ハプニング
思いがけない出来事(ハプニング)の発端は
すごくリアルなんだけど・・・
衝撃映像もホラー色もあって前半はいいんだけど・・・
分かりづらい・・・

ハプニング
監督:M・ナイト・シャマラン
製作:2008年 アメリカ
出演:*マーク・ウォールバーグ *ズーイー・デシャネル
    *ジョン・レグイザモ *アシュリン・サンチェス

人類は滅びたいのか。

いきなりそれは起きる!
映画が始まってすぐに、公園では人々が奇妙な行動をとり、
工事現場では人々が空から降ってくる!
なんと言う衝撃的なオープニング。
掴みはバッチリじゃないですか~
シャマラン監督。

ミツバチが全米で姿を消したという自然界の異常は、
日本でも現実に起きているし、
新型インフルエンザという不安材料もあって、
観たのは実にタイムリー。

次から次へと広がる異常事態は本当に不気味で、
まるで地獄絵図のようです。
テレビからは最初テロだと間違ったニュースが流れるように、
誰も何も分かりません。

ネタバレあります




現象として、人間はまず支離滅裂な言動を取り、
次に方向感覚がマヒし、
最後には自分を死に至らしめる。
殺しあうとかじゃなく、自分で自分の命を絶つというのは、
これまでになく新しいですよね。

いろいろなパターンで見せてくれますが、
これまた衝撃的な映像なんですよね~PG-12でしょうね。

ハッキリと解明されないけど、おぼろ気に見えてくるのは、
植物が発する有害化学物質が原因だろうって事。

自然界の人間への逆襲のようです。
人間が環境破壊している事(戦争も含めて)への警鐘なんでしょう
シャマラン監督は神の定めたものを大切にする人なので、
それを破壊したり侮ったりする人間の驕りは、
いずれ罰せられる時が来ると言いたのかも。

気持ちが擦れ違った夫婦が仲直りするドラマは
象徴として描かれていた気がします。
夫婦がギスギスして気持ちが擦れ違っている時に
異常事態は始まり、
お互いを思いやる愛情が高まった時に、
異常事態は収まりました。

こじつけて見ると、人間が殺伐とした気持ちで自分勝手に
世界を壊すような事をしていると、
自然界はしっかりと見ていて、警告を発する。
人間は愛情を持ち思いやりを大切にしていってほしいと、

シャマラン監督は言いたいのかも。

突然の出来事(ハプニング)というのは、
恐らくこんな風に訳が分からないうちに始まり
広がっていくものでしょうね。

新型インフルエンザだって唐突に発生して、
あれよあれよと言う間に感染が広がっています。
(これはウィルスが媒体とハッキリ分かっている現象ですが)

自然には理解を超えた力がある・・・
悪を排除して善を生かす本能的な力が
自然にはあるのかもしれませんね。


シャマラン監督作品なので好意的に観たくて、
こじつけてみました。
本当はスッキリと納得しにくい作品で。。。(^_^;
特に世捨て人みたいなお婆さんにはどういう意味が・・・?

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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(非公開コメント受付中)

こんばんわー♪
TBありがとうございましたー☆

うんうん、なるほど~♪
こちらの作品はYANさんみたいに解釈すると良いと思いますね!
どうもわたしはシャマラン監督お馴染みの
大ドンデン返しを期待してしまったようで…。

でもYANさんのレビューでもう一度観たくなりました!
今度レンタルしてこよっと♪
こんにちは
こんにちは。
この作品、発想は非常に好きなんですよ。
自然という大きな存在から、人間へのメッセージのような感じがして。
でも、どうしてイマイチなのか・・・
理由は、死ぬという行為の選び方が、段々エスカレートしてゆくからだと思います。
わざわざ熊のいる柵の中に入ったり、草狩り機の前に寝転んだり。
ここが、個人的には残念なところでした。

それにしても、インフルエンザ。
どうなるんでしょうね。  うがいと手洗いはしっかりしようと思います。
同感!
シャマランだかシャラマンだかの監督が言いたいのは、そういうことだと思いたいです。
どんどん自殺していく光景は、もう恐ろしい世界で…。
人間が自然を壊さずに、なんだか、いい方向に世界が向かっていけばいいのになあと思いますが。。。
次作も楽しみ、シャなんとか監督!
猫人さんへ
映画内の異常事態のハッキリとした答えが出されてないので、
いったい何だったの?という気持ちが一番強いですよね。

それに私もいつものドンデン返しを期待してましたよ。
最後にガツンと大衝撃を受けて終わるのかと。
それがなくて物足りなかったですね。
「ミスト」はそういったラストで印象に残ったでしょう?
でも、何か意図があるだろうとムリヤリこじつけ作業をやりました(^▽^;)
亮さんへ
自然から人間への警告という発想は良いですよね。
亮さんは、エスカレートした自殺のシーンが気に入りませんでしたか。
私は逆で、それはそれでインパクトとしてアリだと思うんですよ。

私には、生温い収束の仕方が面白くありませんでした。
監督は最後に愛と新しい命を描きたかったんでしょうけど、
もっとショッキングな形でも良かったんだけどなあ・・・(^_^;

新型インフルエンザ、やっぱり目に見えないだけに恐いですよね。
秋から冬にかけては、さらに気をつけたほうがいいようですね。
ボーさんへ
そろそろ名前を覚えてくださいよ~
シャマラン、ラン、ラン・・・とランが後ですよ、(≧ε≦)

そのシャマラン監督は感受性が豊かで優しい人だなあと思います。
びっくりするような恐ろしいシーンもありましたけどね。
人間がずっと破壊行動を取っていると、
そのうち自然淘汰されていく・・・みたいにも受け取れました。

