リトル・ランボーズ
2011-07-13(Wed)
子供目線で撮った、ハートウォーミングな映画。
友達と夢中で遊んだ日々。行き違いによる淋しさ。
子供だった頃を懐かしく思い出すなあ~☆

監督:ガース・ジェニングス
製作2007年 イギリス・フランス
出演:*ビル・ミルナー *ウィル・ポールター *ジュール・シトリュク
*エド・ウィストウィック
ボクたちの、想像力と友情が世界をちょっとだけ変えるんだ。
ウィル(ビル・ミルナー)は、家族が戒律の厳しいプリマス同胞教会に
属しているため、俗世の娯楽(テレビ・映画・音楽など)を
一切禁じられた生活を送っていた。
いろいろな物事に興味を持つ年頃の少年にとっては
息苦しくなるような生活でしょうね。
でもウィルは想像力豊かで、本に絵を描いて空想を楽しんだ。
学校の授業のテレビは娯楽じゃないよね?(^^;
でも学校側も個人の信仰を尊重して、
授業でテレビを見る時は、1人だけ教室の外に出すんだ。(゚o゚)ホ~
同じタイミングで廊下に出された隣のクラスの
リー・カーター(ウィル・ポーター)と知り合う。
リーは学校一の問題児!
登場した時から、悪ガキらしいふてぶてしい存在感を
放っていて、とっても引き付けられる少年なんですよね~★
自転車は盗むし万引きはする。だけどどこか影がある。
彼の父は子供を捨て家を出、母は育児放棄で恋人と旅行三昧。
横暴な兄と2人で生活していたのね。
でも、その悪ガキのリーが兄の為には献身的に振る舞っている。
それには彼なりの理由があったのね・・・(;_;)
ウィルはリーの家で、生まれて初めて映画を観る。
強くたくましく戦う「ランボー」。それは刺激的だったでしょう。
ウィルはすっかり感化され、ランボーの息子になりきる。
リーはウィルの作った物語を基に自主制作映画を撮る事にする。
ウィルは家族や教会の目をすり抜けて出掛けていった・・・
2人がその楽しさに没頭していくの、分かるなあ~
子供時代って自分達だけの遊びに夢中になったからね☆
対照的な2人が仲良くなって「血の絆の兄弟」の契りをかわしたのには、
互いの中に同じような淋しさを見たせいでしょうね。
2人とも父親がいません。
だから、男の強さ・逞しさの象徴のようなランボーに憧れ、
ランボーの息子の映画を作ろうとしたんでしょう。
しかし、リーが一週間停学中に変化が起きます。
交換留学としてやってきたフランスの生徒の中で、
異彩を放っていたディディエは学校でカリスマ的存在になっていた。
イギリスの子供達は赤い靴の少年にカルチャーショックを
受けたって感じなのかな。
新風が吹き込まれ、多くの生徒がそれにやられちゃう様子がおかしい(≧ε≦)
そのディディエが映画に出たいと言い出し、
一緒に製作に取り組む事にしたウィル。
それから、どんどん仲間が増えていった・・・
ウィルにとっては、ディディエが見せる世界もまた新鮮なんですよね。
一週間して戻って来たリーにしてみたら、自分がいない間に
すっかり状況が変わってしまい、馴染めないし、面白くない。
ウィルと2人で映画を作っていたかったのにと、疎外感を感じます。
リーは純粋さから傷付いてしまうし、ウィルは無邪気さから傷付けてしまう。
こういう心のすれ違い、子供にはあるよね。
どうなるのかなあ~って心配してたら、事故が起きて、
それをきっかけにリーが自分の気持ちを吐き出したので、
ウィルはリーの大切さにここで気付くんですよね。
大切な友達を取り戻すために、ウィルは一働きします。
そしてラストの映画館。
今まで撮ってきたものを上手く繋げてあるなあ。(^_^)
ディディエを殴ったシーンではセリフを変えてあり、
兄も出演して弟への思いを語る。
想像力と友情と愛情の詰まった素晴らしい映画になってました!
