インセプション(D-BOXにて)
2010-08-04(Wed)
ラストのコマ、ええ~~っ、そこでかい~!!
ものすごく刺激的で興奮した~★
引き込まれて観ていたので、時間を全く感じなかったなあ。
斬新な発想、練られた脚本、新感覚映像、世界観にぴったりの音楽・・・
すっかり魅了されました!

監督:クリストファー・ノーラン
製作:2010年 アメリカ
出演:*レオナルド・ディカプリオ *渡辺謙 *ジョセフ・ゴードン=レヴィット
*エレン・ペイジ *キリアン・マーフィー *マイケル・ケイン
犯罪現場は、お前の頭の中。
一週間の御無沙汰です。夢から現実に帰って来ました(≧ε≦)。
D-BOX・・・テーマパークのように、映画の内容とリンクして
椅子が振動するシステム(今のところ名古屋にしかないみたい?)
なんだけど、これが「シャーロック・ホームズ」の時よりもすごくて、
全身でこの映画を体感できたのは良かった~★
爆発やカークラッシュ、銃撃戦など、
椅子が激しく動くから、めちゃエキサイティングでしたよw(゚o゚)w
雨の道路をバンで走り出して、
いきなり列車に激突された時の衝撃ったら!
後ろから突き飛ばされて、ほんと心臓が前に飛び出るかと思った。
夢をリアルに体感するというこの感覚は、
一緒に行った家族としか共感し合えないなんて淋しい~~(;_;)
もっとD-BOXがあちこちに出来ればブログでも分かち合えるのにぃ。
ぜひ名古屋に来て、本作のD-BOXを体感して下さい!
他人の夢の中にある潜在意識から 価値あるアイデアを
盗んだり植え付けたり(インセプション)するなんて、
発想が面白いよね~★
ネタバレあります
だけど想像していた以上に複雑な迷路になってましたね~
ターゲットの夢に入り込むのではなくて、
前もって設計した 共有する夢世界を見せて、
そこへターゲットを引き込み現実と思わせる・・って感じでした。
細かいルールがいろいろあります。
その説明は、新参者の女子大生(エレン・ペイジ)にされるので、
彼女を通じて 観客は詳しく知っていく事になります。
多過ぎて長くなるので内容は省略。(^^;
彼女の自由な発想でパリの街を設計していくシーンが、
創造力に溢れていて、いかにも夢の世界って感じで面白かった。
それに比べると後半の夢は、ホテル以外は
あっと驚く工夫がなかったなあ。
彼女にはもう一つ役目があって、
コブが心に妻モル(マリオン・コティヤール)の問題を
抱えている事に気付き、その問題を解決できるように
導く・・・というもの。
コブは妻の過去の出来事で常に罪悪感を持っていたので、
夢の中に必ずモルが現れ不安定な状況を作っていました。
(精神的アドバイスをどうして女子大生がする設定にしたのか、
もう少し年上のほうが説得力あるのにね。)
サイトー(渡辺謙)に依頼された仕事、
それはライバル社を潰すアイデアを
企業トップの息子ロバート(キリアン・マーフィー)の潜在意識に植え込む事。
インセプションは難度とリスクが高いんだけど、
これを成功させればコブ(レオナルド・ディカプリオ)は
家に帰り子供達に再会できるため、
サイトーの依頼を引き受けます。
綿密な下調べをし、計画を練る。
それも5人でチームを組んで、一人一人異なった役割分担が
あるとは、なかなか大掛かりなんだね~
ミッションがスタートすると、もう怒涛の勢いで展開していきます。
現実世界は飛行機の中、
夢の第一階層は雨の中を走るバン。
夢の中の夢、第二階層はホテル。
第三階層は雪山。
第四階層はコブが創ったモルと2人の世界。
それを多元同時に見せていくわけです。
時間の経過が現実と夢では異なっていて、
例えば現実の5分は夢の第一階層では1時間に当たり、
深い階層に行くとさらに長くなると言う。
この設定が面白く活かされていて、
車が橋から川へ落ちるシーンが延々とスローモーションで続き、
なかなか着水しない。
それは無重力に近いので、第二階層にリンクして、
ホテル内でも無重力になり、みんな宙に浮いている(≧▽≦)ノ☆
実に不思議な映像になっていて楽しい~
無重力ではキック用爆発の効果が出ないと考え、
全員を束ねてエレベーターに運ぶアーサー。
ここでの彼の活躍はカッコ良かったです!
