ・シェリダン

父さん、あの頃の僕はあなたが嫌いだった・・・

冒頭に、ヨブ記の一節が出てきます。
「私が大地を据えた時、お前はどこにいたのか。」
ヨブ記をWikiでちょこっと調べたら、
「正しい人に悪い事が起きる。すなわち何も悪い事をしていないのに
苦しまねばならない、という『義人の苦難』をテーマに扱った文献」
とありました。
理不尽な災いを与えられたヨブは、なぜ?と問いかけ、友人と議論する。
沈黙を続けていた神が最後に登場し、先ほどの
「私が大地を据えた時・・・」と言う一節を語ります。

私もよく思います。
真面目に生きてきた人間が、なぜ悲しい目に遭わなければならないのか?と。
自分の事だけじゃなくて、周囲でもそうだし、東日本大震災にしてもそう。
善良に生きてきた者になぜ苦難が訪れるのか?神は何をしているのか?
元々、私は神なんて信じてはいませんが(^^;

最初はこの映画を、プラピとショーン・ペンの内面のドラマだと
思っていたので、急に恐竜やらが出てきて、
どうしてここまで壮大な映像が必要なのか分からなかったんだけど、
ヨブ記の説明を読んだら(ごく簡単にですが(^^;)、
長男ジャックがヨブで、映画自体がヨブ記なんだと思えてきました。

ネタバレあるかも
なぜ誠実で優しい弟が死んだのか?なぜ我々に不幸が?
全体が、ジャックが苦悩している心象映像なんですね。
オブライエン一家についての具体的説明はあまりされず、
ストーリーも無く断片的にエピソードが出てくる形になっています。

なぜ?と言う問いに対する返事である「私が大地を据えた時・・・」
つまり神が宇宙を創造した時という部分が、
あの抽象的で観念的な映像・・・地球創造や生命誕生を表わした映像です。
とても美しくて、こちらを圧倒するように迫ってきます。
それは神の尊大な力を感じさせ、人間は創造したもののほんの一部であり、
ちっぽけなものだと思わせるほど壮大です。

神の計画の中では人間は主人公ではないので、翻弄されるばかり。

いったいどう生きたらいいのか?
生き方は2通りあると言います。
世俗に生きるか、神の恩寵に生きるか。

世俗に生きる見本が父親で、成功や名誉を望む。
神の恩寵に生きる見本が母親で、慈愛に満ちている。

じゃあ、母のように生きたら不幸は訪れないのか?
いや現実は、どう生きても不幸は訪れます。
「主は与え、主は奪う」 なぜ? なぜなんだ?

ヨブ記でも、神はヨブの問いに答えていないんですね。
答は無いんです。

でも、ジャックは最後に自分で生き方を決めます。
神の恩寵に生きると。
神に身を委ね、出来事やこの世界を受け入れようと。
それがラスト、穏やかに海辺を歩く姿なんじゃないでしょうか。

宗教的な映画だけど、どう生きるかという普遍的な
テーマ
のように思いました。
荘厳な音楽、特に「モルダウ」が良かったです。


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「ヒューゴの不思議な発明」
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テーマ : 個人的な映画の感想
ジャンル : 映画

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(非公開コメント受付中)

もう6月ですね
今月もヨロシクです。

恐竜が出てくるんですか?
それは意外です。WOWOW放映されたら見るつもりなので、またお邪魔しに来ます。

ほんと、人生不公平ですね。
善人にも哀しいことが起こり、悪人がのほほんと生きている。

神の存在は信じないけど、辛いときは神頼み、懸賞に当たりたいときにも神頼みのmiamiaです@
こんばんは♪
間違えましたので、一部訂正><

>長男ジャックがヨブで、映画自体がヨブ記
なるほど、面白い解釈ですね。わかりやすい。
難解な哲学作品でおそらく二度は観ないと思いますが、
描かれているものは普遍的なものであろうというのは同意見です
世俗に生きてきた事に気づいた主人公は、ラストで恩寵を受けることを選択する…それは今までの人生を捨てることをも意味しませんか?
私はただ、受け入れたのだと思うことにしました。世俗と恩寵の間にたって、生きることを。
そしてそれこそが不変倫理の中で変わらない生命の循環を描いているのではないかと。

なんにせよ一筋縄ではいかない難解な作品で、
受け取る側によってどうとでも受け取れる意欲的な作品であるとも感じとれますね!

