12モンキーズ
2011-05-12(Thu)
ネタバレ全開。
未来・現在・過去と時代を何度も錯綜するSFサスペンス。
テリー・ギリアム独特の異色の世界観が面白い☆
ブラピはゴールデン・グローブ賞助演男優賞受賞!

監督:テリー・ギリアム
製作:1995年 アメリカ
出演:*ブルース・ウィリス *ブラッド・ピット *マデリーン・ストーン
*クリストファー・プラマー *デヴィッド・モース
みんな消える
WOWOWで先月やっていたのを録画しておいて観ました。
この作品、たいてい皆さん観てると思うんですよね。
でも、ブラピの怪演は記憶にあるけど、
ストーリーをほとんど覚えていないって方がほとんどなのでは?
自分がそうだったので、思い出すために再鑑賞してみました。
なので、ストーリーを忘れた方のために、
ネタバレのあらすじを書きながら進めていきます。
なお、入り組んでややこしいので
部分的に「goo映画あらすじ」を引用させてもらいました。
1996~7年に突如発生した謎のウィルスにより人類は99%が死滅。
21世紀初頭、地下での生活を余儀なくされていたが、
その原因を探るため、科学者達は囚人ジェームズ・コール(ブルース・W.)を
タイムトラベラーに選び、過去の世界に送り込む。
彼は子供時代に、目の前で一人の男が殺される光景を目撃し、
それを何度も悪夢に見てはうなされていた。
(この悪夢が最後に繋がるミソなんだけど、私にとっては大きな謎の一つ)
コールはウィルス発生の1996年の世界に旅立つが、
機械の故障か1990年のフィラデルフィアに来てしまった。
手掛かりは「12モンキーズ」という名称と不気味な猿のマーク
不審な行動から彼は逮捕され、精神病院に入れられ、
精神病医学者キャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)と
入院患者ジェフリー・ゴインズ(ブラッド・ピット)と出会う。
(ここだ~!、このブラピ、左右の目が飛んじゃって、
焦点が合ってないというキレ方はほんと凄い!)
コールはジェフリーの手引きで脱走騒ぎを起こして、
捕まるが、忽然と姿を消してしまう。
21世紀に戻された彼は経過報告を済ませ、
再び過去の世界への旅を命じられる。
なぜか第一次大戦中のフランスに送られてから、
本来の目的地である1996年の世界に到着した。
精神科医として成功しているキャサリンを連れ出し、
フィラデルフィアへ向かい、街角であの猿のマークを見つける。
「12モンキーズ」はジェフリーの主宰する過激な環境保護団体で、
彼の父親は世界的な細菌の権威ゴインズ博士
(クリストファー・プラマー)だった。
「12モンキーズ」は大きな行動に出るらしい。
果たして、ジェフリー達がウィルスを盗んで世界各地にばら蒔いたのか?
しかし、時代をタイムスリップしているうちに精神的に疲れ、
コールは現実か妄想か分からなくなって混乱していた。
(この辺り、観ている側もどうなのか混乱してきます)
逆に、未来から来たと言うコールの話を最初疑っていた
キャサリンは、様々な物証から信じるようになっていた。
いつしか彼女を愛していたコールは任務を捨て、
彼女とこの世界で生きていく事を決意する。
2人は変装して空港へ向かう途中、
ジェフリー達が環境保護アピールのために
動物園から動物達を逃がしたニュースを知る。
「12モンキーズ」はウィルスと無関係だったのだ。
だがその直後、彼らは空港でゴインズ博士の助手を目撃。
その男が世界各地にウィルスをばら蒔くと察したコールは、
銃を構えて男を追うが、逆に警察官に射殺されてしまう。
ゆっくりと倒れるコールを抱きしめるキャサリン。
その光景を5歳のコールが見ていた。
そして、男とウィルスを乗せた飛行機は大空に舞い上がった・・・
(でもコールに代わって未来から来た科学者が同乗していた)
*************
子供時代に見た光景で、ずっと 悪夢にうなされたのは、
自分の死だったという部分、すごく面白いオチだよね~
でも銃撃事件の前にすでにその記憶があると言うのは、
タイムパラドックスなんだけど、それっておかしくないか?
5歳の子供が見たという時間軸はそこで初めて出来るのでは?
って、考えていると頭がおかしくなる~(^^;
21世紀の未来が退廃的でどこか古臭くて、
テリー・ギリアムらしい奇妙な世界でした。
妄想か現実か倒錯するんだけど、
やっぱり現実だったのかと分かっていくのが面白いし、
犯人は「12モンキーズ」かと思わせて違っていたり、
最後のオチも唸らせられるもので、
内容はかなり捻りが利いてました~★
再見して、面白い異色作だったんだなあと改めて思いましたよ。
ブラピのぶっ飛んだ演技は最高!
