リトル・ミス・サンシャイン
2011-02-19(Sat)
これ、すごく良かったわ~★ なんで見逃してたんだろう。
笑えて泣けるハートウォーミングなロード・ムーヴィー。
ずっと心に残る作品だと思えるなあ。

監督:ジョナサン・デイトン
製作:2006年 アメリカ
出演:*グレッグ・キニア *トニ・コレット *スティーヴ・カレル
*アラン・アーキン *ボール・ダノ *アビゲイル・ブレスリン
夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く
フーヴァー家の6人が黄色のミニバスに乗って、
珍道中を繰り広げる。
娘のオリーヴちゃん(アビゲイル・ブレスリン)が
美少女コンテストの地方予選で繰り上げ1位になって
カリフォルニアの本選に出場出来る事になった。
ミス・コンで優勝するのが夢だったオリーヴちゃんのために、
片道2日間もかかるミニバスの旅が始まる・・・
それがね~、この6人家族は、皆ちょっと病んでいて、
何かしら問題を抱えているから厄介なの。
最初のチキンを囲む夕食の風景でも、
皆協調性が無く、思い思いの言動・行動をするから、
不穏な空気が流れて酷いのだ。
それなのに狭い空間のミニバスに数日間も
閉じ込められる旅って、大丈夫か?
家族も皆嫌いだと言う長男が、
よく一緒に行く事を了解したよね~
うちの子なんて「いやだ」と言ったら、どんなに
好条件をチラつかせても行かないからね。
オリーヴちゃんの夢を応援しようという気持ちが
かすかにでもあったんでしょうね。
問題山積みのバラバラ家族の中で、オリーヴちゃんは
唯一天真爛漫、太陽のように明るいの。
彼女の存在が、なんとか6人を繋ぎ止めているんです。
そんな危うい状態なのに、道中で信じられないくらい
次から次へと深刻な出来事に見舞われます。
車の故障に始まり(それも一か所じゃない)
ショックを受け落ち込む事、夢破れる事、挙句の果てには
とっても驚く不測の不幸が・・・
こちらが想像もしないような展開だし、
しかもテンポ良く進むものだから、
この先どうなるの?とグイグイ引き込まれちゃう。
目的だった美少女コンテストでも、何か感動的な
スピーチでもって優勝させちゃうんだろうか?と思っていたら、
予想を遥かに超えた感動があって、
笑いながらも、胸が熱くなって泣けたなあ~(;_;)
どんなに人に笑われてもバカにされても、
娘のために家族皆が踊る・・・
この家族、本当に愛すべき人達で、いいなあ(^_^)
父親は独自の勝ち組論を展開し、常に負け組を否定してきました。
勝ち組って社会的地位や財産を基準としているんでしょうね。
美少女コンテストで優劣を決めるように、
社会には確かに勝ち組・負け組は存在します。
でも、これまで否定してきた負け組になった事で、
思いやりや繋がる心や諦めない気持ちや挑戦する勇気など、
勝ち組になる事より もっと大切なものがあると気付くんです。
そして、人それぞれの勝ち負けは他人が決める事ではないとも。
あのボロボロのミニバスは家族の象徴のようなもの。
いろいろ欠陥はあるんだけれども、家族皆で力を
合わせて押して行けば、どこまでも走って行ける。
問題は消えたわけじゃありません。
でも、挫折の中で学びながら、愛する家族同士で
支え合えば、きっと乗り越えてゆける!
前向きなパワーをもらって、明るくなれます。
役者の個性が活かされたHAPPYな作品。
面白くて心がとても温まりました。
これは、すごく良かった~★
#2006年アカデミー賞 助演男優賞・脚本賞 受賞
笑えて泣けるハートウォーミングなロード・ムーヴィー。
ずっと心に残る作品だと思えるなあ。

監督:ジョナサン・デイトン
製作:2006年 アメリカ
出演:*グレッグ・キニア *トニ・コレット *スティーヴ・カレル
*アラン・アーキン *ボール・ダノ *アビゲイル・ブレスリン
夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く
フーヴァー家の6人が黄色のミニバスに乗って、
珍道中を繰り広げる。
娘のオリーヴちゃん(アビゲイル・ブレスリン)が
美少女コンテストの地方予選で繰り上げ1位になって
カリフォルニアの本選に出場出来る事になった。
ミス・コンで優勝するのが夢だったオリーヴちゃんのために、
片道2日間もかかるミニバスの旅が始まる・・・
それがね~、この6人家族は、皆ちょっと病んでいて、
何かしら問題を抱えているから厄介なの。
最初のチキンを囲む夕食の風景でも、
皆協調性が無く、思い思いの言動・行動をするから、
不穏な空気が流れて酷いのだ。
それなのに狭い空間のミニバスに数日間も
閉じ込められる旅って、大丈夫か?
家族も皆嫌いだと言う長男が、
よく一緒に行く事を了解したよね~
うちの子なんて「いやだ」と言ったら、どんなに
好条件をチラつかせても行かないからね。
オリーヴちゃんの夢を応援しようという気持ちが
かすかにでもあったんでしょうね。
問題山積みのバラバラ家族の中で、オリーヴちゃんは
唯一天真爛漫、太陽のように明るいの。
彼女の存在が、なんとか6人を繋ぎ止めているんです。
そんな危うい状態なのに、道中で信じられないくらい
次から次へと深刻な出来事に見舞われます。
車の故障に始まり(それも一か所じゃない)
ショックを受け落ち込む事、夢破れる事、挙句の果てには
とっても驚く不測の不幸が・・・
こちらが想像もしないような展開だし、
しかもテンポ良く進むものだから、
この先どうなるの?とグイグイ引き込まれちゃう。
目的だった美少女コンテストでも、何か感動的な
スピーチでもって優勝させちゃうんだろうか?と思っていたら、
予想を遥かに超えた感動があって、
笑いながらも、胸が熱くなって泣けたなあ~(;_;)
どんなに人に笑われてもバカにされても、
娘のために家族皆が踊る・・・
この家族、本当に愛すべき人達で、いいなあ(^_^)
父親は独自の勝ち組論を展開し、常に負け組を否定してきました。
勝ち組って社会的地位や財産を基準としているんでしょうね。
美少女コンテストで優劣を決めるように、
社会には確かに勝ち組・負け組は存在します。
でも、これまで否定してきた負け組になった事で、
思いやりや繋がる心や諦めない気持ちや挑戦する勇気など、
勝ち組になる事より もっと大切なものがあると気付くんです。
そして、人それぞれの勝ち負けは他人が決める事ではないとも。
あのボロボロのミニバスは家族の象徴のようなもの。
いろいろ欠陥はあるんだけれども、家族皆で力を
合わせて押して行けば、どこまでも走って行ける。
問題は消えたわけじゃありません。
でも、挫折の中で学びながら、愛する家族同士で
支え合えば、きっと乗り越えてゆける!
前向きなパワーをもらって、明るくなれます。
役者の個性が活かされたHAPPYな作品。
面白くて心がとても温まりました。
これは、すごく良かった~★
#2006年アカデミー賞 助演男優賞・脚本賞 受賞