新しい人生のはじめかた
2010-11-02(Tue)
人生を切り開くか諦めるかは自分次第。
年齢なんて関係ないんだよね。
安定感のある名優の演技にホッコリ~★

監督:ジョエル・ホプキンス
製作:2008年 アメリカ
出演:*ダスティン・ホフマン *エマ・トンプソン *アイリーン・アトキンス
人生の曲がり角の先には、きっとーー素晴らしい冒険が待っている。
CM作曲家のハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)と、
空港職員のケイト(エマ・ワトソン)が出会って恋に落ちる話ですが、
最初、2人がどういう状況にあるのか別々に映し出されます。
ハーヴェイは仕事を若者に取られ、会社からもお払い箱に。
娘の結婚式のためN.Y.からはるばるロンドンへ行くも、
元妻の再婚相手に父親の座を奪われ、意気消沈。
他の家族と違って自分一人だけ三流ホテルに泊まらされたり、
前夜パーティーでは、娘と離れた席に追いやられたりで、
居場所がなくて哀れさが漂っています。実に痛々しい。(;_;)
元妻に対し、「君は30秒で僕にクズみたいな思いをさせる」と言い、
離婚に至るまでにいろいろモメたのが伺えるけど、
再婚相手の男は嫌味のない立派な人で、
周囲と温かい家庭のムードを作っていて、
娘の義父としてケチの付け様がありません。
娘も花婿も、2人の父親を立てるという気配りをしてくれるけど、
ますますハーヴェイが浮いて居心地悪くなるんだよね~
もう一人の主役ケイトは、未婚の中年女性。
娘だけが心の拠り所の老いた母親を抱え、
自分の人生を諦めています。
世話好きな友人が男性を紹介してくれるんだけれども、
彼女もそこで疎外感を感じ、気まずい思いを味わいます。
ネタバレあります
強い孤独感から来る淋しさで気分がどん底の時に、
2人は出会います。
取っ付きが最悪な状態だったと言うのは、
2人にとって良かったのかもしれませんね。
自分を飾る事なく自然体で接する事ができたから。
最初に嫌な部分をさらけ出しちゃったら後はお互いに楽だよね~
しかもそこで気が合ったとなるとそれから先は上昇するのみじゃない?
でもケイトが、用があって電車に乗るからここで、って事になったら、
普通はそこでサヨナラなんだけど、
そこから1歩進めて彼女を追いかけて電車に乗ったのがすごい。
この1歩で大きく流れが変わった~★その勇気に拍手を送りたい!
恋の始まりって、年齢に関係なく
ドキドキするようなときめきがあるもんですね~
いろんなドレスに着替えるシーンの2人のはしゃぎぶりなんて、
年齢を忘れてたよね(≧ε≦)
とは言え、長いキャリアから来る男優と女優の、
繊細で、人間味溢れて、安心できる演技は良かったです。
空虚な心を温かさで満たしていく様を見せてくれて、
さすが演技派って感じでした。
ミドルエイジらしさが出ていたのは、
ケイトの方が「自分が傷つくのがいや。諦めて生きる方が楽」
と言って、新たな局面に踏み出す事を躊躇する所。
この気持ちはなんか分かるなあ。
年を取ると、変化が煩わしく感じられるんだよね~
特に恋愛なんてもういいやって思うものじゃないかな。
そこをハーヴェイの方は、これが幸せのラストチャンスと信じ、
彼女の一歩を促します。
途中ですれ違いがあったりする王道のラブストーリーですが、
なんかホンワカとできた作品でした。
あ、そうそう、いくらミドルエイジでも携帯くらい上手く活用してよね(^▽^;)
年齢なんて関係ないんだよね。
安定感のある名優の演技にホッコリ~★

監督:ジョエル・ホプキンス
製作:2008年 アメリカ
出演:*ダスティン・ホフマン *エマ・トンプソン *アイリーン・アトキンス
人生の曲がり角の先には、きっとーー素晴らしい冒険が待っている。
CM作曲家のハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)と、
空港職員のケイト(エマ・ワトソン)が出会って恋に落ちる話ですが、
最初、2人がどういう状況にあるのか別々に映し出されます。
ハーヴェイは仕事を若者に取られ、会社からもお払い箱に。
娘の結婚式のためN.Y.からはるばるロンドンへ行くも、
元妻の再婚相手に父親の座を奪われ、意気消沈。
他の家族と違って自分一人だけ三流ホテルに泊まらされたり、
前夜パーティーでは、娘と離れた席に追いやられたりで、
居場所がなくて哀れさが漂っています。実に痛々しい。(;_;)
元妻に対し、「君は30秒で僕にクズみたいな思いをさせる」と言い、
離婚に至るまでにいろいろモメたのが伺えるけど、
再婚相手の男は嫌味のない立派な人で、
周囲と温かい家庭のムードを作っていて、
娘の義父としてケチの付け様がありません。
娘も花婿も、2人の父親を立てるという気配りをしてくれるけど、
ますますハーヴェイが浮いて居心地悪くなるんだよね~
もう一人の主役ケイトは、未婚の中年女性。
娘だけが心の拠り所の老いた母親を抱え、
自分の人生を諦めています。
世話好きな友人が男性を紹介してくれるんだけれども、
彼女もそこで疎外感を感じ、気まずい思いを味わいます。
ネタバレあります
強い孤独感から来る淋しさで気分がどん底の時に、
2人は出会います。
取っ付きが最悪な状態だったと言うのは、
2人にとって良かったのかもしれませんね。
自分を飾る事なく自然体で接する事ができたから。
最初に嫌な部分をさらけ出しちゃったら後はお互いに楽だよね~
しかもそこで気が合ったとなるとそれから先は上昇するのみじゃない?
でもケイトが、用があって電車に乗るからここで、って事になったら、
普通はそこでサヨナラなんだけど、
そこから1歩進めて彼女を追いかけて電車に乗ったのがすごい。
この1歩で大きく流れが変わった~★その勇気に拍手を送りたい!
恋の始まりって、年齢に関係なく
ドキドキするようなときめきがあるもんですね~
いろんなドレスに着替えるシーンの2人のはしゃぎぶりなんて、
年齢を忘れてたよね(≧ε≦)
とは言え、長いキャリアから来る男優と女優の、
繊細で、人間味溢れて、安心できる演技は良かったです。
空虚な心を温かさで満たしていく様を見せてくれて、
さすが演技派って感じでした。
ミドルエイジらしさが出ていたのは、
ケイトの方が「自分が傷つくのがいや。諦めて生きる方が楽」
と言って、新たな局面に踏み出す事を躊躇する所。
この気持ちはなんか分かるなあ。
年を取ると、変化が煩わしく感じられるんだよね~
特に恋愛なんてもういいやって思うものじゃないかな。
そこをハーヴェイの方は、これが幸せのラストチャンスと信じ、
彼女の一歩を促します。
途中ですれ違いがあったりする王道のラブストーリーですが、
なんかホンワカとできた作品でした。
あ、そうそう、いくらミドルエイジでも携帯くらい上手く活用してよね(^▽^;)