スル-ス
2009-11-09(Mon)
豪華俳優二人の競演。
特に魅惑的なジュード・ロウがいいです★
久々に濃いジュード・ロウを見たなあ。

監督:ケネス・ブラナー
製作:2008年 アメリカ
出演:*マイケル・ケイン *ジュード・ロウ
男の嫉妬は世界を滅ぼすDVDパッケージ写真を見たら飛び付きたくなるよね~
この二人の共演なら見てみたいと思いましたよ。
解説を読むと、本作はリメイクで、オリジナルは
1972年の「探偵<スルース>」という事です。
その時は、
ローレンス・オリビエとマイケル・ケイン(若者役)の
共演だったらしいです。
マイケル・ケインにとっては思い入れのある作品なんですね。
作家アンドリュー・ワイク(マイケル・ケイン)の屋敷に、
マイロ・ティンドル(ジュード・ロウ)という若者がやって来て、
作家の妻マギーと離婚してほしいと言います・・・
この屋敷が、リメイクだけあって新しさを出したのか、
すごくスタイリッシュで近代的なデザインなんです。
憧れるような素敵な屋敷を舞台に物語は展開します。
オリジナル作品も知らないし、何の予備知識もないので、
すっかり騙されてしまった!これは、男二人のゲームだったんですね。
いかに自分が主導権を握り、相手をやりこめるか・・・
という勝負だった。
アンドリューは富と名誉はあるが、もう若くない。
マイロは逆に富と名誉はないが、若さと美貌がある。
二人はそれなりにプライドを持ち、相手より少しでも
優位に立とうと、狡猾な罠を仕掛けてきます。
3セットのゲームから成り立っていますが、
2セット目は見破れなかったなあ~
二人の立場は二転三転していきます。
どちらがどこで逆転するのか予想がつきません。
二人の顔アップが交互に映し出されます。
最初は、女を巡っての戦いだと思っていたけど、
結局、
女はどうでもよかったんですよね。この勝負は、イコール
演技合戦でもあって、
両者の熱演がすごいから、退屈する事はありません。マイケル・ケインは渋い大人の魅力。
ジュード・ロウはまばゆいばかりの美しさ!
瞳に狂気を帯びて妖しさを放っているんですよ。
これはたまらん★
映画らしいスケール感はないけど、
激しい火花を散らす二人の勝負は見ものです。
テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画
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コメント
私はこれはそれほど好きじゃなかったなぁ~
ジュード・ロウがなんちゅーか妖しすぎて
顔の陰影が強すぎてグロい感じがしたんです(←ファンですのでお許しを・・・☆)
うん、女はどうでも良かったみたいに思えた。
「自分大好き!」な二人の男の、プライドをかけた戦いでしたね~
たった二人の作品は映画としては異色な感じで
演技力は必須ですね。
とってもお洒落でしたが、どうでも良いはずの女の存在があっさりと幕を下ろしたのが意外と言うか拍子抜けだったかな~
YANさん、こんにちわ♪
ジュード・ロウ、ステキな俳優さんですね!
ちなみに『スターリングラード』がお気に入りです。
本作はマイケル・ケインとの熱演も良さそうだし、物語も興味深いなぁ。
予備知識無しで鑑賞してみますー☆
わさぴょんさんにはダメでしたか・・・
ジュード・ロウは確かにこれまでになく強烈でした。
グロさすらあったね~
だけど、すっごくきれいな目に引き込まれちゃった。
ネタバレなので要ドラッグ↓
結局は、作家が若いツバメを囲ってたんだよね?
ひょっとしたらゲームは、作家のお遊びとして時々やっていたのでは?
若者がそういう生活の中で妻に興味を持ったかどうか分からないけど、
もう作家との関係に嫌気がさしていたみたい。
でも作家は、きっと妻より若者のほうが好きだった気がするなあ。
違うかなあ?
映画なのに、舞台のような会話劇でずっと通してましたね。
確かな演技力の二人だから成り立った作品ですよね~
上のわさぴょんさんへのレスにネタバレで書いたけど、
これは男二人の関係の話じゃないかと思うんですよ。
だから、女がヘタに顔を出しても、ヤボになるだけで、
姿をチラッと見せただけで良かった気がしたんだけどなあ。
本当に若者は女を好きだったのか、そこから信じられなくなってきた。(^_^;
こんにちは!
「スターリングラード」のスナイパー良かったですよね。
私は「リプリー」「ガタカ」のクールなジュード・ロウも好きだなあ。
本作は、ずっと会話の応酬で進めていくので、
あまり広がりや動きがないのが難点なんだけど、演技が見ものです。
2人の役者が好きなら楽しめますよ。
予備知識は無い方が断然いいです。
う~ん、ちょっと自信無いんですけど・・・
(以下、ネタバレ有り。要ドラッグ)↓
終盤で「作家は実は若い男が好き」と描かれてたけど
「だから俺でどう?」みたいに言ってたんじゃなかったけ?
