オーストラリア
2011-05-30(Mon)
古いオーストラリアにはびこっていた問題を軸にして、
恋と母性と人間的成長を大きなスケールで描いています。
すごく内容盛りだくさんなロマンス・アドベンチャー。
ただ165分は長い・・・(;´o`)~

監督:バズ・ラーマン
製作:2008年 オーストラリア
出演:*ニコール・キッドマン *ヒュー・ジャックマン *デヴィッド・ウェンハム
*ブランドン・ウォルターズ *デヴィッド・ガルピリル *ブライアン・ブラウン
前に進むための涙もある
自分からはこの手の作品は観ないけど、WOWOW無料だったので。(^^;
ニコールとヒューのカップルは画になってたね~
特に立ち姿は、2人共背が高いから、映えるのよね。
ラブストーリーが中心の「風と共に去りぬ」のような話かと
思っていたら、そこまで恋愛を追求していくものでもなかったです。
タイトル通り、オーストラリアという国の話だと思いました。
古いオーストラリアにあった、原住民アボリジニへの差別・偏見や
男尊女卑、 貴族と庶民の格差・・・
そのような悪しき風潮を描き出して、今はそれを反省し、
新しいオーストラリアへ変化していってますと言う映画かな。
「盗まれた世代」・・・アボリジニやその混血の子供を、
白人社会に同化させる目的で、親から引き離し
寄宿舎などに入れる政策があったんですね。
2008年にその政策は誤りであったと、
政府が盗まれた世代に謝罪したと最後に出ますが、
その事をきっかけに製作された映画なんでしょうね。
オーストラリアの俳優を集めて、まさにメイド・イン・オーストラリア。
イギリスからオーストラリアにやって来たサラ(ニコール・K.)は、
貴族の品を漂わせ、ちょっと周囲から浮いているのがおかしい。(≧ε≦)
牛追いのドローヴァー(ヒュー・J.)との出会いは最悪で、
この辺りやたらコミカルな出足。そこでまず観客を掴むわけね。
殺された夫が残した農場を守るため牛を売却する事に。
敵対する者に妨害され何度もピンチに陥りますが、
ドローヴァーや使用人達に助けられ、強い気持ちで切り抜けます。
アボリジニと白人との混血、肌の色から「クリーム」と呼ばれる
少年ナラがナレーションをしていて、
ある意味、彼が物語の中心なんですよね。
大きな瞳がクリクリした少年で、とても可愛い~☆
彼がいる事で、差別・偏見という問題が見えてくるし、
神秘的なアボリジニの文化も教えてもらえます。
歌が大事な事や、ウォークアバウトという儀式の事など・・・
いつも、遠くから見守っているナラの祖父キング・ジョージ、
片脚ですっくと立つ姿が神がかっていて、とてもいい!
後半、日本軍がダーウィンを攻撃するシーンは、
なんか胸が痛かったな。。。(- -;)
一つの事件というような悪意の無い描き方ではあったけど。
この映画で悪く描かれているのは白人でした。
自分の子供まで殺そうとするとは、最悪だわ!
悪人から子供や農園を守ろうと奮闘するアドベンチャーも
スケールが大きくて面白かったし、
ラブストーリーも魅惑的でウットリ、
サラが母のように接するナラの成長ドラマや、
白人とアボリジニが共存していくのを示したのも良かった。
だけどすごく満足したかと言うとどうかな?(^^;
大作にしては重厚さが無かったせいか、長過ぎたせいか。。。?
恋と母性と人間的成長を大きなスケールで描いています。
すごく内容盛りだくさんなロマンス・アドベンチャー。
ただ165分は長い・・・(;´o`)~

監督:バズ・ラーマン
製作:2008年 オーストラリア
出演:*ニコール・キッドマン *ヒュー・ジャックマン *デヴィッド・ウェンハム
*ブランドン・ウォルターズ *デヴィッド・ガルピリル *ブライアン・ブラウン
前に進むための涙もある
自分からはこの手の作品は観ないけど、WOWOW無料だったので。(^^;
ニコールとヒューのカップルは画になってたね~
特に立ち姿は、2人共背が高いから、映えるのよね。
ラブストーリーが中心の「風と共に去りぬ」のような話かと
思っていたら、そこまで恋愛を追求していくものでもなかったです。
タイトル通り、オーストラリアという国の話だと思いました。
古いオーストラリアにあった、原住民アボリジニへの差別・偏見や
男尊女卑、 貴族と庶民の格差・・・
そのような悪しき風潮を描き出して、今はそれを反省し、
新しいオーストラリアへ変化していってますと言う映画かな。
「盗まれた世代」・・・アボリジニやその混血の子供を、
白人社会に同化させる目的で、親から引き離し
寄宿舎などに入れる政策があったんですね。
2008年にその政策は誤りであったと、
政府が盗まれた世代に謝罪したと最後に出ますが、
その事をきっかけに製作された映画なんでしょうね。
オーストラリアの俳優を集めて、まさにメイド・イン・オーストラリア。
イギリスからオーストラリアにやって来たサラ(ニコール・K.)は、
貴族の品を漂わせ、ちょっと周囲から浮いているのがおかしい。(≧ε≦)
牛追いのドローヴァー(ヒュー・J.)との出会いは最悪で、
この辺りやたらコミカルな出足。そこでまず観客を掴むわけね。
殺された夫が残した農場を守るため牛を売却する事に。
敵対する者に妨害され何度もピンチに陥りますが、
ドローヴァーや使用人達に助けられ、強い気持ちで切り抜けます。
アボリジニと白人との混血、肌の色から「クリーム」と呼ばれる
少年ナラがナレーションをしていて、
ある意味、彼が物語の中心なんですよね。
大きな瞳がクリクリした少年で、とても可愛い~☆
彼がいる事で、差別・偏見という問題が見えてくるし、
神秘的なアボリジニの文化も教えてもらえます。
歌が大事な事や、ウォークアバウトという儀式の事など・・・
いつも、遠くから見守っているナラの祖父キング・ジョージ、
片脚ですっくと立つ姿が神がかっていて、とてもいい!
後半、日本軍がダーウィンを攻撃するシーンは、
なんか胸が痛かったな。。。(- -;)
一つの事件というような悪意の無い描き方ではあったけど。
この映画で悪く描かれているのは白人でした。
自分の子供まで殺そうとするとは、最悪だわ!
悪人から子供や農園を守ろうと奮闘するアドベンチャーも
スケールが大きくて面白かったし、
ラブストーリーも魅惑的でウットリ、
サラが母のように接するナラの成長ドラマや、
白人とアボリジニが共存していくのを示したのも良かった。
だけどすごく満足したかと言うとどうかな?(^^;
大作にしては重厚さが無かったせいか、長過ぎたせいか。。。?