正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
2011-05-16(Mon)
アメリカが抱える不法移民問題を扱った社会派ドラマ。
移民問題はあまり馴染みが無いだけに、
なかなか興味深い作品だったな~
アメリカの厳しい現実の一端には、驚きがありました。

監督:ウェイン・クラマー
製作:2009年 アメリカ
出演:*ハリソン・フォード *レイ・リオッタ *アシュレイ・ジャッド
*ジム・スタージェス *クリフ・カーティス *アリシー・ブラガ *サマー・ビシル
アメリカを守る正義か。人々を救う正義か。
アメリカは自由で巨大で強い国なので、魅力的に映るよね。
世界中の多くの人々がそんなアメリカに憧れ、
幸せな暮らしを求めてやって来るのでしょう。
不法滞在者の数は年々増えているようです。
I.C.E.とは移民税関捜査局。
9.11後は特に、彼らはテロからアメリカを守るために、
不法滞在者を取り締まり、国外に追放する事を
強化しています。
群像劇となっていて、様々な不法移民が登場しますが、
学校の発表で「テロリストの目的は主張。理解できる」と
言った少女が危険分子と見なされ、
一家離散となるエピソードが象徴的でしたね。
そこまで厳しい処分を下すのかと、びっくり。
世界中からやって来た移民が、
市民権やグリーン・カードをいかに切望しているか、
取得する事がいかに大変であるか、
不法滞在者がいかに怯えながら生活しているか、
そんな実情がよく分かる作品です。
ちなみに、市民権を得るとアメリカ人となり、
国籍もアメリカ、参政権もある。
グリーン・カードは永住権で、アメリカ国籍と参政権は無いが、
それ以外はアメリカ人と同じ扱いになる。
そして、どんな人種でもアメリカで生まれた者は
アメリカ国籍なんですね。
ハリソン・フォードは今作では活躍するヒーローではなくて、
このような実に様々な不法滞在者がいますよという、
案内役になってました。
法に従って不法滞在者を取り締まるが、
心情的にかばいたくなるケースも多々あると言う
部分を見せてくれます。
市民権の式典は、誇らしさ・晴れがましさが
伝わってくるものでした。
式典に参加できる人は一部で、
I.C.E.の抜き打ち逮捕は続いてるんだよね・・・
この仕事、気苦労が多そう・・・(^^;
移民問題はあまり馴染みが無いだけに、
なかなか興味深い作品だったな~
アメリカの厳しい現実の一端には、驚きがありました。

監督:ウェイン・クラマー
製作:2009年 アメリカ
出演:*ハリソン・フォード *レイ・リオッタ *アシュレイ・ジャッド
*ジム・スタージェス *クリフ・カーティス *アリシー・ブラガ *サマー・ビシル
アメリカを守る正義か。人々を救う正義か。
アメリカは自由で巨大で強い国なので、魅力的に映るよね。
世界中の多くの人々がそんなアメリカに憧れ、
幸せな暮らしを求めてやって来るのでしょう。
不法滞在者の数は年々増えているようです。
I.C.E.とは移民税関捜査局。
9.11後は特に、彼らはテロからアメリカを守るために、
不法滞在者を取り締まり、国外に追放する事を
強化しています。
群像劇となっていて、様々な不法移民が登場しますが、
学校の発表で「テロリストの目的は主張。理解できる」と
言った少女が危険分子と見なされ、
一家離散となるエピソードが象徴的でしたね。
そこまで厳しい処分を下すのかと、びっくり。
世界中からやって来た移民が、
市民権やグリーン・カードをいかに切望しているか、
取得する事がいかに大変であるか、
不法滞在者がいかに怯えながら生活しているか、
そんな実情がよく分かる作品です。
ちなみに、市民権を得るとアメリカ人となり、
国籍もアメリカ、参政権もある。
グリーン・カードは永住権で、アメリカ国籍と参政権は無いが、
それ以外はアメリカ人と同じ扱いになる。
そして、どんな人種でもアメリカで生まれた者は
アメリカ国籍なんですね。
ハリソン・フォードは今作では活躍するヒーローではなくて、
このような実に様々な不法滞在者がいますよという、
案内役になってました。
法に従って不法滞在者を取り締まるが、
心情的にかばいたくなるケースも多々あると言う
部分を見せてくれます。
市民権の式典は、誇らしさ・晴れがましさが
伝わってくるものでした。
式典に参加できる人は一部で、
I.C.E.の抜き打ち逮捕は続いてるんだよね・・・
この仕事、気苦労が多そう・・・(^^;