96時間
2010-05-21(Fri)
冷静さ、頭の回転の良さ、キレのある動き、これはまさに、
オヤジになったジェイソン・ボーンだ~!リーアム・ニーソンにアクション俳優のイメージがなかっただけに、
本作での活躍に驚いたし感激したわあ~☆

監督:ピエール・モレル
製作:リュック・ベッソン
2008年 フランス
出演:*リーアム・ニーソン *マギー・グレイス *ファムケ・ヤンセン
父の愛が、パリの街を暴走する。出だしは少々もたつきを感じました。
離婚した妻(ファムケ・ヤンセン)と暮らす娘のそばにいたいため、
CIAを辞めて現在無職というのに、引いた・・・(- -;)
娘(マギー・グレイス)の誕生日パーティーにいそいそ出掛けて、
写真を撮りアルバム作りを生きがいにしているような
中年男(リーアム・ニーソン)ってどうなのって思ったりして。
目に入れても痛くないような娘はどんな子かと見れば、
「パパ~」と甘えてくるものの、
新しいパパのプレゼントに掌を返したように飛び付き、
パリ旅行を反対されれば泣いて見せる・・・
やれやれ要領の良いチャッカリお嬢様だよ~
ネタバレ多少あるかもだけど、父親にしてみれば大切な大切な可愛い娘。
そんな溺愛ぶりは物語の伏線だったんですね。
娘がパリ旅行中に誘拐された!
それも父ブライアンと電話の最中に。
普通なら心臓バクバク頭真っ白になりそうだけど、
ブライアンは慌てず騒がず、娘に沈着冷静な指示を
出す所が、
只者じゃないと思わせてカッコいいね!元秘密工作員という設定が俄然活きてきます!
身に付けたスキルを駆使して、娘救出のために奮闘する。わずかな手掛かりから犯人はアルバニア系組織で、
娘は人身売買に巻き込まれたと分かります。
「イースタン・プロミス」でも同じような犯罪が描かれてましたね。
あちらはロシア人組織だったけど、
女をクスリ漬けにし自由を奪って売るのが横行しているよう。
96時間以内にみつけないと娘の行方は分からなくなってしまう。
タイムリミットは96時間!「娘のためなら命を懸けて何でもやる!」って気持ちが爆発して、
後半は怒涛の勢いですよ!1人でどこへでも、どんどん入り込んでいく。
執念がすごいのだ。 そこまでやるかって言うくらい。
罪のない人まで撃つし、拷問はするし、
全く情け容赦ない!やり過ぎじゃない?と考える暇も与えないスピードに乗せられて、なんか爽快感すら感じましたわ(^▽^;)
オヤジでもここまでやれると言う勇気と気迫を見せてくれましたね。リーアム・ニーソンは背が高いから絵になるわ~
娘に素晴らしいプレゼントもできて、父親の面目躍如。
ファムケ・ヤンセンは、強くてスーパーマンみたいな元夫と、
大金持ちで包容力のある現夫の2人がそばにいるなんて、
両方とも何かと頼りになって最高だよね~ うらやましい~~(^^;
1時間半という長さもちょうど良くて、スカッと楽しめました。
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「96時間/リベンジ」
テーマ : 映画の感想
ジャンル : 映画
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コメント
わたしも、アクションが彼と結びつかず、意外でした
シリアスイメージがあるよね
YANさんこんばんは
最初の電話の場面はおもしろかった~
なんて知的で冷静なの!!って思ったので、その後の力押しが残念だったんです私
リーアムが大きいから、アクションシーンになると地響きしそうで、そこへんもスマート路線外れて、がっかりだったかも
と厳しいのですが、期待が大きかったんです
ただそれだけ
あの娘は・・・なんか未成年にみえなくて
スレタ姉さんっぽくて・・下着姿がお似合いでした(スンマセン)
私も見たばかりよ(*^-^)b劇場で観てるからレンタルするつもりはなかったのだけどパリ~を観る前にBDで見直し
映画館の方が迫力ありました!内容がわかってしまってるからね(^_^;)
良く出来ていて面白かった
大柄のLニーソンはアクションも出来るのね!
