GANTZ
2011-08-18(Thu)
原作がマンガだけあって、星人がマンガチック・・・
もっと恐怖を感じる造形が良かったなあ。そこが残念な部分。
でも、登場人物のキャラは割としっかり描かれていたし、
設定の発想が面白くて、引き込まれて観ました。
前編なので謎が多く、後編への期待が高まります。

監督:佐藤信介
製作:2010年 日本
出演:*二宮和也 *松山ケンイチ *夏菜 *本郷奏多 *吉高由里子
*田口トモロヲ *千阪健介
なぜ、戦うのかーー。
死んだはずの人間が、GANTZという黒い球体に命令され、
謎の星人との戦いを強いられる。
原作を全く知らないので、解らない事だらけ。
球体のある部屋ってマンションの一室だったのね。
なんか所帯じみてる~(^▽^;)
CMで、四方白い壁に囲まれた、ミステリアスな空間に見えたのに。
あの球体の中に居る人が気になるんだけど・・・謎だよね。
あの人がキーを握ってそうなのに、皆なぜノータッチ?
私なら、まず疑問をぶつけるか、呼吸器を外してみるかする。
星人が3パターン出てきますが、人間っぽいものは、
やっつけるのも「殺す」感覚になって後味が悪いわあ。
ネギ星人はモロ人間っぽいし子供まで出てくるから、
戦いのシーンがむごたらしかったです。
でも、田中星人はオモチャみたいだし、
おこりんぼう星人ときたら、仏像でしょ。(≧ε≦)
だんだん破壊する事に抵抗がなくなり、緊張感も薄れるのよね・・・
星人と戦っている時、ハデでムチャクチャな事になっているのに、
他の人間は誰もいない。目撃者が1人もいない。
そこが異次元の世界かと言うとそうでもなく、
破壊された痕跡は現実にしっかり残っている・・・これも謎。
千手観音が「先に攻撃してきたのはお前達だ」と言ったように、
星人達は特に何も害を与えてないようなんですよね・・?
GANTZに命令されて生きて帰るために、仕方なく星人を
攻撃するけど、なぜやっつけなければならないのか・・・謎。
ネタバレあるかも
中心となる登場人物は幼なじみの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)。
玄野が何度も繰り返す言葉に「人には必ず役目がある」と言うのがあります。
GANTZスーツで驚異のパワーを出せるようになった玄野は、
自分がヒーローになったような勘違いをし、傲慢な態度を見せます。
主役のニノが、こんな嫌な奴の役だったの?ってびっくりするくらい、
加藤に非情な言葉を投げかけたりするんです。
星人が悪かどうかまだ分からないし、それをやっつける事が正義とも
言えないのに、GANTZの世界で活躍する事が自分の役目だとして、
自己顕示欲を見せるようになるんですよね。
一方、加藤は実直で正義感が強い。無駄な戦いはしたくない。
弟と2人暮らしの彼は、大切な弟を一人ぼっちにさせたくなくて、
生きて帰るために戦うだけです。
だんだん俗っぽくなっていく玄野とヒューマニズムを秘めた加藤が
対照的に描かれています。
しかし、友人の死によって、玄野は変化を見せます。
100点をゲットすれば死んだ人間を生き返らせる事ができる。
加藤のために、彼を待っている弟のために、
あるいは好意を寄せている岸本恵のために?・・・
玄野は戦う目的を明確にし、戦い続ける事を決心します。
そこまでが前編。
ラストで死んだはずの男が姿を現すし、
山田孝之が意味あり気に登場するし、後編が俄然気になる~
いろんな謎も解けるんだろうか。
関連記事*****
「GANTZ:PERFECT ANSWER」
もっと恐怖を感じる造形が良かったなあ。そこが残念な部分。
でも、登場人物のキャラは割としっかり描かれていたし、
設定の発想が面白くて、引き込まれて観ました。
前編なので謎が多く、後編への期待が高まります。

監督:佐藤信介
製作:2010年 日本
出演:*二宮和也 *松山ケンイチ *夏菜 *本郷奏多 *吉高由里子
*田口トモロヲ *千阪健介
なぜ、戦うのかーー。
死んだはずの人間が、GANTZという黒い球体に命令され、
謎の星人との戦いを強いられる。
原作を全く知らないので、解らない事だらけ。
球体のある部屋ってマンションの一室だったのね。
なんか所帯じみてる~(^▽^;)
CMで、四方白い壁に囲まれた、ミステリアスな空間に見えたのに。
あの球体の中に居る人が気になるんだけど・・・謎だよね。
あの人がキーを握ってそうなのに、皆なぜノータッチ?
私なら、まず疑問をぶつけるか、呼吸器を外してみるかする。
星人が3パターン出てきますが、人間っぽいものは、
やっつけるのも「殺す」感覚になって後味が悪いわあ。
ネギ星人はモロ人間っぽいし子供まで出てくるから、
戦いのシーンがむごたらしかったです。
でも、田中星人はオモチャみたいだし、
おこりんぼう星人ときたら、仏像でしょ。(≧ε≦)
だんだん破壊する事に抵抗がなくなり、緊張感も薄れるのよね・・・
星人と戦っている時、ハデでムチャクチャな事になっているのに、
他の人間は誰もいない。目撃者が1人もいない。
そこが異次元の世界かと言うとそうでもなく、
破壊された痕跡は現実にしっかり残っている・・・これも謎。
千手観音が「先に攻撃してきたのはお前達だ」と言ったように、
星人達は特に何も害を与えてないようなんですよね・・?
GANTZに命令されて生きて帰るために、仕方なく星人を
攻撃するけど、なぜやっつけなければならないのか・・・謎。
ネタバレあるかも
中心となる登場人物は幼なじみの玄野(二宮和也)と加藤(松山ケンイチ)。
玄野が何度も繰り返す言葉に「人には必ず役目がある」と言うのがあります。
GANTZスーツで驚異のパワーを出せるようになった玄野は、
自分がヒーローになったような勘違いをし、傲慢な態度を見せます。
主役のニノが、こんな嫌な奴の役だったの?ってびっくりするくらい、
加藤に非情な言葉を投げかけたりするんです。
星人が悪かどうかまだ分からないし、それをやっつける事が正義とも
言えないのに、GANTZの世界で活躍する事が自分の役目だとして、
自己顕示欲を見せるようになるんですよね。
一方、加藤は実直で正義感が強い。無駄な戦いはしたくない。
弟と2人暮らしの彼は、大切な弟を一人ぼっちにさせたくなくて、
生きて帰るために戦うだけです。
だんだん俗っぽくなっていく玄野とヒューマニズムを秘めた加藤が
対照的に描かれています。
しかし、友人の死によって、玄野は変化を見せます。
100点をゲットすれば死んだ人間を生き返らせる事ができる。
加藤のために、彼を待っている弟のために、
あるいは好意を寄せている岸本恵のために?・・・
玄野は戦う目的を明確にし、戦い続ける事を決心します。
そこまでが前編。
ラストで死んだはずの男が姿を現すし、
山田孝之が意味あり気に登場するし、後編が俄然気になる~
いろんな謎も解けるんだろうか。
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