ロバートが夢の中で防衛していたので、武装化した集団が追ってくるし、
目覚めキックのタイムリミットはあるしで、
緊迫感がずっと続くシーンになってました。
やっぱりね~疑問もいろいろ出てきますよ。
ホテルの無重力は、第三階層の雪山にはなぜリンクしないの?
それと、「これはイームスの夢」と、誰の夢か限定する事に
意味があるの?どうせ全員で共有しているのに。
誰の夢であろうと、必ずコブの潜在意識が
大きな影響をもたらし危険な状況になるのは、
よほどコブの罪悪感が大きいと言う事?
他の人の潜在意識がほとんど出てこないのは映画の都合?
コブを夢の世界に留まらせようとするモルは、
コブが作り出した幻影。
コブ自身が夢に取りつかれていたのだと思います。
夢の中で愛するモルに会えるのだから、
そこに留まってもいいと苦悩してきたのでしょう。
しかし最後にその幻影と対峙し、思いを断ち切り、
モルはいないが、現実で生きていこうと決心するんですね。
しかし、第三階層で息絶えたサイトーと同じく、
虚無に落ちてしまったコブ。
虚無とは深層心理以外何もなく、絶望を抱えて廃人になってゆく世界
・・・のような事を言っていました。
虚無の世界でコブとサイトーは再会していたけど、
そこから現実に戻れるのだろうか?
映画ではそれに言及してなかったよね、ここもよく分からない・・・
ラストシーンは現実なのか夢なのか?
虚無から戻れるなら現実とも言えるけど、あの子供達の姿は??
わざと曖昧にしてある絶妙なタイミングの終わり方でしたね~
コブはコマを確認していなかったので、
もはやどちらでも良かったのでしょう。
一番の願いが叶ったのだから。
サイトー役の渡辺謙さんは、目力があって
しっかり存在感を出してました~
それに全くの悪人ってわけじゃなく、
ユーモアのセンスも持ち合わせた
ジェントルマンだったのが良かったです。
本作はいろいろ複雑でヒネリも効いているので、
一度観ただけでは見落としもあって理解し切れないけど、
後からあれこれ思い出して、家族と話し合いながら、
この世界に浸るのも楽しい~★
「インセプション」の虜になっちゃったなあ。また観たいです。
ものすごく刺激的で興奮した~★
引き込まれて観ていたので、時間を全く感じなかったなあ。
斬新な発想、練られた脚本、新感覚映像、世界観にぴったりの音楽・・・
すっかり魅了されました!

監督:クリストファー・ノーラン
製作:2010年 アメリカ
出演:*レオナルド・ディカプリオ *渡辺謙 *ジョセフ・ゴードン=レヴィット
*エレン・ペイジ *キリアン・マーフィー *マイケル・ケイン
犯罪現場は、お前の頭の中。
一週間の御無沙汰です。夢から現実に帰って来ました(≧ε≦)。
D-BOX・・・テーマパークのように、映画の内容とリンクして
椅子が振動するシステム(今のところ名古屋にしかないみたい?)
なんだけど、これが「シャーロック・ホームズ」の時よりもすごくて、
全身でこの映画を体感できたのは良かった~★
爆発やカークラッシュ、銃撃戦など、
椅子が激しく動くから、めちゃエキサイティングでしたよw(゚o゚)w
雨の道路をバンで走り出して、
いきなり列車に激突された時の衝撃ったら!
後ろから突き飛ばされて、ほんと心臓が前に飛び出るかと思った。
夢をリアルに体感するというこの感覚は、
一緒に行った家族としか共感し合えないなんて淋しい~~(;_;)
もっとD-BOXがあちこちに出来ればブログでも分かち合えるのにぃ。
ぜひ名古屋に来て、本作のD-BOXを体感して下さい!
