ゴーン・ベイビー・ゴーン
2011-11-30(Wed)
これは、なかなか良かった!
サスペンスとしても二転三転する展開で、
先の読めない面白さがあったし、
何が正しいのか?と言う問題提議もあって、見応えがありました☆

GONE BABY GONE
監督:ベン・アフレック
製作:2007年 アメリカ
原作:デニス・レイン「愛しき者はすべて去りゆく」
出演:*ケイシー・アフレック *ミシェル・モナハン *エド・ハリス
*モーガン・フリーマン
ボストンで4才の少女アマンダが誘拐される事件が起こった。
マスコミに大きく取り上げられ、警察が捜査に乗り出すが、
アマンダの叔母夫婦は、地元の事情に詳しい私立探偵、
パトリック(ケイシー・アフレック)とアンジー(ミシェル・モナハン)に
捜査を依頼する。
パトリック達は警察の協力を得ながら、地元の知人から
有力な情報を入手していく。
ネタバレあるかも
関係者が殺され、アマンダが湖に落ちたか?という所で、
一旦 事件は終結の様相を呈する。
別に起きた少年誘拐事件で、正義感から
犯人を射殺してしまったパトリックは、罪の意識に苛まれる。
(これは罪に問われていないけど、正当防衛と見なされた?)
ここで、彼を慰めるために、刑事のレミー(エド・ハリス)は
自分も過去に、正義のために罪を犯した事を話す・・・
この話さえしなければ、この先、平穏だったのかも。
しかしそこで、パトリックは何かにひっかかるんですね。
滑舌の良くない喋り方で、
あまり賢そうに見えなかったのに、
よくそこから隠された真実に辿り着いたものだ!
金目当てと思わせて、実は子供を救うために
仕組まれた事件だったとは驚いた~
この辺りの謎解きも、目が離せなくて引き込まれました!
男3人が、法に背いてまで、年金を半減されてまで、
ひたすら子供の幸せと将来を心から願った。
しかしパトリックは、それは間違っていると正論で立ち向かう。
アンジーは過去に同じような経験を持つのか(明かされないが)
そのままにしておいてと、懇願する。
それぞれの立場から、いろいろな考え方が出来ると言う事を
見せ、こちら側に問題提議をしているんですよね。
何が正しい道なのか?
何よりも、子供にとって幸せなのはどちらなのか?
法を破るやり方は、上手くなかったと思うんですよね。
子供の問題に関しては、子供の幸せに正解なんて無いからね~
大人に成長してから、あれで良かったとか、
やっぱりああしておけば良かったとかって結論付けるわけで、
子供のうちから正解は分からないです。難しい・・・
4才の子供にでも「ママと一緒にいたい?」って
本人の意思を確認してみたら、まだ良かったかなあ。
ただラストシーンの、母に放っておかれてテレビを見ている
アマンダと、迷いのある表情のパトリックから、
あ~やっぱりな~って苦々しく思いましたわ。
あれだけ「子供が戻ってきたら絶対に目を離さない」と
涙を流していた母親だけど、性分は簡単に変わらないからね。
育児放棄で、子供を死なせる事にでもなったら最悪です。
私としては、子育てには、血の濃さよりも
愛情の深さのほうが大切だと思うなあ。
何が正しいのか答が出ないだけに、心が揺さぶられました。
ベン・アフレック、これが監督デビュー作だったとは、凄い。
関連記事*****
「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」
「ザ・タウン」
サスペンスとしても二転三転する展開で、
先の読めない面白さがあったし、
何が正しいのか?と言う問題提議もあって、見応えがありました☆

GONE BABY GONE
監督:ベン・アフレック
製作:2007年 アメリカ
原作:デニス・レイン「愛しき者はすべて去りゆく」
出演:*ケイシー・アフレック *ミシェル・モナハン *エド・ハリス
*モーガン・フリーマン
ボストンで4才の少女アマンダが誘拐される事件が起こった。
マスコミに大きく取り上げられ、警察が捜査に乗り出すが、
アマンダの叔母夫婦は、地元の事情に詳しい私立探偵、
パトリック(ケイシー・アフレック)とアンジー(ミシェル・モナハン)に
捜査を依頼する。
パトリック達は警察の協力を得ながら、地元の知人から
有力な情報を入手していく。
ネタバレあるかも
関係者が殺され、アマンダが湖に落ちたか?という所で、
一旦 事件は終結の様相を呈する。
別に起きた少年誘拐事件で、正義感から
犯人を射殺してしまったパトリックは、罪の意識に苛まれる。
(これは罪に問われていないけど、正当防衛と見なされた?)
ここで、彼を慰めるために、刑事のレミー(エド・ハリス)は
自分も過去に、正義のために罪を犯した事を話す・・・
この話さえしなければ、この先、平穏だったのかも。
しかしそこで、パトリックは何かにひっかかるんですね。
滑舌の良くない喋り方で、
あまり賢そうに見えなかったのに、
よくそこから隠された真実に辿り着いたものだ!
金目当てと思わせて、実は子供を救うために
仕組まれた事件だったとは驚いた~
この辺りの謎解きも、目が離せなくて引き込まれました!
男3人が、法に背いてまで、年金を半減されてまで、
ひたすら子供の幸せと将来を心から願った。
しかしパトリックは、それは間違っていると正論で立ち向かう。
アンジーは過去に同じような経験を持つのか(明かされないが)
そのままにしておいてと、懇願する。
それぞれの立場から、いろいろな考え方が出来ると言う事を
見せ、こちら側に問題提議をしているんですよね。
何が正しい道なのか?
何よりも、子供にとって幸せなのはどちらなのか?
法を破るやり方は、上手くなかったと思うんですよね。
子供の問題に関しては、子供の幸せに正解なんて無いからね~
大人に成長してから、あれで良かったとか、
やっぱりああしておけば良かったとかって結論付けるわけで、
子供のうちから正解は分からないです。難しい・・・
4才の子供にでも「ママと一緒にいたい?」って
本人の意思を確認してみたら、まだ良かったかなあ。
ただラストシーンの、母に放っておかれてテレビを見ている
アマンダと、迷いのある表情のパトリックから、
あ~やっぱりな~って苦々しく思いましたわ。
あれだけ「子供が戻ってきたら絶対に目を離さない」と
涙を流していた母親だけど、性分は簡単に変わらないからね。
育児放棄で、子供を死なせる事にでもなったら最悪です。
私としては、子育てには、血の濃さよりも
愛情の深さのほうが大切だと思うなあ。
何が正しいのか答が出ないだけに、心が揺さぶられました。
ベン・アフレック、これが監督デビュー作だったとは、凄い。
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