キック・アス
2012-05-07(Mon)
評判通りの面白さ★
コメディの中にマジなバイオレンスのあるアンバランスさが印象的。
本物のヒーローとは・・・けっこうまともなテーマもありました。

KICK-ASS
監督:マシュー・ヴォーン
製作:2010年 イギリス・アメリカ
出演:*アーロン・ジョンソン *クロエ・グレース・モレッツ *ニコラス・ケイジ
*クリストファ・ミンツ=ブラッセ *マーク・ストロング
正義の心で悪をKILL
特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙――なりきりヒーローが世界を救う
ヒーローに憧れるデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、
ヒーローから一番遠いタイプのダサい高校生。
困っている人を見かけても何も出来ないのはいやだったし、
暴力を見て見ぬ振りをするのは許せないと言う正義の心はあった。
緑色のコスチュームを着て、キック・アスと言うなりきりヒーローになる。
最初の辺りは、勘違い男のコメディと言う感じでそんなに面白くないけど、
ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)とビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)が
登場してからは、俄然ムードが盛り上がります!!
POPな音楽にのせて、可愛い少女がハデなアクションを見せるのだ。
(音楽がどれも良かった~♪)
それも中途半端じゃなく、悪人をグサッ!バシッ!とやっつけていく。
こんな子供にここまで残虐な行為をさせてもいいものかと心配になったけど、
ギャップからくる爽快感のほうが勝るんですよね。
ビッグ・ダディ父娘の登場で、デイヴは自分がいかに甘かったかを知ります。
映画やコミックからの想像とは違い、相手の悪が大きければ、
殺しも伴うという、現実ではとんでもない事態に及ぶわけです。
その「とんでもない」を強調するために、あえてヒット・ガールのシーンにも
残虐性を加えたのかなと思います。
ネタバレあります
コメディの中にマジなバイオレンスのあるアンバランスさが印象的。
本物のヒーローとは・・・けっこうまともなテーマもありました。

KICK-ASS
監督:マシュー・ヴォーン
製作:2010年 イギリス・アメリカ
出演:*アーロン・ジョンソン *クロエ・グレース・モレッツ *ニコラス・ケイジ
*クリストファ・ミンツ=ブラッセ *マーク・ストロング
正義の心で悪をKILL
特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙――なりきりヒーローが世界を救う
ヒーローに憧れるデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、
ヒーローから一番遠いタイプのダサい高校生。
困っている人を見かけても何も出来ないのはいやだったし、
暴力を見て見ぬ振りをするのは許せないと言う正義の心はあった。
緑色のコスチュームを着て、キック・アスと言うなりきりヒーローになる。
最初の辺りは、勘違い男のコメディと言う感じでそんなに面白くないけど、
ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)とビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)が
登場してからは、俄然ムードが盛り上がります!!
POPな音楽にのせて、可愛い少女がハデなアクションを見せるのだ。
(音楽がどれも良かった~♪)
それも中途半端じゃなく、悪人をグサッ!バシッ!とやっつけていく。
こんな子供にここまで残虐な行為をさせてもいいものかと心配になったけど、
ギャップからくる爽快感のほうが勝るんですよね。
ビッグ・ダディ父娘の登場で、デイヴは自分がいかに甘かったかを知ります。
映画やコミックからの想像とは違い、相手の悪が大きければ、
殺しも伴うという、現実ではとんでもない事態に及ぶわけです。
その「とんでもない」を強調するために、あえてヒット・ガールのシーンにも
残虐性を加えたのかなと思います。
ネタバレあります
そこまでの大ごとにするつもりはなかったデイヴ。
ちょうど上手い具合に憧れの女の子とも恋人同士になれ、
具体的に守りたい人が出来、生きる意味を知ります。
そして現実にヒーローがいないのは、誰もが抽象的な他人のために
命をかけたりしないからだと納得します。
なので、キック・アスをやめようと思っていたところ・・・
立ち上がらねばならない時が来る!