他人の夢の中にある潜在意識から 価値あるアイデアを
盗んだり植え付けたり(インセプション)するなんて、
発想が面白いよね~★
ネタバレあります
だけど想像していた以上に複雑な迷路になってましたね~
ターゲットの夢に入り込むのではなくて、
前もって設計した 共有する夢世界を見せて、
そこへターゲットを引き込み現実と思わせる・・って感じでした。
細かいルールがいろいろあります。
その説明は、新参者の女子大生(エレン・ペイジ)にされるので、
彼女を通じて 観客は詳しく知っていく事になります。
多過ぎて長くなるので内容は省略。(^^;
彼女の自由な発想でパリの街を設計していくシーンが、
創造力に溢れていて、いかにも夢の世界って感じで面白かった。
それに比べると後半の夢は、ホテル以外は
あっと驚く工夫がなかったなあ。
彼女にはもう一つ役目があって、
コブが心に妻モル(マリオン・コティヤール)の問題を
抱えている事に気付き、その問題を解決できるように
導く・・・というもの。
コブは妻の過去の出来事で常に罪悪感を持っていたので、
夢の中に必ずモルが現れ不安定な状況を作っていました。
(精神的アドバイスをどうして女子大生がする設定にしたのか、
もう少し年上のほうが説得力あるのにね。)
サイトー(渡辺謙)に依頼された仕事、
それはライバル社を潰すアイデアを
企業トップの息子ロバート(キリアン・マーフィー)の潜在意識に植え込む事。
インセプションは難度とリスクが高いんだけど、
これを成功させればコブ(レオナルド・ディカプリオ)は
家に帰り子供達に再会できるため、
サイトーの依頼を引き受けます。
綿密な下調べをし、計画を練る。
それも5人でチームを組んで、一人一人異なった役割分担が
あるとは、なかなか大掛かりなんだね~
ミッションがスタートすると、もう怒涛の勢いで展開していきます。
現実世界は飛行機の中、
夢の第一階層は雨の中を走るバン。
夢の中の夢、第二階層はホテル。
第三階層は雪山。
第四階層はコブが創ったモルと2人の世界。
それを多元同時に見せていくわけです。
時間の経過が現実と夢では異なっていて、
例えば現実の5分は夢の第一階層では1時間に当たり、
深い階層に行くとさらに長くなると言う。
この設定が面白く活かされていて、
車が橋から川へ落ちるシーンが延々とスローモーションで続き、
なかなか着水しない。
それは無重力に近いので、第二階層にリンクして、
ホテル内でも無重力になり、みんな宙に浮いている(≧▽≦)ノ☆
実に不思議な映像になっていて楽しい~
無重力ではキック用爆発の効果が出ないと考え、
全員を束ねてエレベーターに運ぶアーサー。
ここでの彼の活躍はカッコ良かったです!
ロバートが夢の中で防衛していたので、武装化した集団が追ってくるし、
目覚めキックのタイムリミットはあるしで、
緊迫感がずっと続くシーンになってました。
やっぱりね~疑問もいろいろ出てきますよ。
ホテルの無重力は、第三階層の雪山にはなぜリンクしないの?
それと、「これはイームスの夢」と、誰の夢か限定する事に
意味があるの?どうせ全員で共有しているのに。
誰の夢であろうと、必ずコブの潜在意識が
大きな影響をもたらし危険な状況になるのは、
よほどコブの罪悪感が大きいと言う事?
他の人の潜在意識がほとんど出てこないのは映画の都合?
コブを夢の世界に留まらせようとするモルは、
コブが作り出した幻影。
コブ自身が夢に取りつかれていたのだと思います。
夢の中で愛するモルに会えるのだから、
そこに留まってもいいと苦悩してきたのでしょう。
しかし最後にその幻影と対峙し、思いを断ち切り、
モルはいないが、現実で生きていこうと決心するんですね。
しかし、第三階層で息絶えたサイトーと同じく、
虚無に落ちてしまったコブ。
虚無とは深層心理以外何もなく、絶望を抱えて廃人になってゆく世界
・・・のような事を言っていました。
虚無の世界でコブとサイトーは再会していたけど、
そこから現実に戻れるのだろうか?
映画ではそれに言及してなかったよね、ここもよく分からない・・・
ラストシーンは現実なのか夢なのか?
虚無から戻れるなら現実とも言えるけど、あの子供達の姿は??
わざと曖昧にしてある絶妙なタイミングの終わり方でしたね~
コブはコマを確認していなかったので、
もはやどちらでも良かったのでしょう。
一番の願いが叶ったのだから。
サイトー役の渡辺謙さんは、目力があって
しっかり存在感を出してました~
それに全くの悪人ってわけじゃなく、
ユーモアのセンスも持ち合わせた
ジェントルマンだったのが良かったです。
本作はいろいろ複雑でヒネリも効いているので、
一度観ただけでは見落としもあって理解し切れないけど、
後からあれこれ思い出して、家族と話し合いながら、
この世界に浸るのも楽しい~★
「インセプション」の虜になっちゃったなあ。また観たいです。
テーマ : この映画がすごい!!
ジャンル : 映画