パルムドールの審査基準ってよくわからないや…
こんばんは。

そうなんですよね、宗教的な話が出てくるのですが、全然宗教的じゃないんですよね。仰る通り「どう生きるか」という普遍的なテーマが中心にあったと思います。

私は「喪失と希望」あるいは「死と再生」という印象を受けました。ただ、どのようにでも解釈できるくらい抽象的ですので、どれが正解というのはないのかもしれませんね(笑)
映像・音響的な美しさは素晴らしかったですし、動く絵画を見せられているようでした。そこに起伏のある物語はあまりありませんでしたが(笑)
イメージ映像を多用としてる作品ですね。
映画館で見たから集中できたかも?夢眠の場合はDVDだと寝ちゃいそう(笑)
でも、凄く大きな流れの内容で
見終わったとは良い意味で呆然としました。
mia☆miaさんへ
こんにちは!
月末にとても忙しく仕事をしてたら、目の疲れが酷くなって
PC見るのもしんどくなっちゃって・・・今、不調です(;_;)

そう、まさかの恐竜ですよ!もうビックリしちゃった(^▽^;)
mia☆miaさんは心構えができたよね、そのつもりで観て下さいね。

人生、理不尽で納得できない事が多いね・・・
うちは商売をしているから神棚があって、毎日神頼みしてます( ̄∇ ̄*)ゞハハ
善行も悪行も「お天道様が見ている」って言うのも信じているけど、
西洋人が宗教を心の糧にするのとはかなり違いますね。

makiさんへ
こんにちは!
「この映画、ヨブ記みたい」と思ったらそれしか考えられなくなっちゃって、
ヨブ記絡みの私の感想はものすごくシンプルでしょう?(^^;
もっと映画では父子の葛藤なども描かれていたけど、カットしちゃった。

主人公の選択は、makiさんと同じく「ありのままを受け入れる」と言う事だと思います。
それまでの人生は、嫌いだった父と同じような生き方になってしまったのだから、
どこかで否定してきたと想像します。
だから、あまり幸せそうな表情をしてないよね。
世俗に生きるのは、ありのままでは不足で、もっと自分をよく見せたいとか
もっと手に入れたいとかの名誉欲・物欲に従うと言う事でしょう?
世俗と恩寵の間でもいいけど、とにかくありのままの状況や出来事を
受け入れて生きていく。
そこでやっと父の事も愛していると思えるようになったんじゃないかな。

ほんとにね~、どのようにも解釈出来る所が難しいし、
また面白いところですよね。

Questさんへ
こんにちは!
生き方についての普遍的なテーマがあったので、
日本人でも理解できる部分がありましたよね。

確かに「喪失と希望」「死と再生」が中に描かれていました。
次男の死という悲しみ、父子の確執を乗り越えて
再生していく主人公の希望が感じられるラストになっていました。

Questさんのおっしゃる通り、人によって解釈が異なってくる映画で、
どれもきっと間違いではないんでしょうね。
物語があまり無くて抽象的なまま投げかけてくる、
これまでにない特異な作品ですよね~
映像と音楽が素晴らしくて印象的でした。

夢眠さんへ
こんにちは!
私はDVDだったから、冒頭とか見直しが出来て良かったです。
映画館で一度観たきりだと、理解できずじまいになってたかも。
案外、眠気は無かったですよ。いつもはすぐ寝ちゃうのに(^^;
なにこれどういう事?って思ってたせいだわ(≧ε≦)

壮大な世界の中のちっぽけな人間を感じさせられました。
圧倒されるような独特な味わいの詩的な映画でしたね。

劇場で観てもう殆ど忘れてしまいました(^。^;)そう恐竜が出てましたね~ぇ
いい演技をしていた子役は全くの素人だったとかで大人になってSペン出番が少なかったね
明日は母親役のジェシカも出てる「キリング・フィールズ」を観て来ます(^o^)/ザ・レッジも神について議論する宗教的なシーンは理解に苦しむよ?
難しい作品はDVDで繰り返し見ないと一度で理解するのは不可能かもf^_^;
森子さんへ
あれ、森子さんはこれ劇場鑑賞だった?
感想を読んだ記憶があったかなあ?

本当は、ブラピとショーン・ペンの演技合戦を見たかったけど、
全然そういうのじゃなかった( ̄∇ ̄*)ゞ
少年はいい目をしてたね~、あれで素人とは凄い!
ザ・レッジにも宗教的なシーンが出てくるのか~
覚悟しておこうっと。

今日はまた映画館、サム・ワーシントンの出てる作品ね。いいな~

苦痛・難解というより睡魔との闘い。 父息子の葛藤と生命の繋がりを同一哲学視し、要するに難解すぎて意味が解らないといったような作品^;観る人を選ぶよ〜気をつけよう。 前半
観念的な映像の洪水!何と言う迫力!これが、神が創った人智の及ばない世界。そこで人間はどう生きたらいいのか?THE  TREE OF LIFE監督:テレンス・マリック 製作20
監督:テレンス・マリック出演:ブラッド・ピット、ショーン・ペンアメリカ映画 2011年 ・・・・・・ 2点
ひとりごと
  
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 -YAN-

 
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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