ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
2011-03-22(Tue)
しばらくブログから離れていましたが、今日から再スタート。
自粛という事でも無かったんですが、
気持ちがどうも映画とブログに向かっていかなくて放置してました(^^;
でも、徐々に平常心を取り戻しつつあります。
元気を出していくには、やっぱり映画もブログも必要ですね。
==================
と言う事で、正しいものは勝つ お話。
ミレニアム・シリーズ完結編。

監督:ダニエル・アルフレッドソン
製作:2009年 スウェーデン・デンマーク・ドイツ
原作:スティーグ・ラーソン
出演:*ミカエル・ニクヴィスト *ノオミ・ラパス *アニカ・ハリン *レナ・エンドレ
ミレニアム2のラストからの続きとなっています。
ザラとの死闘で重傷を負ったリスベット(ノオミ・ラパス)は、
病院に収容され、ザラ殺人未遂の容疑をかけられる。
彼女の名誉を回復し、
ザラが絡む公安内違法組織(班)の実態を暴くため、
ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は仲間を集めて
巨悪と対決しようとする。
一方、組織側も彼らの口封じに動く・・・
今作は、リスベット(&雑誌「ミレニアム」)vs組織の、
裁判内外での緊迫の闘いを見せていきます。
法廷劇中心となるので、動きは少なくてちょっと地味ですね。
ネタバレあります
いかにして劣勢な裁判を勝ちに行くか、
それぞれが得意分野での情報収集能力を駆使して、
リスベットのために働きます。
彼女を助けようとする仲間が ちゃんといるのが嬉しい。
リスベットが主役として目立つのは法廷シーン。
1の時より過激なんじゃないか?あのパンクファッション。
私なんかは老婆心が働いて「後見人不要と見られるように、
もっと心証の良いファッションがいいんじゃない?」と
思ったんだけど、裁判官も弁護人も彼女のモヒカンに
何の反応も示さなかった。(^^;
どうやらあれはスウェーデンでは過激でも何でも無い様子。
まあ、あの姿こそリスベットの強い心意気の表れだよね。
人と馴れ合わず弧高に生きてきたリスベットそのものなんだなあ。
全部観終わった時、後からしみじみ思いました。
あのテレボリアン院長がまた出てきて、
リスベットの精神鑑定書を捏造し、
再び彼女を無能力者として精神病院に
閉じ込めようとする魂胆を見せるのだ。
しかし、1の時に撮って、2でも出てきたあのDVDが、
なんと切り札として使われるんですね。
あれは胸がスッとしました。
やっぱり正しい者が勝利を手にする!
リスベットとミカエルの間には、
信頼や心の繋がりが感じられたのに、
物語としての2人は案外アッサリ
終わってしまったなという感じ。
かなり接近したと思われた相手でさえも、
完全に心を許す事をしないリスベットらしいラストだな。
1は強烈なリスベットの登場に驚いた正統派ミステリー。
2はリスベットの過去が明かされるサスペンスアクション。
3はリスベットが巨悪と闘う法廷劇。
なぜだか、それぞれ印象の違ったシリーズでしたが、
全体を通して、タイトルの「ミレニアム」はピンと来なくて、
リスベットの弧高の生き方が、
ちょっぴり痛々しく、でもカッコ良く感じられた作品でした。
関連記事*****
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
「ミレニアム2 火と戯れる女」
自粛という事でも無かったんですが、
気持ちがどうも映画とブログに向かっていかなくて放置してました(^^;
でも、徐々に平常心を取り戻しつつあります。
元気を出していくには、やっぱり映画もブログも必要ですね。
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と言う事で、正しいものは勝つ お話。
ミレニアム・シリーズ完結編。

監督:ダニエル・アルフレッドソン
製作:2009年 スウェーデン・デンマーク・ドイツ
原作:スティーグ・ラーソン
出演:*ミカエル・ニクヴィスト *ノオミ・ラパス *アニカ・ハリン *レナ・エンドレ
ミレニアム2のラストからの続きとなっています。
ザラとの死闘で重傷を負ったリスベット(ノオミ・ラパス)は、
病院に収容され、ザラ殺人未遂の容疑をかけられる。
彼女の名誉を回復し、
ザラが絡む公安内違法組織(班)の実態を暴くため、
ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は仲間を集めて
巨悪と対決しようとする。
一方、組織側も彼らの口封じに動く・・・
今作は、リスベット(&雑誌「ミレニアム」)vs組織の、
裁判内外での緊迫の闘いを見せていきます。
法廷劇中心となるので、動きは少なくてちょっと地味ですね。
ネタバレあります
いかにして劣勢な裁判を勝ちに行くか、
それぞれが得意分野での情報収集能力を駆使して、
リスベットのために働きます。
彼女を助けようとする仲間が ちゃんといるのが嬉しい。
リスベットが主役として目立つのは法廷シーン。
1の時より過激なんじゃないか?あのパンクファッション。
私なんかは老婆心が働いて「後見人不要と見られるように、
もっと心証の良いファッションがいいんじゃない?」と
思ったんだけど、裁判官も弁護人も彼女のモヒカンに
何の反応も示さなかった。(^^;
どうやらあれはスウェーデンでは過激でも何でも無い様子。
まあ、あの姿こそリスベットの強い心意気の表れだよね。
人と馴れ合わず弧高に生きてきたリスベットそのものなんだなあ。
全部観終わった時、後からしみじみ思いました。
あのテレボリアン院長がまた出てきて、
リスベットの精神鑑定書を捏造し、
再び彼女を無能力者として精神病院に
閉じ込めようとする魂胆を見せるのだ。
しかし、1の時に撮って、2でも出てきたあのDVDが、
なんと切り札として使われるんですね。
あれは胸がスッとしました。
やっぱり正しい者が勝利を手にする!
リスベットとミカエルの間には、
信頼や心の繋がりが感じられたのに、
物語としての2人は案外アッサリ
終わってしまったなという感じ。
かなり接近したと思われた相手でさえも、
完全に心を許す事をしないリスベットらしいラストだな。
1は強烈なリスベットの登場に驚いた正統派ミステリー。
2はリスベットの過去が明かされるサスペンスアクション。
3はリスベットが巨悪と闘う法廷劇。
なぜだか、それぞれ印象の違ったシリーズでしたが、
全体を通して、タイトルの「ミレニアム」はピンと来なくて、
リスベットの弧高の生き方が、
ちょっぴり痛々しく、でもカッコ良く感じられた作品でした。
関連記事*****
「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」
「ミレニアム2 火と戯れる女」