キッズ・オールライト
2011-12-13(Tue)
家族に起きた騒動をコミカルに描き、
改めて家族の絆を再確認するファミリー・ドラマ。
ジュリアン・ムーアが、また異色の役柄で頑張っています☆
アカデミー賞 4部門ノミネート。
ゴールデン・グローブ賞、NY批評家協会賞、5部門 受賞。

THE KIDS ARE ALL RIGHT
監督:リサ・チョロデンコ
製作:2010年 アメリカ
出演:*アネット・ベニング *ジュリアン・ムーア *マーク・ラファロ
*ミア・ワシコウスカ *ジョシュ・ハッチャーソン
青空の下、共に生きる。家族になる。
ニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は
レズ・カップルで、同一の精子提供によりそれぞれ子供を産んでいる。
ニックの娘はジョニ(ミア・ワシコウスカ)18才。
ジュールスの息子はレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)15才。
実にアメリカらしい変則ファミリーなんだけど、4人で仲良く暮らしていた。
レイザーは遺伝子学上の父親を知りたいと思うようになる。
姉のジョニと共に精子バンクから情報を得て、精子提供者に会う事に。
それにより、この一家に波風が立つ事になる・・・
ネタバレあります
一家の父親役はニックでしょうね。医者という職に就き、家族を養う
責任を負っているため、皆を厳しく引き締め まとめようとしています。
ジュールスは専業主婦に不満で、自分も働き ニックに
認めてもらいたいと思っている。性格は柔軟で寛容。
ジョニは聡明。母の束縛を窮屈に感じているが、
自分なりの行動が出来ない。
レイザーは、周りにロクな友達がいなくて、(^^;
父性を求めている・・・・・と言うように、
普通の家庭に有りがちな不満を抱いているのが、
精子提供者のポール(マーク・ラファロ)の出現により
露呈していくわけです。
ポールは独身でオーガニック・レストランのオーナー。
家庭の縛りの全く無い人で、気さくで自由気まま。
このマーク・ラファロが飾りっけ無く自然体、しかも
優しい口調でおおらかさが伝わってくるようないい感じなの☆
彼はジュールスのやる気を感じて、仕事場を提供するし、
ジョニを一人前の大人として扱うし、
レイザーとはバスケなど母親と違う遊び方をします。
一人取り残されて、イライラするニックに対して、
「決まり事を少し緩めれば、衝突も減る」と言うんですね。
この言葉、とても正しいんだけど、ニックにしてみれば、
今まで築いてきた自分の家庭のやり方に口を出されて
カチン!だわさ。 気持ちはなんとなく分かります。(^^;
しかも、有ろう事か、ジュールスとポールが肉体関係を持ち、
(レズでもこんなんアリ?)
その事が皆にバレて、家族は険悪な雰囲気に・・・
ジュールスとポールは母と父で丁度いいんじゃない?
なんて、レズ絡みでちょっと私も頭が混乱しちゃったけど、
やっぱりこれは不倫だし、子供達をも傷付けたのは間違いないです。
ポールは家族が欲しくなったからと言って、
この家族に入っていくのはムリな事なんですよね。
絆を感じるような家族になるって、
一朝一夕では出来ない事!