自分のせいで、ビッグ・ダディが命を落とし、
ヒット・ガールが父の死を無駄にせず、
やろうとした事は最後までやり遂げようとする姿を見た時です。
この父娘は強い絆で結ばれていたんですね。
娘は父にただやらされていたんじゃないと分かります。
自ら、復讐相手と戦おうとしているんです。
マフィアのフランク・ダミーコはもはやただの復讐相手と言うより、
非道で残酷極まりない街の悪です。
デイヴは父娘に借りを返すため、
ヒット・ガールの信念と勇気に感化され、
命をかけて悪と立ち向かいます☆
最初は甘っちょろい正義感から自己満足のために始めた、
言わばヒーローごっごだったのが、
最後には、恐ろしいリンチに遭った後でも、
人を救うため、悪に対抗しようと本当のヒーローになります。
ヒーローとは、なろうとしてなるものじゃなく、
逃げずに立ち向かわねばならない時が来て、なるんじゃないだろうか。
ラストのヒット・ガールの頑張りは、エイキサイティングな見どころ!
デイヴが助けに来た時は感激したね~(^_^)
レッド・ミストが『あいつ、いつの間に本物のヒーローになったんだ?』
と言う顔をしていたのが、おかしかった(≧▽≦)
ヒット・ガール父娘が物凄く魅力的で、2人の絆や、信念の強さや、
クレイジーなほどの戦闘能力の高さに、どうしても目が行ってしまいます。
でも主人公はデイヴで、彼が父娘から影響を受けて
ヒーローの理想と現実の違いを知り、成長する話なんですね。
このアーロン・ジョンソンくんも、よく見るとイケメンなんだけど、
どうも華が無くて(ある意味、なり切り方が上手かったって事ね)、
完全にクロエちゃんに食われちゃってますね。(^▽^;)
コメディ・タッチの中にも恐さが上手くブレンドされていて、
ストーリーの中身もしっかりとあった作品でした。
これは、TSUTAYA DISCASに入会した価値がありました(^_^)
ちょうど上手い具合に憧れの女の子とも恋人同士になれ、
具体的に守りたい人が出来、生きる意味を知ります。
そして現実にヒーローがいないのは、誰もが抽象的な他人のために
命をかけたりしないからだと納得します。
なので、キック・アスをやめようと思っていたところ・・・
立ち上がらねばならない時が来る!
自分のせいで、ビッグ・ダディが命を落とし、
ヒット・ガールが父の死を無駄にせず、
やろうとした事は最後までやり遂げようとする姿を見た時です。
この父娘は強い絆で結ばれていたんですね。
娘は父にただやらされていたんじゃないと分かります。
自ら、復讐相手と戦おうとしているんです。
マフィアのフランク・ダミーコはもはやただの復讐相手と言うより、
非道で残酷極まりない街の悪です。
デイヴは父娘に借りを返すため、
ヒット・ガールの信念と勇気に感化され、
命をかけて悪と立ち向かいます☆
最初は甘っちょろい正義感から自己満足のために始めた、
言わばヒーローごっごだったのが、
最後には、恐ろしいリンチに遭った後でも、
人を救うため、悪に対抗しようと本当のヒーローになります。
ヒーローとは、なろうとしてなるものじゃなく、
逃げずに立ち向かわねばならない時が来て、なるんじゃないだろうか。
ラストのヒット・ガールの頑張りは、エイキサイティングな見どころ!
デイヴが助けに来た時は感激したね~(^_^)
レッド・ミストが『あいつ、いつの間に本物のヒーローになったんだ?』
と言う顔をしていたのが、おかしかった(≧▽≦)
ヒット・ガール父娘が物凄く魅力的で、2人の絆や、信念の強さや、
クレイジーなほどの戦闘能力の高さに、どうしても目が行ってしまいます。
でも主人公はデイヴで、彼が父娘から影響を受けて
ヒーローの理想と現実の違いを知り、成長する話なんですね。
このアーロン・ジョンソンくんも、よく見るとイケメンなんだけど、
どうも華が無くて(ある意味、なり切り方が上手かったって事ね)、
完全にクロエちゃんに食われちゃってますね。(^▽^;)
コメディ・タッチの中にも恐さが上手くブレンドされていて、
ストーリーの中身もしっかりとあった作品でした。
これは、TSUTAYA DISCASに入会した価値がありました(^_^)