ビー・デビル
2012-03-13(Tue)
主人公の心情が、よ~く伝わってきた。
悪魔は主人公ではなくて周囲の人間のほう。
自分も悪魔になる可能性があるのかもしれない。

BE DEVILLED
監督:チャン・チョルス
製作:2010年 韓国
出演:*ソ・ヨンヒ *チ・ソンウォン *パク・チョンハク
もう、救いなんてないーー
虫けらのような扱いで虐待され、いたぶられ、
こき使われてきた女ボンナム(ソ・ヨンヒ)。
生きる拠り所を奪われてしまい、
救いを求めた相手には拒否される。
どうしようもない絶望の淵に立った時、復讐の鬼と化す!
悪魔は主人公ではなくて周囲の人間のほう。
自分も悪魔になる可能性があるのかもしれない。

BE DEVILLED
監督:チャン・チョルス
製作:2010年 韓国
出演:*ソ・ヨンヒ *チ・ソンウォン *パク・チョンハク
もう、救いなんてないーー
虫けらのような扱いで虐待され、いたぶられ、
こき使われてきた女ボンナム(ソ・ヨンヒ)。
生きる拠り所を奪われてしまい、
救いを求めた相手には拒否される。
どうしようもない絶望の淵に立った時、復讐の鬼と化す!
執拗ないたぶり方はとにかく酷いです。
ボンナムが暮らす島の住人は9人しかいません。
主に夫・義母・義弟という家族の言動・行動が暴力的なのは、
嫁いびりですな。人間扱いされない嫁って、よくあるものです。
(自分がそうだとまでは言いませんが(^^;)
この島は元々男尊女卑の風習があるんですが、
若い女がボンナムたった一人という構造が、もう異常で、
日常的に皆から虐げられています。
いつもつるんでいるおばさんたちは、直接攻撃はしないけど、
「島の掟だから」と多数派につく 事なかれ主義なんですよね。
閉塞的で息が詰まる島だ・・・(><)
たった一人の友達だと思っていた幼馴染のヘウォン(チ・ソンウォン)
も、冒頭のシークエンスで人となりが分かるように、
かなりイヤな女です。(≧ε≦)
人の気持ちなんて考えもしない心の無い人間です。
大切な娘を失ったのが原因ではなくて、それは一つのきっかけ。
この島から救い出してくれるはずの友達から敬遠されたのも、
一つのきっかけ。
二つが重なって希望の糸が切れ、絶望しかなくなった時、
それまで虐げられて溜まりに溜まった鬱憤が爆発する!
「太陽を見ていたら答が出た」と言ったのは、
どういう気持ちだったんだろう。
『自分がいたぶられている時も、苦しんでいる時も、
一生懸命働いている時も、太陽は何一つ変化をもたらさなかった。
だから自分で戦って変えていくしかない』って事かな・・・?
悪魔は主人公よりも周囲の人間の方です。
復讐をしていても、あまり狂気は感じられませんでした。
「これくらい当たり前」のように思えちゃって。(^^;
ボンナムの哀しみの方が強く胸に迫ってきました。
ふ~ん、あの女は助かったんですね。(冷めた言い方)
人への無関心を反省して、証言をする終わり方で、
テーマを浮かび上がらせたかったためでしょうか。
自分もうっかり無関心で人を傷付けている事が
あるかもしれません。気を付けなくては・・・
ボンナムが暮らす島の住人は9人しかいません。
主に夫・義母・義弟という家族の言動・行動が暴力的なのは、
嫁いびりですな。人間扱いされない嫁って、よくあるものです。
(自分がそうだとまでは言いませんが(^^;)
この島は元々男尊女卑の風習があるんですが、
若い女がボンナムたった一人という構造が、もう異常で、
日常的に皆から虐げられています。
いつもつるんでいるおばさんたちは、直接攻撃はしないけど、
「島の掟だから」と多数派につく 事なかれ主義なんですよね。
閉塞的で息が詰まる島だ・・・(><)
たった一人の友達だと思っていた幼馴染のヘウォン(チ・ソンウォン)
も、冒頭のシークエンスで人となりが分かるように、
かなりイヤな女です。(≧ε≦)
人の気持ちなんて考えもしない心の無い人間です。
大切な娘を失ったのが原因ではなくて、それは一つのきっかけ。
この島から救い出してくれるはずの友達から敬遠されたのも、
一つのきっかけ。
二つが重なって希望の糸が切れ、絶望しかなくなった時、
それまで虐げられて溜まりに溜まった鬱憤が爆発する!
「太陽を見ていたら答が出た」と言ったのは、
どういう気持ちだったんだろう。
『自分がいたぶられている時も、苦しんでいる時も、
一生懸命働いている時も、太陽は何一つ変化をもたらさなかった。
だから自分で戦って変えていくしかない』って事かな・・・?
悪魔は主人公よりも周囲の人間の方です。
復讐をしていても、あまり狂気は感じられませんでした。
「これくらい当たり前」のように思えちゃって。(^^;
ボンナムの哀しみの方が強く胸に迫ってきました。
ふ~ん、あの女は助かったんですね。(冷めた言い方)
人への無関心を反省して、証言をする終わり方で、
テーマを浮かび上がらせたかったためでしょうか。
自分もうっかり無関心で人を傷付けている事が
あるかもしれません。気を付けなくては・・・