その前から関係があるとは思わなかったな・・・
でも作家が「女より男」派なのは確実かと。
かなり記憶が薄れてて、その辺ハッキリ覚えてないんですが(´д`)
2人の演技が存分に楽しめる作品でしたね。
ジュード・ロウの視線はかなり妖しい雰囲気を漂わせてましたねぇ。
マイケル・ケインは大好きな役者さん。
最近はちょっとだけ登場して存在感を出す役ばかりだったので、
この作品は久々に彼の演技を堪能できました♪
そうっか~そう見ましたか。私も自信はないのよ。
ネタバレなので要ドラッグ↓
3セット目は、作家が若い男が好きでパトロンになると申し出るゲームだったけど、
その途中で、急に若者が芝居をやめるような感じになって
「この薄汚いゲス野郎。僕は何の罪もない第三者だ。
まっとうな美容師を堕落させようとした。」と切れるんですよ。
それで作家が撃つ。つまり本音を言われ頭にきて撃ったような。
最初、美容師だった若者が作家に誘われて、ゲームに興じ
俳優役をやったりしてたのかなあ~と推測しました。
上のセリフもゲームなのかどうかよく分かりません。
二人芝居ですからね~その演技合戦は見応えがありました。
このジュード・ロウの妖しさは好きです~★
顔立ちの美しさが目立ちました。
マイケル・ケインは、バットマンの執事役が好きで、
ああいう執事がいたら最高だなあ~って思います。(このバチあたりが(^_^;)
本作では充分存在感を出してましたよね!
YANさん、こんにちは。
両者の熱演がすごい映画でした。
お互いが自分の全てを賭けて相手を貶める。
結果的に相手の情けなくも恥ずかしい姿を知り、
逆に知られてしまう。そんな愛憎劇。
私には、恋愛関係の本質が
凝縮された映画のように感じました。
でもマイケル・ケインは、サイダーハウス・ルールのお父さんが良いし、
ジュード・ロウは、憂いをたたえた役がいいですね、具体的な例が直ぐには思いつきませんが、、、
それじゃ、また。
こんにちは!
本当にグロテスクなほどすごい熱演でしたよね。
あそこまで自分たちの全てを賭けたのは、
互いに愛も憎しみも強かったからでしょうね。
妻の存在はどうでもよかったのかな。
結果的にどうでもよくなったという事なのかな。
やっぱり、本当に若者は妻の愛人だったのか
疑問がわいてくるんですよ~(^_^;
そうでした、「サイダーハウス・ルール」という良い映画がありましたね!
あそこまで深い思いやりのある人は、そうはいませんよね。
YANさまこんにちは
えーーっ
これ最初からゲームだったんかい??
私は単に最初ははめられて(ジュードが)
その仕返しに2回戦があって
よっしゃー、3回戦目で決着付けよう!!ってことかと・・
思ってた
こういうサドっぽいやり方に、作家はグッときて
ひかれたのかと・・・
奥さんから二人に電話きたりして~
奥さんも加担したゲームだったのかなぁ
わからーーーん
こんにちは!
う~ん、もう今は忘れてるし、自信はないけど、
こういう解釈もありって思ったの。
前から2人は関係があって度々ゲームをしていたと。
最後のジュード・ロウのセリフが気になるんだよね・・・
深読みの雨里さん、いかがでしょうね。(^^;
妻は加担はしてないけど、
マイケル・ケインとは上手くいってなかっただろうし、
ジュード・ロウとはひょっとしたら浮気してたかもしれないし、
そんな関係で電話してきたのでは?
もう、私もわからーーん(^^;
こちらにも・・・♪
マイケル・ケインは昔逆の役をやってるから相手の心理が分かるのかな~
なんて思いながら鑑賞したので
二人の白熱のバトルは見応えありました!
近代的だけどそっけないレイアウトの豪邸がとても良かった。
演技が引き立つ感じでしたね~。
ジュード・ロウファンにはたまらない一本かもしれません(^^ゞ
こんにちは!
ほんとだ、猫人さんの前のコメントからちょうど一年経ってる。
月日の流れるのは速いものだわね・・・
マイケル・ケイン、両方の役を演じるとは、
この作品によほど思い入れがあるんでしょうね。
昔はカッコ良かったとか、どんなか見てみたいな。
ひょっとして、ジュード・ロウも年をとったら再リメイクで初老の役を?
あの豪邸はステキだった~ いいよね~ああいう邸宅。
YANさん、こんばんは。
なるほどーー。
みなさんとのコメントのやりとりを読んでいると、今作の楽しさがさらに深くなりました!!
二人とも全て分かっていてのゲームなんですね!!
そうするとぼくのレビューにもさらに合点がいきます。
二人は本来の目的云々よりこのシチュエーションを楽しんでいる感じがしたんですよね。
やっぱりそうなんですねぇ。
なるほどなるほど。
こんにちは!
導入部からは、妻を挟んでの三角関係の揉め事かと思いきや、
実は男2人のゲームのような戦いだったという話に
取れるような作品でしたね~
そうそう、ライオン同士の甘噛みみたいなものかも(^^;
実際、どう捉えるかは観た方次第でしょうけど、
いろいろ考えられる余地のある所が面白いと思いました。
ゆず豆さん、今になって自分のレビューに合点がいくって・・(^▽^;)
以前のレビューを振り返ると、そういう事も起きるんですね~
男のプライドと意地を掛けて、相手との勝負に臨む男二人。
息苦しいほどに、ピリピリとした緊張感。
しかし、勝負の途中、いつしか相手を...
このジュード・ロウは恐ろしいほどかっこいい
というだけで、観てよかった作品
スルース 【探偵】 [DVD](2008/09/26)マイケル・ケインジュード・ロ...
このゲーム、攻略するのはどっちだ―
【感想】
名優マイケル・ケインとジュード・ロウが火花を散らすサスペンス
なんでも1972年の名作『探偵<スルース>』のリメイク作らしい
豪華な屋敷を舞台に...
2007年制作 米
監督:ケネス・ブラナー
≪キャッチコピー≫
『男の嫉妬は世界を滅ぼす。』
≪ストーリー≫
推理小説家アンドリュー・ワイクの豪邸に一人の男が訪れる。
彼の名...