最近の映画は2時間当たり前で中だるみがあるから90分は飽きさせない
私も忘れない内にブログアップしなきゃあ(^-^)ノ~~
こんばんわ、YANさん!
ボーンの大人版ですか~!結構派手なんですね。
製作がリュック・ベッソンだから物語もサクサク進みそう♪
このDVD、先週かなり安く手に入ったので早速鑑賞してみます(^^)v
こんにちは!
考えてみたらリーアム・ニーソン、スターウォーズで
クワイ=ガン・ジンとしてアクションをやってたけど、
それくらいだもんね、やっぱりシリアスイメージだよね~
この年で今さらアクション?と思ったら、
意外や意外、キレがあったしすごく様になってました。
私的には身体が大きいのは、見栄えがしてプラスに見えたな。
電話のシーンで一気に引き込んだね!おぬしやるなって。
確かに力押しだったけど、「Good Luck」とか
知的なシーンも所々あったよ~ 所々ね(^^;
娘はメチャクチャ可愛いってわけじゃなかったね(≧ε≦)
父親にしたら違うんでしょうけど。
テレビで「フライトプラン」やってましたね。
あちらも、母が娘のために一生懸命頑張る話でした。
ちょっとキーキーうるさくて同情心が薄れた(≧ε≦)
必死な愛情って、狂気と紙一重なんだね~
こちらは劇場で観たらもっと楽しめただろうなあ。
リーアム・ニーソンがガンガンにやってたし
カーアクションもハデだったしね。
時間としては2時間以内が一番いいと思う。飽きない時間だよね。
森子さん、携帯でもアップするのすごく速いもんねえ~すごい★
こんにちは!
そうなんですよ、あのリーアム・ニーソンがなんと
頭脳も身体の動きもシャープな元秘密工作員役で活躍してます。
ボーンが年を取ってオヤジになったら、あんな感じ?って思ったわ。
猫人さんの言うとおり、リュック・ベッソン製作なので、
スピーディーにテンポ良く進むし、時間的にもコンパクトでいいですよ。
きっと猫人さんも楽しめると思います!
この映画、面白かったですよね。
あのスピード感。
そして、リアルなアクション。
筋肉マッチョじゃないところも、リアル感が増す要素だと思います。
DVDでもみようかな。
今時、体目当ての誘拐?と思いつつ、とにかく連続のアクションにストレス解消!
臓器目当ての場合ってタイムリミットは何時間なんだろう?などと思いつつ?おとうちゃんは凄かったです。
劇場鑑賞でしたか。迫力が味わえたでしょうね~(^_^)
深く考えずにストレートに楽しめる作品でした。
身体は大きいけど、確かに筋肉マッチョじゃなかったですね。
一見、娘に弱いフツーの父親が、強く頼れる男に変身する所に、
快感を感じましたよね!
女性を売買するのって、手軽に稼げるから、
いつまでたってもなくならないのかも。
臓器だとやっぱり完全に命を絶つんだよね?
それだと恐過ぎる~~(><)助け様がないもん。
あの娘もいい父親を2人持って良かったよね~
おはようございます、YANさん!
いや~、スーパーオヤジ炸裂、まさにジェイソン・ボーンでした♪
リーアム・ニーソン、こんな演技も出来るんですね~。
静かでお堅いイメージが強かったのでビックリ!
物語も無駄なシーンが無くサクサク進むので
ストレス解消に持ってこいって感じ。
痛快娯楽活劇ってこれの事ですね!
こんな父親を持ったら娘も母親も幸せ~☆
こんにちは!
猫人さんから最高の言葉が出て、良かったわ!
こういう、痛快でテンポが速いアクションものは、
猫人さんの好みだろうなあと思ってましたよ。(^_^)
リーアム・ニーソンの隠された魅力にびっくりでしたね~
悪をやっつけるのでも紳士的にやるのかと思ったら、
案外、ムチャで容赦なかった(≧ε≦)
オヤジでもまだまだ侮れない。カッコ良かったですよね!
こんな父親と、大金持ちのあんな父親と、両方欲しい~(^▽^;)
YANさん、こんにちは!