私もたいていシャマラン監督作品は観るだろうと思います!
生きる力を失うこと、取り戻すこと
YANさん、こんばんわ。
ハプニング、私も見ました。
感想アップするのは、もう少しかかりそうですが、、

私が感じた、この映画のテーマらしき物は、
人の生命としての生きる力。
それを失う事、取り戻す事。
そんなことが描かれていた気がします。
そして、原因がはっきり描かれていないのは、きっと、
世の中の出来事には、
はたして意味があるのか、意味がないのか?
それは、誰にも分らない。
けれど、そこに意味を見つけ出し、
それを信じようとした人間は、
明日をより良く生きることができる。
そんなことを言いたかったからだと思います。
サインもレディ・イン・ザ・ウォーターも、そんな映画だったように記憶してます。
とても、シャマランらしいです。

 それじゃ、また。
NoTitle
YANさんこんばんは

好意的こじつけありがとうございます
見かけは、自然破壊に対する自然からの警告なんだけど
その奥を最後にそーだったのかってわかりたかったですねぇ
色々と断片的なものが纏まらなかった気がします
それでも好きっ シャマラン監督

集団で行動すると危ない法則がばーさんの出現でくずれたしー
あのばーさん、なんやったんやろ?
こんにちは~♪
☆シャマラン監督、私もシャラマンだと昔思っていました(汗)
☆シャマランの映画は、いつでも思っていたのとはちょっと違うような気がするのですが、それでもまた観に行ってしまうのです。くせになっているのかもしれません。
☆雨里さんのコメントのお言葉をお借りしてしまいますが、
>あのばーさん、なんやったんやろ?
本当にわけが分からなくて、もしかしたら予告編向き映像だったのかなと思ってしまいました。
☆インフルエンザの影響で、マスクがバカ売れだそうですよ。近所のローソンでは売り切れですって!!
ヤンさんへ
>世の中の出来事に意味を見つけ出し信じようとした人間は
明日をより良く生きる事ができる
なるほどこれは、今までのシャマラン監督作品の根底に
流れているテーマですね。
クリント・イーストウッド監督作品には家族愛や贖罪というものが
たいてい描かれているように。
両監督とも、根底のテーマに違った材料と味付けで、
いろんな作品を見せてくれてるって事ですね。

世の中の出来事には意味があるように作品から感じるんですが、
それが自然界からの逆襲であってもなくても
特に意味はないのかもしれませんね。

ヤンさんの感想アップが待ち遠しいです★
雨里さんへ
もっと分かりやすいメッセージが欲しかったですよね~
「なんかつまらなかった」で切り捨てられる可能性の高い、
ゆるい感じで終わってるもんね~
雨里さんや私のようなファンはいるけど、
だんだんシャマラン監督の評価って落ちてきてない・・・?(^_^;

ほんとに一番理解できなかったのが一人暮らしのお婆さん。
優しいのかと思ったら、急に怒り出すし。
なんで一人でも発病したのかなあ?ほんと分かりません。
kiriyさんへ
シャマラン監督の映画が予想と違うのは、
やっぱり予告編から想像するものと違うって事でしょうか。
それでも固定ファンが多いし、期待される監督ですよね!

あのお婆さんは予告編に出てましたっけ?
理解不能だけど、お婆さんのシーンが一番ホラーっぽくて、
恐かったですよね。恐がらせるだけの登場???

新型インフル、名古屋でもチラッと恐怖が走って焦りましたよ(´o`;
うちは全員が花粉症なので、マスクは常備してるからまだいいけど。
自分で出来る予防はしないとねいけませんね。
こんばんは
いきなり始まるハプニングがショッキングでしたね。
でも、少年2人が撃たれたシーンは、
自殺ではなく他殺だったことに、一番の恐怖がありました。

・・・あのお婆さん。ホント謎ですね(^_^;
ひでさんへ
こんにちは!
最初のほうは本当に衝撃的で、
これから始まる出来事の異常さを予感させましたね。

そうでしたね、少年は自殺でなく他殺でした。
他とは違うけどそれも唐突なハプニングと言えますね。

お婆さんも謎だし、なんだかいろいろ謎のままの映画でしたね~
YANさん、こんにちは。

自然と愛を大切にしなさいというメッセージ
冒頭から最後まで連続するショック描写

どちらを優先させたかったのか
いや、どっちも両立させたかったんでしょうけど
クライマックスにもう一波乱あってもよかったかも

先日やっと感想を書いたんですが
もう4年も前の作品なんですね。

最近はシャマラン監督路線変更(?)してるのか次回はSFアドベンチャー!主演はウィル・スミスと息子のジェイデンです。
バーンズさんへ
こんにちは!
ショック描写はシャマラン監督の持ち味だし、
「サイン」「レディ・イン・ザ・・・」でもけっこう「愛」を感じるから、
シャマラン監督の中では、両立させて描きたかったんでしょうかね。
もう少し観る側に分かり易くして欲しかったですよね。(^^;

お、いつもバーンズさんから新しい情報を教えてもらうなあ~(^_^)
SFアドベンチャーと言ったら、「エアベンダー」に近いものがあるのかな?
あれはファンタジー・アドベンチャーか。
ジェイデン君は「ベスト・キッド」で気に入ったけど、
あれから大きくなっちゃって可愛くなくなってたりして・・・??

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 -YAN-

 
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YAN

Author:YAN
生粋の名古屋人

映画は自宅鑑賞がほとんどです
自分の記憶の記録なので
ネタバレ多いです
愛情を込めて感想を
書いているつもり・・・ですが
文章はつたないです

音楽は70年代ROCKが好みです

「ネタバレあります」
→大きなネタバレ
「ネタバレあるかも」
→小さなネタバレ
となっています ご了承ください

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