ザ・ファイター
2011-10-21(Fri)
泣けるような感動作とは違うけど、
兄弟の絆、役者達の執念が感じられる演技に、
胸がいっぱいになりました。

THE FIGHTER
監督:デヴィッド・O・ラッセル
製作:2010年 アメリカ
出演:*マーク・ウォールバーグ *クリスチャン・ベイル *エイミー・アダムス
*メリッサ・レオ *ジャック・マグギー
頂点へ。
実在のプロボクサー、ミッキー・ウォードと兄のディッキー・エクランドの
人生を映画化した作品。
兄のディッキー(クリスチャン・ベイル)は、かつて才能もあり活躍したが、
薬物に手を出し自堕落な生活を送っている。
弟ミッキー(マーク・ウォールバーグ)は、兄とは対照的でおとなしい性格。
マイペース過ぎる兄といい加減なマネージメントをする母のせいで、
試合にまだ勝てていない。
苗字が違うのは異父兄弟だから。
ハデ好きな母は離婚再婚をし、子供が9人!
父の違う一族だけれども、一緒でなきゃダメと強い結束力を見せる。
ボクシングよりこのファミリーが濃厚で強烈なんですよね~
結束力という点で、うちも(旦那の家系)ちょっと似てるかもって思った。
年間の行事はもちろんの事、何かあるとすぐに10人は集まります。
皆揃えば18人。(←乳児含めて。うちでやる年越しの宴会、もうすぐだな。。。)
賑やかさでは負けてないかもしれない。(≧ε≦)
でも、うちのファミリーは相手を気遣ったお節介だから問題無いけど、(^^;
この映画のファミリーの愛情はどこか自分勝手なような。
結局ミッキーのファイトマネーに頼っている所があるし、
自分達のファミリー以外は寄せ付けない。
本当にディッキーを愛して彼の事を思うなら、
クスリと縁を切るように皆で団結すればいいのに。
ミッキーが好きになった女性シャーリーン(エイミー・アダムス)に
噛み付くくらいのパワーがあったら、
ディッキーに対しても体当たりでぶつかってほしかったなあ。
それに対するシャーリーンの気の強さにもビックリ!
私は長男の嫁の立場で、あんな盾突いた事はないです。(^^;
「北風と太陽」なら、私は太陽でいきたいけど、
シャーリーンは北風となってビュービュー吹き付けてたなあ。コワ~
それと言うのも、シャーリーンは、兄と母がミッキーに
悪影響を及ぼすので縁を切ったほうがいいと考えるから。
ジョージも実の父親のせいか理解があって、
ミッキーのために協力するんですよね。
しばらくは兄と母の影響の無い所でボクシングをし、
連勝していくミッキーだけど、
家族に支えられて生きてきたミッキーは最終的に、
兄も母もシャーリーンも皆必要だと言います。
男にしては優し過ぎる気がするけど、ずっと大家族で
育ってきたから、生き方を変えられないんでしょうね。
周囲がどう考えようと、彼ら兄弟の絆は
切っても切れない強いものなんですよね。
ディッキーはミッキーにふさわしい人間になろうと
クスリをきっぱり止めます。
そして2人3脚で本当に強くなっていく。
ボクシング部分はオーソドックスな展開で、
下積みから這い上がって頂点に上るまでを、
手に汗握る映像で綴っていきます。
何度打たれても決してダウンしない、ミッキーらしい
我慢強いスタイルで、栄光を掴んだんですね。
クリスチャン・ベイルの演技はもう圧巻でした!