遅くなってすみません。やっと来ました。
この映画、結構めちゃくちゃなのに、ここに来ている人はほとんどが高評価で、
うれしくなっちゃいました。
リーアム・ニーソン、ホント格好良かったですね。本人と役柄とのギャップ、
映画の中でも普段の情けないオヤジぶりと行動を起こしてからのキレ者ぶりとの
ギャップ、で参りました。
とにかく完全にツボにはまる作品で、大満足でしたよ。
でも、雨里さんの言うように電話のシーンに象徴される知的でクールな路線も
観てみたい気がしました。
こんにちは!
お元気でしたか、何かあったのかと心配してましたよ。
そうそう、皆さん本作を楽しめたみたいです。
スカッとするポイントを抑えているからでしょうね。
それにCDさんの言うように、ギャップって魅力なのよね!
映画に限らず、最初に思っていたのと異なった面が見られると、
たいていの人は惹かれるそうです。
CDさんも私生活でギャップを活かしてみたらいかが(^_^)
この主人公は紳士的ではなくワイルドだったから、
知的でクールな路線だとどうなるのか、それも面白そう~
YANさん、はじめまして。
先日からブログを始めたバーンズと申します。
これ面白かったですね。シュワちゃんの「コマンドー」をリアルにした感じ。「コマンドー」の80年代的バカっぽいノリのよさが好きなんで、ところどころ陰惨だなあって思うところもありましたが。
僕がリーアム・ニーソンを最初に知ったのは多分サム・ライミ監督「ダークマン」ていう映画でした。悪徳企業がらみの事件のとばっちりを受けて全身大火傷を負った科学者が自分を陥れたマフィアに復讐するというB級映画なんですがライミ監督のセンスが冴える一作でした。何でもリーアムは若い頃アマチュアのボクサーだったそうで、その経験が激しいアクション演技にも生きてるんでしょうね。「バットマンビギンズ」「キングダム・オブ・ヘブン」でも剣術や格闘技の達人役でしたね。
リーアムの新作にはラッセル・クロウやヒュー・ジャックマンとの共演も予定されていて、皆好きな役者なので楽しみです。
そういえばリーアムもラッセルもヒューも何となくキャラが被るのはぼくだけ?普段は父性溢れる優しい男だけど悪党には容赦しないぞみたいな。ケンシロウっぽいというか。
この場を借りて相互リンクをお願いしたいのですがよろしいですか?これからもよろしくお願いします!
はじめまして。ようこそいらっしゃいました!
「コマンドー」も娘を救出するために頑張る話でしたね。
アクション俳優シュワちゃんの活躍を中心に描いていたから、
ストーリーよりも主人公の強さを前面に出していて、
ノリのいいヒーローものの作品でしたね。
テレビで何度も観ましたよ、懐かしいです。
リーアム・ニーソンのイメージは、勝手に作っていたかもしれません。
アマチュア・ボクサーだったんですか。
なるほど、それでアクションにもキレがあったんですね。
それにバーンズさんの仰る通り、スター・ウォーズ以外でも
剣術・格闘技の達人役をこなしてるんですね~
私は「バットマンビギンズ」しか観てなくて
「ダークマン」「キングダム・オブ・・・・」は未見ですが。
思慮深いボス的な位置が多いので、即アクションには結び付きませんでした。
それと「シンドラーのリスト」の印象が断然強いんですよね。
ラッセルは悪役・クセ者など幅広い役をやっているし、
ヒューはリーアムより明るいイメージがあるんですが、
「普段は優しい男だけど悪党には容赦しない」のは
確かに共通してますね!
相互リンク、光栄です。これからもよろしくお願いします★
ふうふうやっとここまでYANさんに追いついた・・・(´д`;
「第9地区」も「月に囚われた男」も滅茶苦茶観たい作品なので
ソチラの記事は、また観てから読むことにしますね★
ところで、私もリーアムは『ダークマン』が最初だったクチなので(観に行ったよ~!)
