20世紀少年<最終章>ぼくらの旗
2010-03-25(Thu)
そうだよ、僕が「ともだち」だよ。
最終章でとうとう「ともだち」の正体が明かされました!
だけど、こんなの分かるわけないよ~
だって、それまで全く存在がなかった人だもの。

監督:堤幸彦
製作:2009年 日本
出演:*唐沢寿明 *豊川悦司 *常盤貴子 *香川照之 *平愛梨
*石塚英彦 *宮迫博之 *佐々木蔵之介 *山寺宏一
もうひとつの 結末。 もうひとりの ともだち。
第1章と2章は、ずっと科学冒険映画でしたが、
最終章は、「ともだち」誕生のいきさつに
重きを置いた内容になっていました。
ネタバレあります
「『ともだち』を作り出したのは俺だ」と
少年時代の出来事を思い出したケンヂ。
ケンヂがやった万引きのせいで、
やってもいない「彼」に容疑がかかり、その事で虐めを受ける。
「彼」は死んだ事にされ、存在を消されてしまう。
空気のように扱われ無視された「彼」の
『僕はここにちゃんと存在する』と言う心の叫びが、
「ともだち」と名乗る怪物を生み、「しんよげんの書」を
実現させていく事になったわけなんですね。
20世紀では、ただの空想に過ぎなかったロボットやウィルス兵器が、
21世紀では、簡単に作れてしまうから、
とんでもなく大きな話に発展してしまったのかも。
ずっと遊びたかっただけとする割には、何百万人の命を
奪う悲劇は酷過ぎましたね。
ラストにケンヂは、何気なく犯してしまった罪を償おうとします。
ともだちランドはタイムマシンじゃなくバーチャル空間なので(だよね?)
実際には何も変わらないと思うんだけど、
自分のやった事に対し責任を取り、ケリをつけたかったのでしょう。
あの時、ケンヂが勇気を持って謝り、真実を明らかにしていたら、
あの時、「ともだち」も勇気を持って、お面を取っていたら、
異常な世界は生まれなかっただろう・・・という事でしょうね。
意図せずとも、人を傷付けている事はあるかもしれない。
怖いよね・・・。 それと勇気も必要。
元々、私がこの作品を観ようと思ったのは、
T.REXの「20th Century Boy」に惹かれて、だったんですが、
この3作目で初めてROCK魂と言うか、音楽魂を感じた!\(^▽^)/
ケンヂは武器を持たずにギターを抱え、
歌によって弾圧に苦しむ人々の心を支えました。
(前線で武器を持って闘ったのはオッチョでしたね)
ラストの万博会場のROCKライヴのような民衆の高まりには、
私も熱い物がこみ上げてきましたよ~~
音楽には、暗い世の中に希望の光を見せる力がある!
ROCKには・・・と言いたいところだけど、
♪グ~タラ~ラ ス~ダララ~♪は全くROCKじゃないもんなあ・・・(- -;)
「スーダラ節」へのオマージュのつもり?
この歌もROCKにしてくれたら、統一感があって良かったのに。
1作目、ケンヂが放送室を占拠してT.REXを流し、
「何も変わらなかった」と嘆いていたけど、
実は変わっていたんですね。
あの時、「彼」はT.REXを聴いて、死ぬのを思い留まった。
音楽の精神を感じる事ができたのが、本作で一番うれしかったです♪
関連記事*****
「20世紀少年ー第1章ー終わりの始まり」
「20世紀少年<第2章>最後の希望」
最終章でとうとう「ともだち」の正体が明かされました!
だけど、こんなの分かるわけないよ~
だって、それまで全く存在がなかった人だもの。

監督:堤幸彦
製作:2009年 日本
出演:*唐沢寿明 *豊川悦司 *常盤貴子 *香川照之 *平愛梨
*石塚英彦 *宮迫博之 *佐々木蔵之介 *山寺宏一
もうひとつの 結末。 もうひとりの ともだち。
第1章と2章は、ずっと科学冒険映画でしたが、
最終章は、「ともだち」誕生のいきさつに
重きを置いた内容になっていました。
ネタバレあります
「『ともだち』を作り出したのは俺だ」と
少年時代の出来事を思い出したケンヂ。
ケンヂがやった万引きのせいで、
やってもいない「彼」に容疑がかかり、その事で虐めを受ける。
「彼」は死んだ事にされ、存在を消されてしまう。
空気のように扱われ無視された「彼」の
『僕はここにちゃんと存在する』と言う心の叫びが、
「ともだち」と名乗る怪物を生み、「しんよげんの書」を
実現させていく事になったわけなんですね。
20世紀では、ただの空想に過ぎなかったロボットやウィルス兵器が、
21世紀では、簡単に作れてしまうから、
とんでもなく大きな話に発展してしまったのかも。
ずっと遊びたかっただけとする割には、何百万人の命を
奪う悲劇は酷過ぎましたね。
ラストにケンヂは、何気なく犯してしまった罪を償おうとします。
ともだちランドはタイムマシンじゃなくバーチャル空間なので(だよね?)
実際には何も変わらないと思うんだけど、
自分のやった事に対し責任を取り、ケリをつけたかったのでしょう。
あの時、ケンヂが勇気を持って謝り、真実を明らかにしていたら、
あの時、「ともだち」も勇気を持って、お面を取っていたら、
異常な世界は生まれなかっただろう・・・という事でしょうね。
意図せずとも、人を傷付けている事はあるかもしれない。
怖いよね・・・。 それと勇気も必要。
元々、私がこの作品を観ようと思ったのは、
T.REXの「20th Century Boy」に惹かれて、だったんですが、
この3作目で初めてROCK魂と言うか、音楽魂を感じた!\(^▽^)/
ケンヂは武器を持たずにギターを抱え、
歌によって弾圧に苦しむ人々の心を支えました。
(前線で武器を持って闘ったのはオッチョでしたね)
ラストの万博会場のROCKライヴのような民衆の高まりには、
私も熱い物がこみ上げてきましたよ~~
音楽には、暗い世の中に希望の光を見せる力がある!
ROCKには・・・と言いたいところだけど、
♪グ~タラ~ラ ス~ダララ~♪は全くROCKじゃないもんなあ・・・(- -;)
「スーダラ節」へのオマージュのつもり?
この歌もROCKにしてくれたら、統一感があって良かったのに。
1作目、ケンヂが放送室を占拠してT.REXを流し、
「何も変わらなかった」と嘆いていたけど、
実は変わっていたんですね。
あの時、「彼」はT.REXを聴いて、死ぬのを思い留まった。
音楽の精神を感じる事ができたのが、本作で一番うれしかったです♪
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「20世紀少年ー第1章ー終わりの始まり」
「20世紀少年<第2章>最後の希望」