別人のように痩せて、目を異様にギラつかせての怪演。
もちろん、マークも頑張っていたし、ママ役もハマっていた☆
役者さんの演技で引っ張っていく映画でしたね。
ラストに兄弟ご本人さん登場。
本当に兄はハイテンションだし、弟は元チャンピオンだというのに
控え目で、映画の雰囲気と同じだったのがおかしかった(^▽^;)
#2010年アカデミー賞 助演男優賞・助演女優賞 受賞
関連記事*****
「マシニスト」
「ザ・ハリケーン」
「シンデレラマン」
兄弟の絆、役者達の執念が感じられる演技に、
胸がいっぱいになりました。

THE FIGHTER
監督:デヴィッド・O・ラッセル
製作:2010年 アメリカ
出演:*マーク・ウォールバーグ *クリスチャン・ベイル *エイミー・アダムス
*メリッサ・レオ *ジャック・マグギー
頂点へ。
実在のプロボクサー、ミッキー・ウォードと兄のディッキー・エクランドの
人生を映画化した作品。
兄のディッキー(クリスチャン・ベイル)は、かつて才能もあり活躍したが、
薬物に手を出し自堕落な生活を送っている。
弟ミッキー(マーク・ウォールバーグ)は、兄とは対照的でおとなしい性格。
マイペース過ぎる兄といい加減なマネージメントをする母のせいで、
試合にまだ勝てていない。
苗字が違うのは異父兄弟だから。
ハデ好きな母は離婚再婚をし、子供が9人!
父の違う一族だけれども、一緒でなきゃダメと強い結束力を見せる。
ボクシングよりこのファミリーが濃厚で強烈なんですよね~
結束力という点で、うちも(旦那の家系)ちょっと似てるかもって思った。
年間の行事はもちろんの事、何かあるとすぐに10人は集まります。
皆揃えば18人。(←乳児含めて。うちでやる年越しの宴会、もうすぐだな。。。)
賑やかさでは負けてないかもしれない。(≧ε≦)
でも、うちのファミリーは相手を気遣ったお節介だから問題無いけど、(^^;
この映画のファミリーの愛情はどこか自分勝手なような。
結局ミッキーのファイトマネーに頼っている所があるし、
自分達のファミリー以外は寄せ付けない。
本当にディッキーを愛して彼の事を思うなら、
クスリと縁を切るように皆で団結すればいいのに。
ミッキーが好きになった女性シャーリーン(エイミー・アダムス)に
噛み付くくらいのパワーがあったら、
ディッキーに対しても体当たりでぶつかってほしかったなあ。
それに対するシャーリーンの気の強さにもビックリ!
私は長男の嫁の立場で、あんな盾突いた事はないです。(^^;
「北風と太陽」なら、私は太陽でいきたいけど、
シャーリーンは北風となってビュービュー吹き付けてたなあ。コワ~
それと言うのも、シャーリーンは、兄と母がミッキーに
悪影響を及ぼすので縁を切ったほうがいいと考えるから。
ジョージも実の父親のせいか理解があって、
ミッキーのために協力するんですよね。
しばらくは兄と母の影響の無い所でボクシングをし、
連勝していくミッキーだけど、
家族に支えられて生きてきたミッキーは最終的に、
兄も母もシャーリーンも皆必要だと言います。
男にしては優し過ぎる気がするけど、ずっと大家族で
育ってきたから、生き方を変えられないんでしょうね。
周囲がどう考えようと、彼ら兄弟の絆は
切っても切れない強いものなんですよね。
ディッキーはミッキーにふさわしい人間になろうと
クスリをきっぱり止めます。
そして2人3脚で本当に強くなっていく。
ボクシング部分はオーソドックスな展開で、
下積みから這い上がって頂点に上るまでを、
手に汗握る映像で綴っていきます。
何度打たれても決してダウンしない、ミッキーらしい
我慢強いスタイルで、栄光を掴んだんですね。
クリスチャン・ベイルの演技はもう圧巻でした!
別人のように痩せて、目を異様にギラつかせての怪演。
もちろん、マークも頑張っていたし、ママ役もハマっていた☆
役者さんの演技で引っ張っていく映画でしたね。
ラストに兄弟ご本人さん登場。
本当に兄はハイテンションだし、弟は元チャンピオンだというのに
控え目で、映画の雰囲気と同じだったのがおかしかった(^▽^;)
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