マネーボール
2012-04-16(Mon)
歴史や既存のシステムを打ち破る改革を目指す男の生き様!
情熱的だが悲哀もある。
役者ブラピが、とっても良い★★
一瞬、イチローも映ります。
2011年度アカデミー賞作品賞ノミネート

MONEYBALL
監督:ベネット・ミラー
製作:2011年 アメリカ
出演:*ブラッド・ピット *ジョナ・ヒル *フィリップ・シーモア・ホフマン
常識を打ち破る理論で野球を変えたひとりの異端児の闘い。
野球、好きですね~ スポーツ全般が大好き♪
ダルビッシュのメジャー・デビュー戦と、
昨日の2回目の登板もテレビで観ました。
日本代表選手のように思えて、気が気じゃないんですよね~(^^;
なので、本作は興味があって観たけど、
これは試合中心のスポ根ドラマじゃなくて、人間ドラマなので、
野球に興味の無い人でも、主人公ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の
孤独な頑張りを見てゆけると思います。
ビーンは、オークランド・アスレチックスのGM。
貧乏球団において、活躍する選手を金持ち球団に奪われ、
不公平を実感していた。
日本でも同じような状況がありますね。
お金で強力な選手を集めるチームには、あまりいい気がしません。(^^;
だから、不公平な環境で、どのように勝利するかを考えるビーンに
共感を持って見ていました。
情熱的だが悲哀もある。
役者ブラピが、とっても良い★★
一瞬、イチローも映ります。
2011年度アカデミー賞作品賞ノミネート

MONEYBALL
監督:ベネット・ミラー
製作:2011年 アメリカ
出演:*ブラッド・ピット *ジョナ・ヒル *フィリップ・シーモア・ホフマン
常識を打ち破る理論で野球を変えたひとりの異端児の闘い。
野球、好きですね~ スポーツ全般が大好き♪
ダルビッシュのメジャー・デビュー戦と、
昨日の2回目の登板もテレビで観ました。
日本代表選手のように思えて、気が気じゃないんですよね~(^^;
なので、本作は興味があって観たけど、
これは試合中心のスポ根ドラマじゃなくて、人間ドラマなので、
野球に興味の無い人でも、主人公ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の
孤独な頑張りを見てゆけると思います。
ビーンは、オークランド・アスレチックスのGM。
貧乏球団において、活躍する選手を金持ち球団に奪われ、
不公平を実感していた。
日本でも同じような状況がありますね。
お金で強力な選手を集めるチームには、あまりいい気がしません。(^^;
だから、不公平な環境で、どのように勝利するかを考えるビーンに
共感を持って見ていました。
ピーター・ブランド(ジョナ・ヒル←いいキャラ☆)と言う若者と出会い、
マネーボール理論(セイバーメトリクス)を取り入れる。
野球データを統計学的に分析し、選手起用やゲーム戦略を考えるもの。
特に出塁率にこだわり、他球団では評価が低く年俸が安い選手を集める。
出塁率が高いからと、腕を故障して投げられないキャッチャー、
ハッテバーグ(クリス・プラット)を一塁手で使うという発想にビックリ。
ビーンの大胆な改革は、監督(フィリップ・シーモア・ホフマン)や
スカウト陣から受け入れられず、反感を買うのみ。
長い歴史のある世界では特にそうでしょうね。
チームも負けが続き、ビーンは非難される。
ビーンを応援したい私でも、統計の数字だけで野球やるの?って
思ったもんね。スカウト達が「経験と直感が大切」と言うのにも納得。
なので、このやり方を通すのがいかに困難だったか、分かります。
でも、ビーンは自分の信じたものを貫き通すんです。
その姿勢はかなり独善的で、上から命令する形。
ところが、監督も譲らず、ビーンの指示通りに選手を起用しない。
となったらビーンは邪魔と思う選手をトレードで放出する。
かなり強引なんですよね~(^^;
しかし、選手を揃えるだけでは上手くいきません。
ビーンはそれまで、選手をクビにしづらくなるという理由で、
彼らと付き合わず、距離を置いていましたが、
方針を変え、話して新理論を理解してもらうように努めました。
CPU上の駒を動かすだけではダメで、
人間として選手と向き合うようになって初めて、
ゲームで新理論が機能するようになります。
途中で、ビーンの若い頃の回想が何度も挟まれますが、
その挫折がビーンのトラウマでもあり、原動力なんでしょうね。
スカウトの印象はアテにならない。
プロは結果を出す事が全て。
そして選手としては成功しなかったが、どこかで
野球人生としての意義を見つけ出したい。
だから、金権体質の野球の世界を変えるために、
貧乏球団をワールドシリーズの頂点に押し上げたい。
そこに拘りがあるので、ビーンはレッドソックスのオファーに
対して、あの決断をしたんですね。
とても潔いし、男前だと思う。うん・・・
しかし、レッドソックスは同じようにマネーボール理論を
採用してワールドシリーズ優勝し、
アスレチックスは未だに出来ていないとなると、
少々淋しいような複雑な心境になるのよね・・・(- -;)
20連勝という記録を作ったものの、思う様にはいかない
ビーンの野球人生には悲哀が感じられました。
ラストの娘の歌が彼の心情に合っていてジ~ン(;_;)
この役のブラピは、見た目もすごくスマートでカッコイイ!