18年以上一緒に過ごして、泣いて笑って築き上げてきたものが
4人にはあるんです。
彼は遺伝子学上の父であっても、家族ではありません。
でも、ただの侵入者扱いは気の毒なので、
親戚のおじさんポジションに置いてあげて下さい。(^▽^;)
レズやノーマルに関係無く、根本は同じ。
他人同士の共同生活である結婚には、失敗や衝突もあります。
許し合い、信頼し合い、認め合う。
親がそれを出来るなら、子供達は大丈夫。
「別れちゃダメだよ」と言った言葉に、
改めて家族の絆が再確認出来たんだと思いました。
大人3人の役者が良かったですね~さすがの演技☆
家族の良さがほのぼのと漂う映画でした。
改めて家族の絆を再確認するファミリー・ドラマ。
ジュリアン・ムーアが、また異色の役柄で頑張っています☆
アカデミー賞 4部門ノミネート。
ゴールデン・グローブ賞、NY批評家協会賞、5部門 受賞。

THE KIDS ARE ALL RIGHT
監督:リサ・チョロデンコ
製作:2010年 アメリカ
出演:*アネット・ベニング *ジュリアン・ムーア *マーク・ラファロ
*ミア・ワシコウスカ *ジョシュ・ハッチャーソン
青空の下、共に生きる。家族になる。
ニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は
レズ・カップルで、同一の精子提供によりそれぞれ子供を産んでいる。
ニックの娘はジョニ(ミア・ワシコウスカ)18才。
ジュールスの息子はレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)15才。
実にアメリカらしい変則ファミリーなんだけど、4人で仲良く暮らしていた。
レイザーは遺伝子学上の父親を知りたいと思うようになる。
姉のジョニと共に精子バンクから情報を得て、精子提供者に会う事に。
それにより、この一家に波風が立つ事になる・・・
ネタバレあります
一家の父親役はニックでしょうね。医者という職に就き、家族を養う
責任を負っているため、皆を厳しく引き締め まとめようとしています。
ジュールスは専業主婦に不満で、自分も働き ニックに
認めてもらいたいと思っている。性格は柔軟で寛容。
ジョニは聡明。母の束縛を窮屈に感じているが、
自分なりの行動が出来ない。
レイザーは、周りにロクな友達がいなくて、(^^;
父性を求めている・・・・・と言うように、
普通の家庭に有りがちな不満を抱いているのが、
精子提供者のポール(マーク・ラファロ)の出現により
露呈していくわけです。
ポールは独身でオーガニック・レストランのオーナー。
家庭の縛りの全く無い人で、気さくで自由気まま。
このマーク・ラファロが飾りっけ無く自然体、しかも
優しい口調でおおらかさが伝わってくるようないい感じなの☆
彼はジュールスのやる気を感じて、仕事場を提供するし、
ジョニを一人前の大人として扱うし、
レイザーとはバスケなど母親と違う遊び方をします。
一人取り残されて、イライラするニックに対して、
「決まり事を少し緩めれば、衝突も減る」と言うんですね。
この言葉、とても正しいんだけど、ニックにしてみれば、
今まで築いてきた自分の家庭のやり方に口を出されて
カチン!だわさ。 気持ちはなんとなく分かります。(^^;
しかも、有ろう事か、ジュールスとポールが肉体関係を持ち、
(レズでもこんなんアリ?)
その事が皆にバレて、家族は険悪な雰囲気に・・・
ジュールスとポールは母と父で丁度いいんじゃない?
なんて、レズ絡みでちょっと私も頭が混乱しちゃったけど、
やっぱりこれは不倫だし、子供達をも傷付けたのは間違いないです。
ポールは家族が欲しくなったからと言って、
この家族に入っていくのはムリな事なんですよね。
絆を感じるような家族になるって、
一朝一夕では出来ない事!
18年以上一緒に過ごして、泣いて笑って築き上げてきたものが
4人にはあるんです。
彼は遺伝子学上の父であっても、家族ではありません。
でも、ただの侵入者扱いは気の毒なので、
親戚のおじさんポジションに置いてあげて下さい。(^▽^;)
レズやノーマルに関係無く、根本は同じ。
他人同士の共同生活である結婚には、失敗や衝突もあります。
許し合い、信頼し合い、認め合う。
親がそれを出来るなら、子供達は大丈夫。
「別れちゃダメだよ」と言った言葉に、
改めて家族の絆が再確認出来たんだと思いました。
大人3人の役者が良かったですね~さすがの演技☆
家族の良さがほのぼのと漂う映画でした。
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