カールじいさんの空飛ぶ家
2011-04-09(Sat)
笑えてホロッとして心が温かくなる映画。
過去に囚われず、前を向いて行こうという
メッセージがありました。

監督:ピート・ドクター
製作:2009年 アメリカ (ディズニー・ピクサー)
愛する妻が死にましたーー
だから私は旅に出ます。
うちの子供が大きくなったので、私自身もほとんどアニメを
観なくなったけど、WOWOWでやっていたので鑑賞する事に。
映像がカラフルですごく綺麗、2Dでも立体感を感じました。
まず、掴みが上手いね~!
冒険好きのカールじいさんの子供時代に始まって、
エリーとの出会い、結婚、死別・・・をほぼセリフ無しで、
味わい深く描いてるんですよね~ たった10分くらいで。
子供には恵まれなかったけど、互いに思い合って、
仲睦まじく暮らして、いかに幸せな生活だったかが、
すごく伝わってきました。
それだけにカールじいさんの喪失感がよく分かる!
だから自分の殻に閉じ籠って頑固になってしまったのよね。
2人の共通の夢は南アメリカの「パラダイス・フォール」に行く事でした。
元気なうちに思い切って行けば良かったのにって思ったけど(^^;
エリーの生前には叶える事が出来なかったため、
老人ホームに入れられそうになったカールじいさんは、
たくさんの風船を家に取りつけて、
家ごとパラダイス・フォールを目指します。
それは亡くなった妻エリーを偲ぶため。
言わば、停まった時間を旅行するようなものです。
ところが、手違いで、ボーイスカウトの少年ラッセルも
空飛ぶ家に乗っていたから、
しんみりじゃなく、ドタバタ冒険となる・・・(≧▽≦)
ラッセルはおしゃべり過ぎるのが玉にきずなんだけど(^^;
ポジティヴで恐れ知らずの無邪気な子供なんだよね。
カールじいさんは、最初は彼を邪魔に思ってた(^▽^;)
でも、彼も親の愛に恵まれない孤独な子供だと分かって、
親近感を覚えます。
空飛ぶ家が嵐に遭って、着いた所がパラダイス・フォールの手前。
って都合良過ぎ。まあこれはアニメだからね。(^^;
面白い怪鳥や翻訳機でしゃべる犬が出てくるの。
犬なんて、それぞれキャラがあって可愛い~☆
昔カールじいさんが憧れていた探検家、予想通り出てきました。
この人が悪い人の役になっていたのは残念だったなあ。
ずっと同じ思いに囚われて拘っていると、
人は醜く歪んでしまう・・・と言う事を示す役割なんだよね。
ラッセルが危険に飛び込んでいった時、
カールじいさんはエリーの残したアルバムを見直して気付く。。。
エリーにとって、カールじいさんとの結婚生活そのものが、
冒険と同じようにワクワク出来て楽しいものだった。。。
いつまでも過去に囚われず、新しい冒険をして欲しいと
エリーは願っていた。。。
そこでカールじいさんは思い出の家具を捨て、
家を軽くしてラッセルを助けに行きます。
この冒険で、カールじいさんの停まっていた時計の針が、
前に向かって進み出したんですね。
前を向く事、新しい絆を大切にする事。
アニメの枠を超えたような素晴らしい内容になってました。
#2009年 アカデミー賞長編アニメ賞・作曲賞 受賞
過去に囚われず、前を向いて行こうという
メッセージがありました。

監督:ピート・ドクター
製作:2009年 アメリカ (ディズニー・ピクサー)
愛する妻が死にましたーー
だから私は旅に出ます。
うちの子供が大きくなったので、私自身もほとんどアニメを
観なくなったけど、WOWOWでやっていたので鑑賞する事に。
映像がカラフルですごく綺麗、2Dでも立体感を感じました。
まず、掴みが上手いね~!
冒険好きのカールじいさんの子供時代に始まって、
エリーとの出会い、結婚、死別・・・をほぼセリフ無しで、
味わい深く描いてるんですよね~ たった10分くらいで。
子供には恵まれなかったけど、互いに思い合って、
仲睦まじく暮らして、いかに幸せな生活だったかが、
すごく伝わってきました。
それだけにカールじいさんの喪失感がよく分かる!
だから自分の殻に閉じ籠って頑固になってしまったのよね。
2人の共通の夢は南アメリカの「パラダイス・フォール」に行く事でした。
元気なうちに思い切って行けば良かったのにって思ったけど(^^;
エリーの生前には叶える事が出来なかったため、
老人ホームに入れられそうになったカールじいさんは、
たくさんの風船を家に取りつけて、
家ごとパラダイス・フォールを目指します。
それは亡くなった妻エリーを偲ぶため。
言わば、停まった時間を旅行するようなものです。
ところが、手違いで、ボーイスカウトの少年ラッセルも
空飛ぶ家に乗っていたから、
しんみりじゃなく、ドタバタ冒険となる・・・(≧▽≦)
ラッセルはおしゃべり過ぎるのが玉にきずなんだけど(^^;
ポジティヴで恐れ知らずの無邪気な子供なんだよね。
カールじいさんは、最初は彼を邪魔に思ってた(^▽^;)
でも、彼も親の愛に恵まれない孤独な子供だと分かって、
親近感を覚えます。
空飛ぶ家が嵐に遭って、着いた所がパラダイス・フォールの手前。
って都合良過ぎ。まあこれはアニメだからね。(^^;
面白い怪鳥や翻訳機でしゃべる犬が出てくるの。
犬なんて、それぞれキャラがあって可愛い~☆
昔カールじいさんが憧れていた探検家、予想通り出てきました。
この人が悪い人の役になっていたのは残念だったなあ。
ずっと同じ思いに囚われて拘っていると、
人は醜く歪んでしまう・・・と言う事を示す役割なんだよね。
ラッセルが危険に飛び込んでいった時、
カールじいさんはエリーの残したアルバムを見直して気付く。。。
エリーにとって、カールじいさんとの結婚生活そのものが、
冒険と同じようにワクワク出来て楽しいものだった。。。
いつまでも過去に囚われず、新しい冒険をして欲しいと
エリーは願っていた。。。
そこでカールじいさんは思い出の家具を捨て、
家を軽くしてラッセルを助けに行きます。
この冒険で、カールじいさんの停まっていた時計の針が、
前に向かって進み出したんですね。
前を向く事、新しい絆を大切にする事。
アニメの枠を超えたような素晴らしい内容になってました。
#2009年 アカデミー賞長編アニメ賞・作曲賞 受賞
テーマ : 映画★★★★★レビュー
ジャンル : 映画