それを観るリーの表情にグッときて泣けたわ~(;_;)
最後には「家族や友を与えて下さり、感謝します」と子供らしい字が。
教会の戒律なんてあっても無くても、日々の出来事から
自然に感謝の言葉は生まれるもの。
ウィルのママも、教会より子供にガマンさせない生活を選択します。
ホロッときて、心が温かくなる良い映画でした。
子供の世界ならではの瑞々しさがほとばしり出てました。
「今日は人生最高の日だ」と言える日が彼らに何度かあるといいね~
友達と夢中で遊んだ日々。行き違いによる淋しさ。
子供だった頃を懐かしく思い出すなあ~☆

監督:ガース・ジェニングス
製作2007年 イギリス・フランス
出演:*ビル・ミルナー *ウィル・ポールター *ジュール・シトリュク
*エド・ウィストウィック
ボクたちの、想像力と友情が世界をちょっとだけ変えるんだ。
ウィル(ビル・ミルナー)は、家族が戒律の厳しいプリマス同胞教会に
属しているため、俗世の娯楽(テレビ・映画・音楽など)を
一切禁じられた生活を送っていた。
いろいろな物事に興味を持つ年頃の少年にとっては
息苦しくなるような生活でしょうね。
でもウィルは想像力豊かで、本に絵を描いて空想を楽しんだ。
学校の授業のテレビは娯楽じゃないよね?(^^;
でも学校側も個人の信仰を尊重して、
授業でテレビを見る時は、1人だけ教室の外に出すんだ。(゚o゚)ホ~
同じタイミングで廊下に出された隣のクラスの
リー・カーター(ウィル・ポーター)と知り合う。
リーは学校一の問題児!
登場した時から、悪ガキらしいふてぶてしい存在感を
放っていて、とっても引き付けられる少年なんですよね~★
自転車は盗むし万引きはする。だけどどこか影がある。
彼の父は子供を捨て家を出、母は育児放棄で恋人と旅行三昧。
横暴な兄と2人で生活していたのね。
でも、その悪ガキのリーが兄の為には献身的に振る舞っている。
それには彼なりの理由があったのね・・・(;_;)
ウィルはリーの家で、生まれて初めて映画を観る。
強くたくましく戦う「ランボー」。それは刺激的だったでしょう。
ウィルはすっかり感化され、ランボーの息子になりきる。
リーはウィルの作った物語を基に自主制作映画を撮る事にする。
ウィルは家族や教会の目をすり抜けて出掛けていった・・・
2人がその楽しさに没頭していくの、分かるなあ~
子供時代って自分達だけの遊びに夢中になったからね☆
対照的な2人が仲良くなって「血の絆の兄弟」の契りをかわしたのには、
互いの中に同じような淋しさを見たせいでしょうね。
2人とも父親がいません。
だから、男の強さ・逞しさの象徴のようなランボーに憧れ、
ランボーの息子の映画を作ろうとしたんでしょう。
しかし、リーが一週間停学中に変化が起きます。
交換留学としてやってきたフランスの生徒の中で、
異彩を放っていたディディエは学校でカリスマ的存在になっていた。
イギリスの子供達は赤い靴の少年にカルチャーショックを
受けたって感じなのかな。
新風が吹き込まれ、多くの生徒がそれにやられちゃう様子がおかしい(≧ε≦)
そのディディエが映画に出たいと言い出し、
一緒に製作に取り組む事にしたウィル。
それから、どんどん仲間が増えていった・・・
ウィルにとっては、ディディエが見せる世界もまた新鮮なんですよね。
一週間して戻って来たリーにしてみたら、自分がいない間に
すっかり状況が変わってしまい、馴染めないし、面白くない。
ウィルと2人で映画を作っていたかったのにと、疎外感を感じます。
リーは純粋さから傷付いてしまうし、ウィルは無邪気さから傷付けてしまう。
こういう心のすれ違い、子供にはあるよね。
どうなるのかなあ~って心配してたら、事故が起きて、
それをきっかけにリーが自分の気持ちを吐き出したので、
ウィルはリーの大切さにここで気付くんですよね。
大切な友達を取り戻すために、ウィルは一働きします。
そしてラストの映画館。
今まで撮ってきたものを上手く繋げてあるなあ。(^_^)
ディディエを殴ったシーンではセリフを変えてあり、
兄も出演して弟への思いを語る。
想像力と友情と愛情の詰まった素晴らしい映画になってました!
それを観るリーの表情にグッときて泣けたわ~(;_;)
最後には「家族や友を与えて下さり、感謝します」と子供らしい字が。
教会の戒律なんてあっても無くても、日々の出来事から
自然に感謝の言葉は生まれるもの。
ウィルのママも、教会より子供にガマンさせない生活を選択します。
ホロッときて、心が温かくなる良い映画でした。
子供の世界ならではの瑞々しさがほとばしり出てました。
「今日は人生最高の日だ」と言える日が彼らに何度かあるといいね~