ウォール・ストリート
2011-07-20(Wed)
前作「ウォール街」との繋がりがしっかりあったので、
連続して観て良かったです。
ゲッコー氏、健在★

監督:オリヴァー・ストーン
製作:2010年 アメリカ
出演:*マイケル・ダグラス *シャイア・ラブーフ *ジョシュ・ブローリン
*キャリー・マリガン *スーザン・サランドン *フランク・ランジェラ
欲望は、罪なのか。
「ウォール街」の後、服役したゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)。
懲役8年の刑を終え、2001年に出所した時、誰の迎えも無かった。
それから7年後の2008年、金融危機に陥る前後が時代背景となっています。
前作と違って、PCや携帯電話は薄型でオフィスが近代的。
次世代エネルギーに投資する話が出ているのが現代らしいですね。
投資家銀行員のジェイコブ(シャイア・ラブーフ)は仕事も順調、
結婚前提の恋人ウィニー(キャリー・マリガン)とも上手くいっていた。
しかし、勤務先の銀行が突然破綻し、恩師であるボスのルウが自殺してしまう。
悲しみにくれる中、ウィニーの父であるゲッコーの情報により、
全ての出来事が金融界の大物ブレトン(ジョシュ・ブローリン)の
仕業だと知ったジェイコブは、復讐に燃える・・・
ネタバレあります
前作を観ておいたおかげで、2作の共通点を見つけ、
本作は前作の展開を踏襲していると分かって
より楽しめましたね。
若者は、最初にインサイダー取引はしないと、
自分が儲かる株でも手を出しません。
それがだんだん情報操作など汚い手段もとるようになる。
復讐を企てるのに、敵の敵に協力を頼むのも、
前作の流れと同じですね。
そして復讐は成功するけど、転落もする。
懐かしいバド・フォックス(チャーリー・シーン)も登場して、
ブルースター航空の話題も出てきました。
彼は地道に働く事無く、売り買いで儲けて
贅沢な生活をしている様子。反省してないじゃん!
結局、マネーゲームは簡単には止められないんですね。
前作と違うのは、ゲッコーも人の子というのを、チラッと感じさせる所。
唯一の身内である娘と過ごす時間を思ってか、
「金よりも時間が大切だ」なんて言うんですよね。
初めの方の演説では、至極ごもっともな事を言ってるし。
ローンの危機を指摘し、前作と繋がる言葉を用いて
「欲は善だ。今や合法だ。」と、現在の金融取引を問題視し、
「健全な取引に戻ろう」なんてね。
しかし、あのゲッコー氏が大人しく何もせずに終わるわけがない。
彼の存在感は本作でも充分にあります。
案の定、娘たちを騙し、マネーゲームでどん底から這い上がる!
1億円を元手に11億円にまで膨らませるとは(゚o゚)
金融界の御意見番みたいなオジイさんが、ちゃっかり
ブレトン側からゲッコー側に付いてましたね。(≧ε≦)
強い勢力に付くのも、一つの生き残り法だからね。
全く、マネーゲームは果てしない。
本作のジェイコブは、前作のバドほど
自分を見失ってはなかったですね。
目的が復讐と、次世代エネルギーに賭けているという事で、
自分が儲けるためじゃなかったから。
2作続けてゲッコーを見ているうちに、愛着がわいてきた(^▽^;)
だから、彼が根っからの悪人でないと思いたくなったわ。
ラストの幸せそうなファミリーの笑顔が
本物だと思いたいです。
連続して観て良かったです。
ゲッコー氏、健在★

監督:オリヴァー・ストーン
製作:2010年 アメリカ
出演:*マイケル・ダグラス *シャイア・ラブーフ *ジョシュ・ブローリン
*キャリー・マリガン *スーザン・サランドン *フランク・ランジェラ
欲望は、罪なのか。
「ウォール街」の後、服役したゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)。
懲役8年の刑を終え、2001年に出所した時、誰の迎えも無かった。
それから7年後の2008年、金融危機に陥る前後が時代背景となっています。
前作と違って、PCや携帯電話は薄型でオフィスが近代的。
次世代エネルギーに投資する話が出ているのが現代らしいですね。
投資家銀行員のジェイコブ(シャイア・ラブーフ)は仕事も順調、
結婚前提の恋人ウィニー(キャリー・マリガン)とも上手くいっていた。
しかし、勤務先の銀行が突然破綻し、恩師であるボスのルウが自殺してしまう。
悲しみにくれる中、ウィニーの父であるゲッコーの情報により、
全ての出来事が金融界の大物ブレトン(ジョシュ・ブローリン)の
仕業だと知ったジェイコブは、復讐に燃える・・・
ネタバレあります
前作を観ておいたおかげで、2作の共通点を見つけ、
本作は前作の展開を踏襲していると分かって
より楽しめましたね。
若者は、最初にインサイダー取引はしないと、
自分が儲かる株でも手を出しません。
それがだんだん情報操作など汚い手段もとるようになる。
復讐を企てるのに、敵の敵に協力を頼むのも、
前作の流れと同じですね。
そして復讐は成功するけど、転落もする。
懐かしいバド・フォックス(チャーリー・シーン)も登場して、
ブルースター航空の話題も出てきました。
彼は地道に働く事無く、売り買いで儲けて
贅沢な生活をしている様子。反省してないじゃん!
結局、マネーゲームは簡単には止められないんですね。
前作と違うのは、ゲッコーも人の子というのを、チラッと感じさせる所。
唯一の身内である娘と過ごす時間を思ってか、
「金よりも時間が大切だ」なんて言うんですよね。
初めの方の演説では、至極ごもっともな事を言ってるし。
ローンの危機を指摘し、前作と繋がる言葉を用いて
「欲は善だ。今や合法だ。」と、現在の金融取引を問題視し、
「健全な取引に戻ろう」なんてね。
しかし、あのゲッコー氏が大人しく何もせずに終わるわけがない。
彼の存在感は本作でも充分にあります。
案の定、娘たちを騙し、マネーゲームでどん底から這い上がる!
1億円を元手に11億円にまで膨らませるとは(゚o゚)
金融界の御意見番みたいなオジイさんが、ちゃっかり
ブレトン側からゲッコー側に付いてましたね。(≧ε≦)
強い勢力に付くのも、一つの生き残り法だからね。
全く、マネーゲームは果てしない。
本作のジェイコブは、前作のバドほど
自分を見失ってはなかったですね。
目的が復讐と、次世代エネルギーに賭けているという事で、
自分が儲けるためじゃなかったから。
2作続けてゲッコーを見ているうちに、愛着がわいてきた(^▽^;)
だから、彼が根っからの悪人でないと思いたくなったわ。
ラストの幸せそうなファミリーの笑顔が
本物だと思いたいです。