悪魔を見た
2011-10-08(Sat)
グロ度、最強!
ここまで残忍なバイオレンス復讐劇は見た事ないかも(><)

I SAW THE DEVIL
監督:キム・ジウン
製作:2010年 韓国
出演:*イ・ビョンホン *チェ・ミンシク *オ・サナ *チョン・グクァン
お前が深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込んでいるのだ。
韓国映画って、猟奇殺人の描写が本当ハンパ無いよね。
けっこう自分では血に慣れていると思っていたけど、
まともに凝視出来ないシーンがあった~
グロでも「SAW」はゲームとして割り切って見られるし、
「冷たい熱帯魚」もエンターテイメントだから、まだいいです。
本作は実に生々しいし、見る者に痛さを感じさせるように、
徹底して残酷だもんね・・・(°□°;)
ストーリーはシンプル。
愛する妻を猟奇殺人者にバラバラにされ殺された男、
スヒョン(イ・ビョンホン)は、自分の手で復讐しようとする。
ネタバレあるかも
殺人者ギョンチョル(チェ・ミンシク)は狂気に満ちた悪魔。
不気味さが凄いです。
若い女と見れば、声をかけて殴り倒す。
殺しはしない、半殺し状態にするのだ。
そして意識がまだあるところで、ぶった切る。(><)
リアルな胴体、生首の見せ方が、また上手い(?)んだなあ。
そんな殺人鬼に同じ苦しみを味わわせるため、
ビョンホンはミンシクを何度となく殴りつけます。
これでもかと言う程 痛めつける。
でも、殺さずにGPSを仕込んで逃がす。
そしてまた捕まえては、骨を折ったりアキレス腱を切ったり、
痛手を負わせる。でも簡単には殺さない。
徐々に残酷な苦しみを与えると言う。
逃がすとなるとリスクもあるのに、と不安に思っていたら、
案の定、ミンシクが反撃に出てくるのだ!
人間ってここまでやられても死なないものなの?
どの人も虫の息で生きてるもんだから、苦しくなってくる。
ミンシクはズタズタにされた身体で、
「自分を獲物として狙うとは面白い」と薄ら笑います。
圧倒的な狂気のオーラを放つ怪物なんですよね~
ミンシクならではの存在感と言うか、ほんと凄いです。
そんな怪物から、同じように怪物と呼ばれるビョンホン。
怒りを通り越した憎悪のせいか、ずっと表情を変えません。
だけど、ビョンホンが仕掛ける暴力は壮絶過ぎる程に壮絶!
相手の悪の淵がとてつもなく深いので、彼も嵌っていくのです。
国家情報院の人間で身体能力が高い設定だったので、
ミンシクより腕力が強く、怪物を叩きのめすのは気持ち良かった。
それだけミンシクの嫌らしさが強烈だったと言う事ですね。
ビョンホンはこれまでの精悍なイメージが前面に出てしまって、
そのせいで悪に堕ちていく心の機微は薄れたかも?
どこまでいっても苦しみも恐怖も知らないと言う怪物に、
どうやったら苦痛を与える事が出来るのか?
最後の方法には、そこまで考えたか・・・と愕然。
怪物が少しだけ慌てた姿が愉快に思えました。(^^;
復讐劇にケリをつけた後のビョンホンの表情に、
悲哀・虚無感・・・まだ人間らしさを感じましたね。
薄ら笑いをしてくれた方が、「悪魔を見た」的で良かった気もする。
クムジャ(イ・ヨンエ)さんの表情は、身震いしたけどなあ。
とにかく、緊迫した空気が張り詰めて恐ろしかった~
底知れない残虐行為を映し出す強烈な復讐劇でした。
関連記事*****
「復讐者に憐れみを」
「オールド・ボーイ」
「親切なクムジャさん」
「チェイサー」
ここまで残忍なバイオレンス復讐劇は見た事ないかも(><)

I SAW THE DEVIL
監督:キム・ジウン
製作:2010年 韓国
出演:*イ・ビョンホン *チェ・ミンシク *オ・サナ *チョン・グクァン
お前が深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込んでいるのだ。
韓国映画って、猟奇殺人の描写が本当ハンパ無いよね。
けっこう自分では血に慣れていると思っていたけど、
まともに凝視出来ないシーンがあった~
グロでも「SAW」はゲームとして割り切って見られるし、
「冷たい熱帯魚」もエンターテイメントだから、まだいいです。
本作は実に生々しいし、見る者に痛さを感じさせるように、
徹底して残酷だもんね・・・(°□°;)
ストーリーはシンプル。
愛する妻を猟奇殺人者にバラバラにされ殺された男、
スヒョン(イ・ビョンホン)は、自分の手で復讐しようとする。
ネタバレあるかも
殺人者ギョンチョル(チェ・ミンシク)は狂気に満ちた悪魔。
不気味さが凄いです。
若い女と見れば、声をかけて殴り倒す。
殺しはしない、半殺し状態にするのだ。
そして意識がまだあるところで、ぶった切る。(><)
リアルな胴体、生首の見せ方が、また上手い(?)んだなあ。
そんな殺人鬼に同じ苦しみを味わわせるため、
ビョンホンはミンシクを何度となく殴りつけます。
これでもかと言う程 痛めつける。
でも、殺さずにGPSを仕込んで逃がす。
そしてまた捕まえては、骨を折ったりアキレス腱を切ったり、
痛手を負わせる。でも簡単には殺さない。
徐々に残酷な苦しみを与えると言う。
逃がすとなるとリスクもあるのに、と不安に思っていたら、
案の定、ミンシクが反撃に出てくるのだ!
人間ってここまでやられても死なないものなの?
どの人も虫の息で生きてるもんだから、苦しくなってくる。
ミンシクはズタズタにされた身体で、
「自分を獲物として狙うとは面白い」と薄ら笑います。
圧倒的な狂気のオーラを放つ怪物なんですよね~
ミンシクならではの存在感と言うか、ほんと凄いです。
そんな怪物から、同じように怪物と呼ばれるビョンホン。
怒りを通り越した憎悪のせいか、ずっと表情を変えません。
だけど、ビョンホンが仕掛ける暴力は壮絶過ぎる程に壮絶!
相手の悪の淵がとてつもなく深いので、彼も嵌っていくのです。
国家情報院の人間で身体能力が高い設定だったので、
ミンシクより腕力が強く、怪物を叩きのめすのは気持ち良かった。
それだけミンシクの嫌らしさが強烈だったと言う事ですね。
ビョンホンはこれまでの精悍なイメージが前面に出てしまって、
そのせいで悪に堕ちていく心の機微は薄れたかも?
どこまでいっても苦しみも恐怖も知らないと言う怪物に、
どうやったら苦痛を与える事が出来るのか?
最後の方法には、そこまで考えたか・・・と愕然。
怪物が少しだけ慌てた姿が愉快に思えました。(^^;
復讐劇にケリをつけた後のビョンホンの表情に、
悲哀・虚無感・・・まだ人間らしさを感じましたね。
薄ら笑いをしてくれた方が、「悪魔を見た」的で良かった気もする。
クムジャ(イ・ヨンエ)さんの表情は、身震いしたけどなあ。
とにかく、緊迫した空気が張り詰めて恐ろしかった~
底知れない残虐行為を映し出す強烈な復讐劇でした。
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「オールド・ボーイ」
「親切なクムジャさん」
「チェイサー」