ONCE ダブリンの街角で
2010-06-22(Tue)
切ないけど爽やか!
こういう淡い結び付きって胸キュンだわ~
音楽の力や魅力も溢れていました。サントラ欲しい~

監督:ジョン・カーニー
製作:2006年 アイルランド
出演:*グレン・ハンサード *マルケタ・イルグロヴァ
人生でたった一度、心が通じる相手に出会えたら・・・
ストリートから始まるラブストーリー
ダブリンの街角で、音楽を通じて男と女が出会う。
男は、売れないストリート・ミュージシャン。
女は、やはり音楽を愛しているチェコ移民。
男の曲に引き込まれて、女が声をかけた・・・
この2人、名前がないんですよね。だから男と女という書き方になります。
男の歌う曲はどれも美しいメロディと失恋の切ない歌詞で
とってもいいの♪
素直な心の叫びだから、ダイレクトに胸を打つんだよね~
それに歌もとってもハートフルで上手い!
主役の2人とも本物のプロのミュージシャンだとか。
だけど、ダブリンの人はみんな上手いのか、
銀行融資係やパーティに集まった人が
軽く歌ってもプロみたいで、なんか日本人とは違うなあ(^^;
ネタバレあります
男が歌う原動力は別れた彼女なんでしょうね。
彼女を想う切なさ苦しさが曲を生み出していました。
そんな時、自分の音楽を理解してくれる女と出会います。
そして、男がギターを持ち、女がピアノを弾いて
セッションしてみたら、もう息がピッタリ合うんだよね~!
このシーンを見て、楽器の出来る人って羨ましいと思った~
言葉なんか介在しなくても、音楽で心を通わす事ができるんだもの。
男のパワーある歌声に、女が控え目な細く優しい歌声で、
即興でハーモニーを付ける。
それはそれは聴いていて心地良いんだから、
演っている2人は最高に心地良いでしょうね~♪
この時の曲は耳に残って離れないわ~
2人の気持ちも一気に寄り添ったと思います。
こんなに感性の合う相手がいたんだって思ったのでは?
だけど、ずっとプラトニックで終わっちゃいましたね。
なんであんなにアッサリ別れるの???
やっぱり女は現実の生活を捨てられないからでしょうね。
別居中とは言え既婚者だし、娘と母のいる生活。これが現実。
女から後押しされたような形で、
ミュージシャンになる夢にチャレンジしようと決心した男は、
女に「一緒にロンドンへ行こう」と誘うんだけど、
「ママも一緒に?」に思わず黙り込んでしまうんですよね。
夢と現実は少し違う方向を向いていました。
女は音楽の素晴らしさを知っているので、
彼には夢を追い掛けて欲しいし、
そのための協力は惜しまないけれど、
自分も一緒に夢の世界へ飛び込む事はできない・・・
娘のためには夫とよりを戻すのが一番だと思っている。
切ない。
でも、葛藤や苦悩を見せずに、
別れをサラッと描いているのが、爽やかでいいですね。
高齢の父親が「全力でやれ」と息子を応援してくれるところもグッとくる。
まるで、この出会いは一時の寄り道だったかのように、
本道に戻っていく2人。
恋愛と言うには淡いものだったかもしれません。
でも、互いに大きく心を揺さぶられ、結び付いたのは、
ハッキリと感じられました。
こういう淡い結び付きって胸キュンだわ~
音楽の力や魅力も溢れていました。サントラ欲しい~

監督:ジョン・カーニー
製作:2006年 アイルランド
出演:*グレン・ハンサード *マルケタ・イルグロヴァ
人生でたった一度、心が通じる相手に出会えたら・・・
ストリートから始まるラブストーリー
ダブリンの街角で、音楽を通じて男と女が出会う。
男は、売れないストリート・ミュージシャン。
女は、やはり音楽を愛しているチェコ移民。
男の曲に引き込まれて、女が声をかけた・・・
この2人、名前がないんですよね。だから男と女という書き方になります。
男の歌う曲はどれも美しいメロディと失恋の切ない歌詞で
とってもいいの♪
素直な心の叫びだから、ダイレクトに胸を打つんだよね~
それに歌もとってもハートフルで上手い!
主役の2人とも本物のプロのミュージシャンだとか。
だけど、ダブリンの人はみんな上手いのか、
銀行融資係やパーティに集まった人が
軽く歌ってもプロみたいで、なんか日本人とは違うなあ(^^;
ネタバレあります
男が歌う原動力は別れた彼女なんでしょうね。
彼女を想う切なさ苦しさが曲を生み出していました。
そんな時、自分の音楽を理解してくれる女と出会います。
そして、男がギターを持ち、女がピアノを弾いて
セッションしてみたら、もう息がピッタリ合うんだよね~!
このシーンを見て、楽器の出来る人って羨ましいと思った~
言葉なんか介在しなくても、音楽で心を通わす事ができるんだもの。
男のパワーある歌声に、女が控え目な細く優しい歌声で、
即興でハーモニーを付ける。
それはそれは聴いていて心地良いんだから、
演っている2人は最高に心地良いでしょうね~♪
この時の曲は耳に残って離れないわ~
2人の気持ちも一気に寄り添ったと思います。
こんなに感性の合う相手がいたんだって思ったのでは?
だけど、ずっとプラトニックで終わっちゃいましたね。
なんであんなにアッサリ別れるの???
やっぱり女は現実の生活を捨てられないからでしょうね。
別居中とは言え既婚者だし、娘と母のいる生活。これが現実。
女から後押しされたような形で、
ミュージシャンになる夢にチャレンジしようと決心した男は、
女に「一緒にロンドンへ行こう」と誘うんだけど、
「ママも一緒に?」に思わず黙り込んでしまうんですよね。
夢と現実は少し違う方向を向いていました。
女は音楽の素晴らしさを知っているので、
彼には夢を追い掛けて欲しいし、
そのための協力は惜しまないけれど、
自分も一緒に夢の世界へ飛び込む事はできない・・・
娘のためには夫とよりを戻すのが一番だと思っている。
切ない。
でも、葛藤や苦悩を見せずに、
別れをサラッと描いているのが、爽やかでいいですね。
高齢の父親が「全力でやれ」と息子を応援してくれるところもグッとくる。
まるで、この出会いは一時の寄り道だったかのように、
本道に戻っていく2人。
恋愛と言うには淡いものだったかもしれません。
でも、互いに大きく心を揺さぶられ、結び付いたのは、
ハッキリと感じられました。