シェルター
2011-08-01(Mon)
シェルターって、地下室にでも閉じ込められるのかと思ったら、
とんでもないモノを、とんでもないモノに、閉じ込める話だった!
謎への恐怖や緊張が最後まで持続する~~!!(><)

監督:モンス・モーリンド
製作:2009年 アメリカ
出演:*ジュリアン・ムーア *ジョナサン・リース・マイヤーズ *ジェフリー・デマン
禁断の闇の果てに辿り着く、超常現象<シェルター>の謎――。
精神分析医のカーラ(ジュリアン・ムーア)は、
解離性同一性障害つまり多重人格を否定している。
父から患者デヴィッド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)を
紹介され、診察をすることに。
おとなしいデヴィッドが電話で別の名前を呼ばれると、
ギギギと首を後ろに折り曲げ、不気味に呻きながら別人になってしまう!
その時はアダムと言う粗暴な男に変わってしまった。
これは病気か演技か、はたまた得体の知れない恐ろしいものか?!
彼は人に「神を信じるか?」と尋ねるんですが、
カーラは「医者としては科学を、人間としては神を信じる」と答えます。
これは後々、上手い答だったと思う時が来るんですね。
カーラの夫は無残な死を遂げていたのに、
元々信仰心の篤い人だったんでしょう。
娘は、父の死のせいで神を信じられなくなった。
当然でしょう、私だって日本がこんな事になって、
どこに神がいるんだって思ったもの。(元々信仰心無かったけど(^^;)
カーラはデヴィッドが多重人格でない事を証明するために、
診察や調査を続ける。
すると、デヴィッドは25年前にすでに亡くなっていた事が分かる。
ネタバレあります
なかなか先が読めない展開だし、薄気味悪くてゾクゾクきます。
ビデオに映っているデヴィッドに覆いかぶさる黒影や、
友人の老医師の死や、父・娘の咳き込みなど、謎だらけ!
どういう事?と思って観続ける事になります。
シェルターとは、人間の魂を隔離する物=壺の事でした。
山奥の祈祷師グラニーは、病人の魂を一時壺に封じ込め、
意識の無い間に手を体内に入れ悪い物を取り除く。
そして儀式が終われば、また魂を壺から本人へ戻す。
それは科学の力の及ばない、神技と言ったらいいんでしょうか。
100年ほど前のフィルムに登場するムーア牧師。
インフルエンザが大流行する中、娘に予防接種を打ち、
信仰心を無くしたと村中から残虐な目に遭わされる。
娘達が惨殺され神父自身も・・・ちょっと気の毒な気がしたけど、
ここでは信仰対科学というありがちな構図のせいで、
堂々と信仰を説く者が陰で科学に頼っていた事は許されず、
インチキ牧師として攻撃の的になったのでしょう。
グラニーに、魂を抜かれ、
「不信心者の魂を隔離するがいい」と呪いをかけられ、
肉体自身をシェルターにされてしまった牧師。
って事は、殺人を犯していたのはグラニーの
恐ろしい呪いのせいでしょう?
牧師はただの器で、意思なんて何も無いんですから。
グラニーも100年以上生きてるわけですよね?
何者か知らないけど、この人が一番悪いと思うなあ。
可愛い子供すら助けないしね(- -;)
最後には、彼女が様々な魂の入ったシェルターとなってしまって・・・(><)
信仰の無い者は罰が下るという、西洋らしい題材だけど、
単純にオカルトホラーとして面白かった~
科学で解明できない超常現象ってあると思うし。
とんでもないモノを、とんでもないモノに、閉じ込める話だった!
謎への恐怖や緊張が最後まで持続する~~!!(><)

監督:モンス・モーリンド
製作:2009年 アメリカ
出演:*ジュリアン・ムーア *ジョナサン・リース・マイヤーズ *ジェフリー・デマン
禁断の闇の果てに辿り着く、超常現象<シェルター>の謎――。
精神分析医のカーラ(ジュリアン・ムーア)は、
解離性同一性障害つまり多重人格を否定している。
父から患者デヴィッド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)を
紹介され、診察をすることに。
おとなしいデヴィッドが電話で別の名前を呼ばれると、
ギギギと首を後ろに折り曲げ、不気味に呻きながら別人になってしまう!
その時はアダムと言う粗暴な男に変わってしまった。
これは病気か演技か、はたまた得体の知れない恐ろしいものか?!
彼は人に「神を信じるか?」と尋ねるんですが、
カーラは「医者としては科学を、人間としては神を信じる」と答えます。
これは後々、上手い答だったと思う時が来るんですね。
カーラの夫は無残な死を遂げていたのに、
元々信仰心の篤い人だったんでしょう。
娘は、父の死のせいで神を信じられなくなった。
当然でしょう、私だって日本がこんな事になって、
どこに神がいるんだって思ったもの。(元々信仰心無かったけど(^^;)
カーラはデヴィッドが多重人格でない事を証明するために、
診察や調査を続ける。
すると、デヴィッドは25年前にすでに亡くなっていた事が分かる。
ネタバレあります
なかなか先が読めない展開だし、薄気味悪くてゾクゾクきます。
ビデオに映っているデヴィッドに覆いかぶさる黒影や、
友人の老医師の死や、父・娘の咳き込みなど、謎だらけ!
どういう事?と思って観続ける事になります。
シェルターとは、人間の魂を隔離する物=壺の事でした。
山奥の祈祷師グラニーは、病人の魂を一時壺に封じ込め、
意識の無い間に手を体内に入れ悪い物を取り除く。
そして儀式が終われば、また魂を壺から本人へ戻す。
それは科学の力の及ばない、神技と言ったらいいんでしょうか。
100年ほど前のフィルムに登場するムーア牧師。
インフルエンザが大流行する中、娘に予防接種を打ち、
信仰心を無くしたと村中から残虐な目に遭わされる。
娘達が惨殺され神父自身も・・・ちょっと気の毒な気がしたけど、
ここでは信仰対科学というありがちな構図のせいで、
堂々と信仰を説く者が陰で科学に頼っていた事は許されず、
インチキ牧師として攻撃の的になったのでしょう。
グラニーに、魂を抜かれ、
「不信心者の魂を隔離するがいい」と呪いをかけられ、
肉体自身をシェルターにされてしまった牧師。
って事は、殺人を犯していたのはグラニーの
恐ろしい呪いのせいでしょう?
牧師はただの器で、意思なんて何も無いんですから。
グラニーも100年以上生きてるわけですよね?
何者か知らないけど、この人が一番悪いと思うなあ。
可愛い子供すら助けないしね(- -;)
最後には、彼女が様々な魂の入ったシェルターとなってしまって・・・(><)
信仰の無い者は罰が下るという、西洋らしい題材だけど、
単純にオカルトホラーとして面白かった~
科学で解明できない超常現象ってあると思うし。