ウォール街
2011-07-15(Fri)
電話一つで世の中の大金を手中に出来るマネーゲームの
浮き沈みを描いていて、なかなか面白い。
「今は成功を楽しむがいい。だが終わりは来る。」

監督:オリヴァー・ストーン
製作:1987年 アメリカ
出演:*マイケル・ダグラス *チャーリー・シーン *マーティン・シーン
「ウォール・ストリート」を観る前に、こちらも観ておきたいと思っていた所、
ちょうどBSで放映がありました。
1985年、大きなPCや携帯電話が時代を感じさせるなあ~(≧ε≦)
日本は好景気、アメリカは不景気だと言っているけど、
ウォール街は活気に溢れているように見えます。
野心家の若い証券マン、バド(チャーリー・シーン)は、
業界でカリスマ的存在の大富豪ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)に
取り入り、金儲けの方法を教えてもらい、成功の道を歩む・・・
ネタバレあります
バドは、最初は真面目で
ゲッコーから有力な情報を小耳に挟んでも、
インサイダー取引になるからと自分が株を買う事はしませんでした。
それが、ゲッコーのエネルギッシュなパワーに魅せられ、
彼に導かれるまま、汚い手も使うようになります。
大事なのは情報。
情報を得るために、あらゆるコネを使い、泥棒まがいの事もする。
そして情報を操作し、株の値を上げ下げさせて、
たった一日で巨万の富を得る!
ゲッコー自身も言ってるけど、マネーゲームなので
何も創造してないんですよね。
お金自体は消えも産まれもしない。魔法のように移動するだけ。
どんな手を使っても、上手く操った者が勝ち。
それが資本主義であり、自由市場社会。
他人を蹴落とす事を考えているような者が
成功者だなんて、なんだか不愉快だわ・・・(- -;)
バドの父親(マーティン・シーン←チャーリーの本当の父なんだ!)は
長年ブルーカラーでコツコツと働いてきた人です。
バドに「売り買いでなく創造するんだ」と諭す気持ち、分かるなあ。
父の働くブルースター航空を買収して再建するつもりで
話を進めていくが、ゲッコーは裏では会社を解体し、
売却しようと画策していた。
バドは結局ゲッコーの駒の一つで利用されてたんですね。
ここで面白いのは、バドもやられっ放しで終わらずに、
ゲッコーの宿敵ワイルドマンに協力を依頼して復讐を果たすのだ。
悔しがるゲッコーを見るのは気持ち良かった~(^▽^;)
しかし、それで済むはずも無く、バドは
不正なインサイダー取引により逮捕される事に・・・
ここでもまた自分だけじゃなく、ゲッコーも道連れにする。
BSではバドが警察に行く所で終わっていて、
ゲッコーが逮捕されるシーンも字幕も無かったんだけど、
カットされてた? テープの存在だけで想像させる終わり方?
ゲッコーはワイルドでキャラ的にはすごく魅力的☆
「欲は正義であり、原動力だ。欲が人類を進化させた」と
言い切る姿には圧倒するものがありました。
行き過ぎたマネーゲームには盛衰があるけれども
決して無くなる事はなく、形を変えてはびこるんでしょうね。
人間に欲がある限り。
浮き沈みを描いていて、なかなか面白い。
「今は成功を楽しむがいい。だが終わりは来る。」

監督:オリヴァー・ストーン
製作:1987年 アメリカ
出演:*マイケル・ダグラス *チャーリー・シーン *マーティン・シーン
「ウォール・ストリート」を観る前に、こちらも観ておきたいと思っていた所、
ちょうどBSで放映がありました。
1985年、大きなPCや携帯電話が時代を感じさせるなあ~(≧ε≦)
日本は好景気、アメリカは不景気だと言っているけど、
ウォール街は活気に溢れているように見えます。
野心家の若い証券マン、バド(チャーリー・シーン)は、
業界でカリスマ的存在の大富豪ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)に
取り入り、金儲けの方法を教えてもらい、成功の道を歩む・・・
ネタバレあります
バドは、最初は真面目で
ゲッコーから有力な情報を小耳に挟んでも、
インサイダー取引になるからと自分が株を買う事はしませんでした。
それが、ゲッコーのエネルギッシュなパワーに魅せられ、
彼に導かれるまま、汚い手も使うようになります。
大事なのは情報。
情報を得るために、あらゆるコネを使い、泥棒まがいの事もする。
そして情報を操作し、株の値を上げ下げさせて、
たった一日で巨万の富を得る!
ゲッコー自身も言ってるけど、マネーゲームなので
何も創造してないんですよね。
お金自体は消えも産まれもしない。魔法のように移動するだけ。
どんな手を使っても、上手く操った者が勝ち。
それが資本主義であり、自由市場社会。
他人を蹴落とす事を考えているような者が
成功者だなんて、なんだか不愉快だわ・・・(- -;)
バドの父親(マーティン・シーン←チャーリーの本当の父なんだ!)は
長年ブルーカラーでコツコツと働いてきた人です。
バドに「売り買いでなく創造するんだ」と諭す気持ち、分かるなあ。
父の働くブルースター航空を買収して再建するつもりで
話を進めていくが、ゲッコーは裏では会社を解体し、
売却しようと画策していた。
バドは結局ゲッコーの駒の一つで利用されてたんですね。
ここで面白いのは、バドもやられっ放しで終わらずに、
ゲッコーの宿敵ワイルドマンに協力を依頼して復讐を果たすのだ。
悔しがるゲッコーを見るのは気持ち良かった~(^▽^;)
しかし、それで済むはずも無く、バドは
不正なインサイダー取引により逮捕される事に・・・
ここでもまた自分だけじゃなく、ゲッコーも道連れにする。
BSではバドが警察に行く所で終わっていて、
ゲッコーが逮捕されるシーンも字幕も無かったんだけど、
カットされてた? テープの存在だけで想像させる終わり方?
ゲッコーはワイルドでキャラ的にはすごく魅力的☆
「欲は正義であり、原動力だ。欲が人類を進化させた」と
言い切る姿には圧倒するものがありました。
行き過ぎたマネーゲームには盛衰があるけれども
決して無くなる事はなく、形を変えてはびこるんでしょうね。
人間に欲がある限り。