ウルフマン
2011-04-07(Thu)
この人、狼男と言うか怪物系に、違和感が全く無いよね~(^^;
だからか、葛藤や苦悩があまり伝わってこなかった・・・

監督:ジョー・ジョンストン
製作:2010年 アメリカ
出演:*ベニチオ・デル・トロ *アンソニー・ホプキンス *エミリー・ブラント
*ヒューゴ・ウィーヴィング
今宵は満月。月が欠けるまで、悲鳴が止まらない。
WOWOWでディレクターズ・カット版を観ました。
通常版と何が違うのか分かりませんが。(^^;
月夜、淋しい森の中を一人の男が歩く・・・
いきなり最初から、怪物が男を襲います。
その男は主人公ローレンス(ベニチオ・デル・トロ)の
兄弟ベン。その日から彼は行方不明に。
ベンの婚約者グエン(エミリー・ブラント)が
ローレンスに助けを求めに来ます。
ネタバレあります
予告編でデル・トロが狼男になる事は知っていたから、
周囲に平気な顔で犯行を隠しているのかと思ったら、
最初の殺しは別の者の仕業だったんですね。
途中、その者に噛まれた事によって、
ローレンス自身の身体にも変化が起き、
満月の夜になると狼男に変身するようになってしまったw(゚o゚)w
狼男の時は、人間らしい心は消えてしまうようで、
メチャクチャに人を切り裂く。
一瞬の早技なので、グロさをジックリ見せてはいないけど、
内臓は飛び散るし首は飛ぶしで、やっている事はかなり残酷。
前半、狼男の姿は、チラッチラッと映すだけで、
なかなか全貌を見せないんだよね~
ローレンスは以前に精神病院に入っていた事があり、
狂人扱いされて再び病院に監禁され拷問を受ける。
本人が「自分は危険だ」と言っているのに、
医者が「狼化妄想」という名の病気と言い張るのが変だよね。
しかし、多くの人の前で、大変身を遂げる事になる!
ここのシーンが一番の見どころでしょう。
特殊メイク第一人者リック・ベイカー(オスカーを数回受賞)が
担当しているから、足から手からメキメキと変化していく過程は、
なかなか芸が細かいです。
冒頭の狼男は、実はローレンスの父(アンソニー・ホプキンス)!
貫録の大物役者が狼男として暴れるなんて
(まあ狼男は吹替えだろうけど)予想外の配役。
とは言え、最初からいかにも怪しい雰囲気を漂わせてたよね(≧ε≦)
父と召使のシンは25年間秘密を守り続けてきましたが、
25年ぶりに人を手にかけたらタガが外れたのか、
父はもうためらいが無い様子。
だけど、人間の尊厳を大切にしたいローレンスは
苦悩し、父と対決します。
怪物vs怪物は、服を着てるか着てないかで
見分けるしかない。(^^;
ロマンスの方は、もう少し丁寧に描いてくれたら良かったのに。
2人の思いがだんだん燃え上がってくる描写が欲しかった。
最終的には、グエンの愛の力で助かるかと思ったら、
人間として終われたって事だけでしたね、残念だったな・・・
アバライン警部(ヒューゴ・ウィーヴィング)が、
ローレンスと同じ道を辿る的終わり方でした。
二大俳優の共演で持っている作品って感じですね。
城や森などの時代がかったダークな雰囲気が良かったけど、
悲哀が無いのが物足りませんでした。
#2010年アカデミー賞 メイクアップ賞受賞
だからか、葛藤や苦悩があまり伝わってこなかった・・・

監督:ジョー・ジョンストン
製作:2010年 アメリカ
出演:*ベニチオ・デル・トロ *アンソニー・ホプキンス *エミリー・ブラント
*ヒューゴ・ウィーヴィング
今宵は満月。月が欠けるまで、悲鳴が止まらない。
WOWOWでディレクターズ・カット版を観ました。
通常版と何が違うのか分かりませんが。(^^;
月夜、淋しい森の中を一人の男が歩く・・・
いきなり最初から、怪物が男を襲います。
その男は主人公ローレンス(ベニチオ・デル・トロ)の
兄弟ベン。その日から彼は行方不明に。
ベンの婚約者グエン(エミリー・ブラント)が
ローレンスに助けを求めに来ます。
ネタバレあります
予告編でデル・トロが狼男になる事は知っていたから、
周囲に平気な顔で犯行を隠しているのかと思ったら、
最初の殺しは別の者の仕業だったんですね。
途中、その者に噛まれた事によって、
ローレンス自身の身体にも変化が起き、
満月の夜になると狼男に変身するようになってしまったw(゚o゚)w
狼男の時は、人間らしい心は消えてしまうようで、
メチャクチャに人を切り裂く。
一瞬の早技なので、グロさをジックリ見せてはいないけど、
内臓は飛び散るし首は飛ぶしで、やっている事はかなり残酷。
前半、狼男の姿は、チラッチラッと映すだけで、
なかなか全貌を見せないんだよね~
ローレンスは以前に精神病院に入っていた事があり、
狂人扱いされて再び病院に監禁され拷問を受ける。
本人が「自分は危険だ」と言っているのに、
医者が「狼化妄想」という名の病気と言い張るのが変だよね。
しかし、多くの人の前で、大変身を遂げる事になる!
ここのシーンが一番の見どころでしょう。
特殊メイク第一人者リック・ベイカー(オスカーを数回受賞)が
担当しているから、足から手からメキメキと変化していく過程は、
なかなか芸が細かいです。
冒頭の狼男は、実はローレンスの父(アンソニー・ホプキンス)!
貫録の大物役者が狼男として暴れるなんて
(まあ狼男は吹替えだろうけど)予想外の配役。
とは言え、最初からいかにも怪しい雰囲気を漂わせてたよね(≧ε≦)
父と召使のシンは25年間秘密を守り続けてきましたが、
25年ぶりに人を手にかけたらタガが外れたのか、
父はもうためらいが無い様子。
だけど、人間の尊厳を大切にしたいローレンスは
苦悩し、父と対決します。
怪物vs怪物は、服を着てるか着てないかで
見分けるしかない。(^^;
ロマンスの方は、もう少し丁寧に描いてくれたら良かったのに。
2人の思いがだんだん燃え上がってくる描写が欲しかった。
最終的には、グエンの愛の力で助かるかと思ったら、
人間として終われたって事だけでしたね、残念だったな・・・
アバライン警部(ヒューゴ・ウィーヴィング)が、
ローレンスと同じ道を辿る的終わり方でした。
二大俳優の共演で持っている作品って感じですね。
城や森などの時代がかったダークな雰囲気が良かったけど、
悲哀が無いのが物足りませんでした。
#2010年アカデミー賞 メイクアップ賞受賞
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ジャンル : 映画