それ以上に、表向きは強気だけど、一人になれば
不安に押し潰されそうになる孤独な男の内面を
人間味溢れる演技で魅せてくれました★
演技派俳優だという証明をしたと思います。
関連記事*****
「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
「ヒューゴの不思議な発明」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「ファミリー・ツリー」
「アーティスト」
「戦火の馬」
「ツリー・オブ・ライフ」
「ミッドナイト・イン・パリ」
マネーボール理論(セイバーメトリクス)を取り入れる。
野球データを統計学的に分析し、選手起用やゲーム戦略を考えるもの。
特に出塁率にこだわり、他球団では評価が低く年俸が安い選手を集める。
出塁率が高いからと、腕を故障して投げられないキャッチャー、
ハッテバーグ(クリス・プラット)を一塁手で使うという発想にビックリ。
ビーンの大胆な改革は、監督(フィリップ・シーモア・ホフマン)や
スカウト陣から受け入れられず、反感を買うのみ。
長い歴史のある世界では特にそうでしょうね。
チームも負けが続き、ビーンは非難される。
ビーンを応援したい私でも、統計の数字だけで野球やるの?って
思ったもんね。スカウト達が「経験と直感が大切」と言うのにも納得。
なので、このやり方を通すのがいかに困難だったか、分かります。
でも、ビーンは自分の信じたものを貫き通すんです。
その姿勢はかなり独善的で、上から命令する形。
ところが、監督も譲らず、ビーンの指示通りに選手を起用しない。
となったらビーンは邪魔と思う選手をトレードで放出する。
かなり強引なんですよね~(^^;
しかし、選手を揃えるだけでは上手くいきません。
ビーンはそれまで、選手をクビにしづらくなるという理由で、
彼らと付き合わず、距離を置いていましたが、
方針を変え、話して新理論を理解してもらうように努めました。
CPU上の駒を動かすだけではダメで、
人間として選手と向き合うようになって初めて、
ゲームで新理論が機能するようになります。
途中で、ビーンの若い頃の回想が何度も挟まれますが、
その挫折がビーンのトラウマでもあり、原動力なんでしょうね。
スカウトの印象はアテにならない。
プロは結果を出す事が全て。
そして選手としては成功しなかったが、どこかで
野球人生としての意義を見つけ出したい。
だから、金権体質の野球の世界を変えるために、
貧乏球団をワールドシリーズの頂点に押し上げたい。
そこに拘りがあるので、ビーンはレッドソックスのオファーに
対して、あの決断をしたんですね。
とても潔いし、男前だと思う。うん・・・
しかし、レッドソックスは同じようにマネーボール理論を
採用してワールドシリーズ優勝し、
アスレチックスは未だに出来ていないとなると、
少々淋しいような複雑な心境になるのよね・・・(- -;)
20連勝という記録を作ったものの、思う様にはいかない
ビーンの野球人生には悲哀が感じられました。
ラストの娘の歌が彼の心情に合っていてジ~ン(;_;)
この役のブラピは、見た目もすごくスマートでカッコイイ!
それ以上に、表向きは強気だけど、一人になれば
不安に押し潰されそうになる孤独な男の内面を
人間味溢れる演技で魅せてくれました★
演技派俳優だという証明をしたと思います。
関連記事*****
「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」
「ヒューゴの不思議な発明」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
「ファミリー・ツリー」
「アーティスト」
「戦火の馬」
「ツリー・オブ・ライフ」
「ミッドナイト・イン・パリ」