まさにこういうイメージなのです(≧▽≦)
その後『シンドラーのリスト』をみて「シリアスばっかな作品もイケルんだ?!」と驚愕でした(^^;
あんなトーチャンがいたら心強いなぁ~
でも金持ちトーチャンもいいなぁ~
二人とも持ってるあの娘は幸せですな(親に嘘ついておっかけ旅行するバカ娘のくせに★ ちょいニクラシイ)
こんにちは!
どうも、たくさんのコメントをありがとう~★
さすが わさぴょんさんは、「ダークマン」も観てるのね。
私は「シンドラーのリスト」のイメージが強かったので、
元々アクションが出来る人だとは知らなかったわあ。
けっこう芸の幅が広い俳優さんなんだね。
あの娘、何不自由なく暮らして、ちょっと調子に乗ってますな。(≧ε≦)
あの奥さんも羨ましい。
強い夫と金持ち夫、2人が助けてくれるんだもん。
しかし、若い娘の海外旅行も気を付けないとね~
コメント&TBありがとうございます!
ボクもこの作品、そんなに嫌いではないですよ。
ただ相対的な評価としてはこんなもんかな?と。
リーアムとーさんの娘を想う気持ちの暴走と、
年齢を感じさせない無双ぶりがなかなかに痛快だったと思います。
あの電話のシーンはよかったですよね!
「そして、お前も捕まる」
と冷静に言い放つリーアムとーさんには痺れました!
こいつ只者じゃないな!といっきに引きこまれましたね。
ベッソンが絡んでなかったらもうちょっと評価は高かったかもしれません。
ホントにアイツが嫌いなもんで(笑)
こんにちは!返事が遅くなってすいませんでした。
本作はアクション好きの方から
けっこう好まれているんじゃないかなと思うんですけど、
リュック・ベッソン絡みでスパイクロッドさんの評価が
下がってしまったんですね~
嫌いなものは嫌いでどうしようもないですからね(^^;
それがなければ、痛快な作品ですよね。
電話のシーンから一気に引き込まれて、
激しく暴走するリーアム・ニーソンはなかなか良かったです☆
誘拐されるまではスローでしたが、その後はスピーディな展開で、思いっきり暴走していて楽しめましたね。
悪にはとことん容赦ないところがよかったですが、一般人も巻き込まれているでしょうね。(^^;;;
それにしても、あの元妻にはイライライライライライライラライライラでした。
あ、娘への最高のプレゼントもよかったですね。(^^)
このギャップがまたいい。笑顔もいいよパパ!
トラックバックさせて頂きました。
お久しぶりです!お元気でしたか?
このシリーズの1作目は、
キレのあるリーアムのアクションが新鮮でとても楽しめました。
90分程度の長さも良かったです。
そうそう、あれは一般人も絶対に巻き込まれてますよね。
全体的に爽快なので目を瞑りますけど(^^;
ファムケ・ヤンセンにイライラしました?(≧ε≦)
元夫と新夫の間でどっちつかずな所がありましたからね~
続編では関係に変化がありましたね。
2008 フランス
監督:ピエール・モレル
リーアム・ニーソン
マギー・グレイス
フェムケ・ヤンセン
こんな犯罪が...
父の愛が、パリの街を暴走する。
【感想】
『トランスポーター』シリーズなどを手がけたリュック・ベッソン製作のアクション!
96時間...
2008年制作 仏
監督:ピエール・モレル
≪キャッチコピー≫
『父の愛が、パリの街を暴走する。』
≪ストーリー≫
元CIA工作員のブライアンは、その仕事の為、妻と娘にも別れを告...
2008年/フランス/93分
監督:ピエール・モレル
出演:リーアム・ニーソン
マギー・グレース
ファムケ・ヤンセン
■概要
原題は『Taken』。フランス製作による2008年のアクション映画です。監督は『トランスポーター』などの撮影監督を務めたピエール・モレル。主演は『ダークマン』のリーアム・ニーソン。製作と脚本はボクの大嫌いなリュック・ベッソンです!
■...
お前も捕まる。冷静に、よく観察しろ。 公開年2008年TAKEN制作国フランス監督ピエール・モレル原案制作リュック・ベッソン制作総指揮ディディエ・オアロ脚本リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン撮影ミシェル・アブラモヴィッチ音楽ナサニエル・メカリーamazon.…
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