カイジ 人生逆転ゲーム
2010-05-24(Mon)
ただ無為無策にダラダラと過ごしている若者、
逃げて言い訳するのは簡単。
積極的に能動的に行動しなければ道は開かれないのだよ。

監督:佐藤東弥
製作:2009年 日本
原作:福本伸行
出演:*藤原竜也 *香川照之 *天海祐希 *光石研
考えろ、裏をかけ。そして未来を手に入れろ。
バイト仲間の借金の保証人になったため、
200万円もの債務を背負う事になったカイジ(藤原竜也)。
天海祐希さんの取り立てに、バツグンの凄味と迫力があります。
この人、ほんとこういう啖呵を切るの似合うなあ~(^_^)
彼女はカイジの事を罵倒します。
無気力で自堕落、言い訳ばかりを繰り返す、
何者にもなれず、何も生み出さず・・・と。
これねえ、息子と一緒に観ていたんだけど、
「まさにあんたの事じゃない」と思わず口から出ました。(^▽^;)
当の本人は一向に応えてないようで、ケロッとしてたけど。
ネタバレあるかも
カイジは人生を変える最後のチャンスとそそのかされ、
人生逆転ゲームにチャレンジする!
息子と似たような甘ったれ人間のカイジがどうなるのか?
実は、負け組のクズと称する者を借金で縛りつけて、
地下で一生 強制労働をさせようとする組織の企みだったんです。
そこで繰り広げられる見どころのゲームは3つ。
まず、カード+ジャンケン。
「ライアーゲーム」を知ってるもんだから、
単純過ぎて=マシに言うならシンプル過ぎて物足りない~~
でも、ゲームをどうクリアするかより、心理的なものを
描いた作品なので、分かり易くていいのかもしれません。
血の付いたカードというのは最後にも繋がっていくし、
オッサンとの友情がここで芽生えるので、
そのための第一段階というところ。
次は鉄骨渡り。
本来は、ここが一番手に汗握る緊迫感のあるシーンだと
思うんだけど、みんなの演技を見ていると、
あまり高くない場所で撮影したんだろうなって思うんですよね。
ビル50階くらいの高さだったら、視点は一点にロックされ、
鉄骨の前方しか見られないはず。
視点や頭を動かすと平衡感覚が揺さぶられるものだからね。
それなのに、雨が降れば上を向くし、落ちた人を目で追いかけて下を向くし、
藤原君なんて、何度も瞬時にオッサンのほうへ振り向く。
ありえないでしょう~! 全く危機感が欠けてるじゃないの。
私は高所恐怖症なので、あのシーンで怖くなるはずなんだけど、
嘘っぽさが目に付いて、少しも緊迫感を感じられませんでした。
でもここにもドラマがあって、オッサンから託された思いを抱えて、
自らを奮い立たせるシーンにはグッときましたね~
最後はEカード。
これもシンプル極まりないカードゲームで、
相手の心を読む心理戦となっています。
香川照之さんと藤原君の演技合戦が見応えありましたね~
もう香川さんはほんと凄い。邦画にはかかせない俳優さんです。
鏡を見るようなもの、優秀だからこその驕り、
そんな事まで考えて裏をかける青年は、
元々は優秀だったって事ですよね。
と思っていたら、アッサリ最後で騙されるんだから詰めが甘い(≧ε≦)
藤原君の演技は、いかにも舞台人らしくて大げさなのよね。
でも本作はマンガが原作らしいので、
その点ではオーバー加減が上手く合っていたと思います。
ただ流されて無意味に過ごしているうちのボウズみたいな者たちが、
やる時にはやると一歩踏み出してくれるといいんですが。
なんてね、母親目線がかなり入ってしまいました。(^^;
関連作品*****
「カイジ2~人生奪回ゲーム~」
逃げて言い訳するのは簡単。
積極的に能動的に行動しなければ道は開かれないのだよ。

監督:佐藤東弥
製作:2009年 日本
原作:福本伸行
出演:*藤原竜也 *香川照之 *天海祐希 *光石研
考えろ、裏をかけ。そして未来を手に入れろ。
バイト仲間の借金の保証人になったため、
200万円もの債務を背負う事になったカイジ(藤原竜也)。
天海祐希さんの取り立てに、バツグンの凄味と迫力があります。
この人、ほんとこういう啖呵を切るの似合うなあ~(^_^)
彼女はカイジの事を罵倒します。
無気力で自堕落、言い訳ばかりを繰り返す、
何者にもなれず、何も生み出さず・・・と。
これねえ、息子と一緒に観ていたんだけど、
「まさにあんたの事じゃない」と思わず口から出ました。(^▽^;)
当の本人は一向に応えてないようで、ケロッとしてたけど。
ネタバレあるかも
カイジは人生を変える最後のチャンスとそそのかされ、
人生逆転ゲームにチャレンジする!
息子と似たような甘ったれ人間のカイジがどうなるのか?
実は、負け組のクズと称する者を借金で縛りつけて、
地下で一生 強制労働をさせようとする組織の企みだったんです。
そこで繰り広げられる見どころのゲームは3つ。
まず、カード+ジャンケン。
「ライアーゲーム」を知ってるもんだから、
単純過ぎて=マシに言うならシンプル過ぎて物足りない~~
でも、ゲームをどうクリアするかより、心理的なものを
描いた作品なので、分かり易くていいのかもしれません。
血の付いたカードというのは最後にも繋がっていくし、
オッサンとの友情がここで芽生えるので、
そのための第一段階というところ。
次は鉄骨渡り。
本来は、ここが一番手に汗握る緊迫感のあるシーンだと
思うんだけど、みんなの演技を見ていると、
あまり高くない場所で撮影したんだろうなって思うんですよね。
ビル50階くらいの高さだったら、視点は一点にロックされ、
鉄骨の前方しか見られないはず。
視点や頭を動かすと平衡感覚が揺さぶられるものだからね。
それなのに、雨が降れば上を向くし、落ちた人を目で追いかけて下を向くし、
藤原君なんて、何度も瞬時にオッサンのほうへ振り向く。
ありえないでしょう~! 全く危機感が欠けてるじゃないの。
私は高所恐怖症なので、あのシーンで怖くなるはずなんだけど、
嘘っぽさが目に付いて、少しも緊迫感を感じられませんでした。
でもここにもドラマがあって、オッサンから託された思いを抱えて、
自らを奮い立たせるシーンにはグッときましたね~
最後はEカード。
これもシンプル極まりないカードゲームで、
相手の心を読む心理戦となっています。
香川照之さんと藤原君の演技合戦が見応えありましたね~
もう香川さんはほんと凄い。邦画にはかかせない俳優さんです。
鏡を見るようなもの、優秀だからこその驕り、
そんな事まで考えて裏をかける青年は、
元々は優秀だったって事ですよね。
と思っていたら、アッサリ最後で騙されるんだから詰めが甘い(≧ε≦)
藤原君の演技は、いかにも舞台人らしくて大げさなのよね。
でも本作はマンガが原作らしいので、
その点ではオーバー加減が上手く合っていたと思います。
ただ流されて無意味に過ごしているうちのボウズみたいな者たちが、
やる時にはやると一歩踏み出してくれるといいんですが。
なんてね、母親目線がかなり入ってしまいました。(^^;
関連作品*****
「カイジ2~人生奪回ゲーム~」