アイ、ロボット
2009-09-19(Sat)
昨日テレビで放映していて久しぶりに観たら、なかなか良くて、
お風呂のタイミングを逃すくらい、
つい最後まで引き付けられて観てしまいました。
新しい発見・・・シャイア・ラブーフが出ていた~

監督:アレックス・プロヤス
製作:2004年 アメリカ
原作:アイザック・アシモフ
出演:*ウィル・スミス *ブリジット・モナハン *ジェームズ・クロムウェル
*シャイア・ラブーフ *ブルース・グリーンウッド
ルールは破られた、未来は守れるか。
2035年のシカゴ。ロボットは人間と共存していた・・・
近未来の映像がすごく面白いんですよね。
車やいろんな造形物のデザインがカッコイイし、
こんなふうになったら便利だなあと思う未来にワクワクしました。
あと1000体もあるロボットや、
ロボット対ロボットの戦いもすごいCGでした!
でも、NS-5型ロボットはちょっと気味が悪かったな(^_^;
どこか可愛げのない表情で、やたら俊敏だもの。
サニーには最後 愛着がわいてくるけど。
ロボット工学第一人者のラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)を
殺した犯人は誰だ?という捜査が中心ですが、
進化するロボットやコンピューターに対する警鐘や
人間とロボットの共存は可能かという事を考えさせられる、
内容になっていました。
この作品で重要になってくるのが、アイザック・アシモフ提唱の
ロボット三原則。
1.人間に危害を加えてはいけない
2.1に反しない限り、人間の命令に服従しなくてはならない
3.1と2に反しない限り、自己を守らねばならない
これには抜け道があって、曲解するものが出てきます
人間を守るために人間の犠牲も必要と考えるんです。
一応、この三原則を守っているという所がミソですよね。
主人公のスプーナー刑事(ウィル・スミス)には
ロボット嫌悪派になる過去の出来事があり、これが興味深いです。
少女と自分が海に落ちた時、ロボットが救助に来たので
「少女を助けろ」と言ったのに、自分の方が救助された。
ロボットは冷静に状況判断し可能性を計算して、
助かる確率の高いスプーナーを救ったわけです。
もしロボットが少女を救っていたら二人とも助かったかも。
ここがロボットと人間の明らかな違いで、
ロボットには「心」がなく論理的にしか考えられない。
ところがラニング博士が作ったサニーには、なんと心がある!
感情もあるし夢をみることもできる。
最後にはスプーナーと気持ちを通わし協力して活躍もする。
スーパーCPUのVIKIとはまた違って、限りなく人間に近いロボットです。
最後には、スプーナーでなくサニーが丘の上に立ってるんですね。
これは何を意味してるんでしょう。
自我を持ったサニーが奴隷となったロボットを解放して導いていく・・・?
ロボットのリーダーなんて空恐ろしい気がするけど、
人間のリーダーでも、それにふさわしくない人もいたりするし、
もう人間とロボットの差がなくなっていくって事かもしれませんね。。
ロボットに心を与えるなら、「思いやり」「優しさ」だけで充分でしょう。
感情を与えるなら喜怒哀楽のうち「怒」はなくてもいいのでは?
人間と共存するためには、人間そっくりにせず、
線引き=ルールをきっちり決めて、
機械的な役割で働いてもらったほうがいいですよね。
お風呂のタイミングを逃すくらい、
つい最後まで引き付けられて観てしまいました。
新しい発見・・・シャイア・ラブーフが出ていた~

監督:アレックス・プロヤス
製作:2004年 アメリカ
原作:アイザック・アシモフ
出演:*ウィル・スミス *ブリジット・モナハン *ジェームズ・クロムウェル
*シャイア・ラブーフ *ブルース・グリーンウッド
ルールは破られた、未来は守れるか。
2035年のシカゴ。ロボットは人間と共存していた・・・
近未来の映像がすごく面白いんですよね。
車やいろんな造形物のデザインがカッコイイし、
こんなふうになったら便利だなあと思う未来にワクワクしました。
あと1000体もあるロボットや、
ロボット対ロボットの戦いもすごいCGでした!
でも、NS-5型ロボットはちょっと気味が悪かったな(^_^;
どこか可愛げのない表情で、やたら俊敏だもの。
サニーには最後 愛着がわいてくるけど。
ロボット工学第一人者のラニング博士(ジェームズ・クロムウェル)を
殺した犯人は誰だ?という捜査が中心ですが、
進化するロボットやコンピューターに対する警鐘や
人間とロボットの共存は可能かという事を考えさせられる、
内容になっていました。
この作品で重要になってくるのが、アイザック・アシモフ提唱の
ロボット三原則。
1.人間に危害を加えてはいけない
2.1に反しない限り、人間の命令に服従しなくてはならない
3.1と2に反しない限り、自己を守らねばならない
これには抜け道があって、曲解するものが出てきます
人間を守るために人間の犠牲も必要と考えるんです。
一応、この三原則を守っているという所がミソですよね。
主人公のスプーナー刑事(ウィル・スミス)には
ロボット嫌悪派になる過去の出来事があり、これが興味深いです。
少女と自分が海に落ちた時、ロボットが救助に来たので
「少女を助けろ」と言ったのに、自分の方が救助された。
ロボットは冷静に状況判断し可能性を計算して、
助かる確率の高いスプーナーを救ったわけです。
もしロボットが少女を救っていたら二人とも助かったかも。
ここがロボットと人間の明らかな違いで、
ロボットには「心」がなく論理的にしか考えられない。
ところがラニング博士が作ったサニーには、なんと心がある!
感情もあるし夢をみることもできる。
最後にはスプーナーと気持ちを通わし協力して活躍もする。
スーパーCPUのVIKIとはまた違って、限りなく人間に近いロボットです。
最後には、スプーナーでなくサニーが丘の上に立ってるんですね。
これは何を意味してるんでしょう。
自我を持ったサニーが奴隷となったロボットを解放して導いていく・・・?
ロボットのリーダーなんて空恐ろしい気がするけど、
人間のリーダーでも、それにふさわしくない人もいたりするし、
もう人間とロボットの差がなくなっていくって事かもしれませんね。。
ロボットに心を与えるなら、「思いやり」「優しさ」だけで充分でしょう。
感情を与えるなら喜怒哀楽のうち「怒」はなくてもいいのでは?
人間と共存するためには、人間そっくりにせず、
線引き=ルールをきっちり決めて、
機械的な役割で働いてもらったほうがいいですよね。