未来・現在・過去と時代を何度も錯綜するSFサスペンス。
テリー・ギリアム独特の異色の世界観が面白い☆
ブラピはゴールデン・グローブ賞助演男優賞受賞!

監督:テリー・ギリアム
製作:1995年 アメリカ
出演:*ブルース・ウィリス *ブラッド・ピット *マデリーン・ストーン
*クリストファー・プラマー *デヴィッド・モース
みんな消える
WOWOWで先月やっていたのを録画しておいて観ました。
この作品、たいてい皆さん観てると思うんですよね。
でも、ブラピの怪演は記憶にあるけど、
ストーリーをほとんど覚えていないって方がほとんどなのでは?
自分がそうだったので、思い出すために再鑑賞してみました。
なので、ストーリーを忘れた方のために、
ネタバレのあらすじを書きながら進めていきます。
なお、入り組んでややこしいので
部分的に「goo映画あらすじ」を引用させてもらいました。
1996~7年に突如発生した謎のウィルスにより人類は99%が死滅。
21世紀初頭、地下での生活を余儀なくされていたが、
その原因を探るため、科学者達は囚人ジェームズ・コール(ブルース・W.)を
タイムトラベラーに選び、過去の世界に送り込む。
彼は子供時代に、目の前で一人の男が殺される光景を目撃し、
それを何度も悪夢に見てはうなされていた。
(この悪夢が最後に繋がるミソなんだけど、私にとっては大きな謎の一つ)
コールはウィルス発生の1996年の世界に旅立つが、
機械の故障か1990年のフィラデルフィアに来てしまった。
手掛かりは「12モンキーズ」という名称と不気味な猿のマーク
不審な行動から彼は逮捕され、精神病院に入れられ、
精神病医学者キャサリン・ライリー(マデリーン・ストウ)と
入院患者ジェフリー・ゴインズ(ブラッド・ピット)と出会う。
(ここだ~!、このブラピ、左右の目が飛んじゃって、
焦点が合ってないというキレ方はほんと凄い!)
コールはジェフリーの手引きで脱走騒ぎを起こして、
捕まるが、忽然と姿を消してしまう。
21世紀に戻された彼は経過報告を済ませ、
再び過去の世界への旅を命じられる。
なぜか第一次大戦中のフランスに送られてから、
本来の目的地である1996年の世界に到着した。
精神科医として成功しているキャサリンを連れ出し、
フィラデルフィアへ向かい、街角であの猿のマークを見つける。
「12モンキーズ」はジェフリーの主宰する過激な環境保護団体で、
彼の父親は世界的な細菌の権威ゴインズ博士
(クリストファー・プラマー)だった。
「12モンキーズ」は大きな行動に出るらしい。
果たして、ジェフリー達がウィルスを盗んで世界各地にばら蒔いたのか?
しかし、時代をタイムスリップしているうちに精神的に疲れ、
コールは現実か妄想か分からなくなって混乱していた。
(この辺り、観ている側もどうなのか混乱してきます)
逆に、未来から来たと言うコールの話を最初疑っていた
キャサリンは、様々な物証から信じるようになっていた。
いつしか彼女を愛していたコールは任務を捨て、
彼女とこの世界で生きていく事を決意する。
2人は変装して空港へ向かう途中、
ジェフリー達が環境保護アピールのために
動物園から動物達を逃がしたニュースを知る。
「12モンキーズ」はウィルスと無関係だったのだ。
だがその直後、彼らは空港でゴインズ博士の助手を目撃。
その男が世界各地にウィルスをばら蒔くと察したコールは、
銃を構えて男を追うが、逆に警察官に射殺されてしまう。
ゆっくりと倒れるコールを抱きしめるキャサリン。
その光景を5歳のコールが見ていた。
そして、男とウィルスを乗せた飛行機は大空に舞い上がった・・・
(でもコールに代わって未来から来た科学者が同乗していた)
*************
子供時代に見た光景で、ずっと 悪夢にうなされたのは、
自分の死だったという部分、すごく面白いオチだよね~
でも銃撃事件の前にすでにその記憶があると言うのは、
タイムパラドックスなんだけど、それっておかしくないか?
5歳の子供が見たという時間軸はそこで初めて出来るのでは?
って、考えていると頭がおかしくなる~(^^;
21世紀の未来が退廃的でどこか古臭くて、
テリー・ギリアムらしい奇妙な世界でした。
妄想か現実か倒錯するんだけど、
やっぱり現実だったのかと分かっていくのが面白いし、
犯人は「12モンキーズ」かと思わせて違っていたり、
最後のオチも唸らせられるもので、
内容はかなり捻りが利いてました~★
再見して、面白い異色作だったんだなあと改めて思いましたよ。
ブラピのぶっ飛んだ演技は最高!